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web3.0こそ本命?

ぷらっと立ち寄ったコンビニで日経TRENDY11月号の表紙が目に入った。
表紙には、"そんなに凄いか?Web2.0 次の「Web3.0」こそ本命だ"と書いてある。

Web2.0なんてバズワードに踊らされたくない、と一瞬躊躇するも、とりあえず購入。

家に帰ってきてパラパラ見た程度だが、案の定書き出しからフィードパスの人が大活躍だ。

フィードパスの人によれば、
人間がインターネットに常時接続をされた状態が実現すれば、次のフェーズに移ったといっていいと思う。リアルとネットの垣根がなくなるのが、次のステップの3.0時代

との事だ。
なるほど、もっともな感じもするが、"リアルとネットの垣根がなくなる"と言われてもピンとこない。
さらに、フィードパスの人は
携帯電話や家電、無線LANのアクセスポイントなど、どこでもつながるような時代になる。携帯電話の常時接続は、バッテリーの問題などが解消されれば、5年くらいで実現するのではないか

と、続ける。

バッテリーより帯域の問題を心配するべきだろう。

具体的にはどんなイメージになるんだ?

人間自身がネットに接続するためにはまだしばらくかかるだろうから、ここで言っている"人間がインターネットに常時接続をされた状態"とは、常時接続された携帯電話を持ち歩いているイメージか。
現在でもメールが届けばPUSHで通知してくれるし、インターネットに接続するのも数秒のタイムラグが発生する程度だ。それが常時接続になったところでのどれほどの変化が起きるというのだろうか。
"常時接続"というキーワードには、ブロードバンド&定額料金という意味も含まれているとしても、あの画面サイズでは限界がある。

では、家電がインターネットに接続されたらどうだろう。
外から冷蔵庫の中身が分かる。ちょっと便利そうだ。
外からエアコンを操作できる。用途不明、既に実現済み?
外からオーディオプレイ。意味不明、実現の必要なし。

ていうか、Web3.0の時代はもっとインテリジェンスに、冷蔵庫の中の食材が、事前に設定しておいた閾値を下回ったら勝手に注文しておくという感じか。

あ!、外からにこだわる必要は無いのか。

オーディオからはレコメンドされた曲が流れ(著作権解決済み)、テレビからもレコメンドされた番組が移り(タイムシフト、著作権解決済み)、冷蔵庫とオール電化キッチンが連携して流行のレシピの中からレコメンドされた料理が自動で作られる。
※なぜかレコメンドに固執してしまう

うーん、便利っちゃ便利だけど、そんなには求めていない未来だ。
ここまで便利な世の中になると、これ以上どこを便利にすれば良いのか考えるのも大変。

とにかく、もっともらしい言い方をしてWeb3.0などを提唱するよりも、まずはWeb2.0って結局なんだったんだ?という問題の後処理をお願いしたい。

日経TRENDY11月号の中の、"Web2.0を理解する基礎用語"には、以下のキーワードが出ている。
- CGM
- フォークソノミー
- APIの公開
- マッシュアップ
- Ajax
- 集合知
- ロングテール

そして、フィードパスのfeedpath(ややこしい)には、これらがふんだんに盛り込まれている(そうだ)。

これほどまでにWeb2.0に精通している?フィードパスの人が立ち上げたサービスが、一体どのくらい流行っているというのだろうか?
この事実が全てなのだろう。

Web2.0を意識してサービスを作るのではなく、楽しく便利なサービスを作ったらWeb2.0だったというのが正しい順序だ。

その辺は、以下のエントリーと自分の考えは近い。
Web2.0とか3.0とか

まずはWeb2.0的なサービスを作らなければと考えている自分の意識改革から始めなければ…。
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by aratafuji | 2006-10-03 23:37 | レポート

広告2.0[CGMとの融合]

以下のエントリーを読んだ。
広告2.0 次世代Web広告は業者間でユーザのWeb行動履歴がシェアされる!?

