self memo

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年末年始に考えた

年末に以下のエントリーを読んで、とても同感した。
「はてな」がWeb制作を「ものづくり」と呼ぶことにかなり違和感を感じるのはなぜなんだろう?
※別にはてながどうこうというわけではなく、自分がやっているWebアプリケーション開発という事自体をとても「ものづくり」とは言えないなという意味で。

年始にテレ東で放送していた世界大工王決定戦という番組を見てて、拘り持って家を作っている職人さん達が、何だかとても羨ましく思えた。
※鳶やってた友達に話したら、人前で喧嘩するなんてあんなの職人じゃねーと言っていたが…。

この2つのインプットを通して(はまちちゃん同様)ぼくの中でなにかがハジけた。

よくシステム開発は建築に例えられるが、自社サービスに限った場合、自分がやっている事なんてどっかしらで無料で手に入るパーツを自分の家の庭で組み合わせて、ちょっと外観を飾り付け、少しだけ珍しい家具が置いてあるだけみたいなものだ。
こんなんでは、とても自分は「ものづくり」をしていますと胸を張って言えない。
受託は食いつなぐためにやらざるえないけど、いずれは自社サービスのみで食っていけるようになりたいなんて安易に言っていた自分が恥ずかしい。

当たり前の話しだが、クライアントが他人ならば受託開発であり、クライアントが自分(自社)ならば自(社)サービスになるわけで、システム開発部分でのやること自体は全く変わらないはずだ。

安直に、受託開発はつまらないし大変だから極力避けたい、自社サービスは作ってて面白いからやりたいなんて考えず、お金を払ってでもシステムを作ってほしいと考えているクライアントがいるのであればとことん拘ってシステムを構築し、自分がお金を払ってでも作りたいと思うサービスがあるのであれば、自分自身がクライアント兼請負業者になれば良いんだろうな。

そういう視点で考えると、今まで自社サービスとしてやりたいと思っていた(もしくは作った)サービスの中で、お金を払ってでも作りたいようなサービスがはたしてあったんだろうか…。

とても当たり前の事を書いている気がするが、そんな事も分かっていなかった。

- クライアントが他人ならば受託開発、クライアントが自分ならば自サービス
- どちらもやる事自体は同じであり、品質、モチベーションが変わる事自体が適切ではない
- 自サービスを考える上で、自分自身お金を払ってでも作りたいサービスかどうかという点を基準にする

こんな当たり前の事をしっかりと心に刻み、今年も頑張っていこうと思う。
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by aratafuji | 2009-01-06 20:45 | つぶやき

「一日一選」というサービスを作ってみた

先週から今週にかけての間で、「一日一選」というサービスを作ってみた。
一日一選
モバイル向けのみだけど、何とか動くようになったかと。

このサービスの主な機能は、モバイルから画像をメール投稿出来るだけだ。
ただそれだけ。
しかも、1日に投稿できる画像は1枚のみっす。
※同日に再投稿すれば、上書きされる

元はといえば、このサービスは奥さんの企画だ。
珍しく奥さんと意見が一致した、記念すべきサービスなのである。
これぞ正しく、"初めての共同作業"。

私のように、携帯のカメラ機能を全く使えていないような人がもしいたら、お気軽に使ってみて頂けるとありがたいっす。

継続してみると、面白い物が出来るはず!と信じて、まずは自分だけでも使ってみようと思います。
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by aratafuji | 2008-12-17 00:31 | つぶやき

日本人受けするWebサービスの要素

前職の上司だった方と、日本人受けするWebサービスの要素って何だろうと話した機会があったので、その時に考えた事のメモ。

個人的に、以下の3要素ではないかと考えた。
1.習慣化
2.匿名性
3.ゆるい繋がり

1.習慣化
個人的に、ここ1年ほどの間で習慣化した事として、"体重、体脂肪測定"、"家計簿"がある。
"体重、体脂肪測定"は毎回の結果をカレンダーに記述しており、一日でも忘れる(カレンダーに穴が開く)と、とても残念な気持ちになる。
"家計簿"はフリーのソフトウェアを使って付けているが、こちらは1日忘れると、翌日がかなり面倒になるので、極力その日の収支はその日中に入力するようにしている。
これらの作業は、始めた