だが究極的には、どこのサイトでどんな行動をしたか、といった情報を多数のWebサービス企業間で共有し、『ヤフオクでトヨタ・カローラを落札してkakaku.comでカーステレオを価格順にソートしたユーザが、Googleでスピーカーについて検索すると、カローラ用カーステレオ用スピーカーのローエンドモデルを価格勝負で販売している業者の広告が出る』といったことが実現されるべきではなかろうか。


うーん、素晴らしい。
業界標準でクッキーのフォーマットとかを統一できたら、BtoBでの情報の受け渡しは不要になり、以下のような懸念も無くなりそうだ。
※プライバシー問題はだめか…

プライバシー問題は勿論、ライバル業者に客が流れる危険性などもあり、政治的な難しさはあるものの、テクノロジー的難易度はそう高くないはずだ。


自分でも広告2.0を考えてみた。

2.0というからには、やはりWeb2.0系のキーワードを広告と絡めたいところである。
ロングテールはGoogleやAmazonが既に行ってるし、Flash広告をAjax広告に変えてもだから何だって感じだし、広告のマッシュアップってのもくどいなー。

ということで、CGMと広告を絡めて見る事にした。
※結論ありきだったので、正直上記のような葛藤は特に無い

まず、CGMと広告の関係というと、真っ先に浮かぶのが、

http://www.blogkoukoku.com/index.htm
http://www.blog-koukoku.com/
http://www.blogclip.jp/

のようなブログを使った広告が思い当たるが、これは個人的にはとても嫌悪感を覚えるビジネスモデルであり、とても今後拡大していくとは思えない感がある。


ではCGMと広告との理想の関係は何かと考えた場合、個人的には"広告をCGMでフィルタリングする"ではないだろうかと思った。

ネット企業の収益源として今後も広告は主流であり続けるだろうし、広告でもユーザーにとって有益な広告であれば立派なコンテンツになりえる。

現在は企業ブランドを保つため、企業自身がフィルタリングした広告をユーザーに届けているかと思うが、今後は一企業が広告をフィルタリングするのではなく、ユーザーがユーザー自身でフィルタリングを行う方向に進んでいくべきではないだろうか。

無数にあるコンテンツをCGMによってフィルタリングしているのがソーシャルブックマークやフォークソノミーであり、既にその有益性は実証されている。

Googleのアドワーズがクリック率を踏まえた上で広告の掲載順序を決めているという事でこの考えに近いかとも思うが、クリックという行動のみでユーザーの意見を汲み取るのには限界があるだろう。

もちろん技術力を駆使して、ユーザーの能動的な行動が無くても、無意識なユーザーの行動を元にユーザー毎にパーソナライズされた広告を表示する事も可能かと思うが、現状のネット業界で一企業が技術力で勝負に出るのは、得策だとは思えない。
※理想論は技術力で勝負に出るべきなのだろうが、現実的に一企業、一サイトがビジネスを行う上でという意味で

ではどのようなサービスが自分の考えに近いかといえば、やはりAmazonやアットコスメになるだろうか。
Amazonがレビューを元に売ろうとしているのは自社の商品だが、そこが他社の商品やサービスの広告に置き換わるイメージだ。

現状の広告業界の常識では、同業他社の広告を比較して並べるなど有り得ない事だろうし、お金を払って出稿した広告を評価されて喜ぶクライアントなどもいないだろうから、常識的に考えて実現は難しいのかもしれないが、常識的な範囲内でビジネスを考えていてもなかなか活路は見出せないのではないだろうか。

具体的な実装方法に関してだが、例えば最初に引用させて頂いたエントリー内に以下のような記述がある。

これまで私は、広告を出す業者=最低でも広告費分が原価に上乗せされている=高い=価格以外の面で付加価値を打ち出さざるをえない=最安値業者にはなりえない、という先入観を持っており、価格重視で買い物をする際には広告を出していない企業を如何に探し出すかで最安値に近い選択ができると考えていた。しかしながら、今回はたまたま"ネットプリント""オンラインプリント"といったキーワードの単価が安かった為か、ほぼ最安値と思われる業者が広告を発信していた。


このようなレビューを広告に付けるのである。
アフィリエイトや上記のブログ広告とは違い、レビュワーに利益は入らない、
アマゾン(のレビュー)やアットコスメのような、モデルである。

レビューを書いてもらうのが敷居が高いのであれば、タグでも良いだろう。

"ユーザーのRadical Trust(進歩的性善説)と集合知を利用した次世代広告モデル"
新聞やマスコミが飛び付きそうなキャッチフレーズである。

実装方法に関しては、もう少し考えてみなければ…。
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by aratafuji | 2006-09-25 23:25 | レポート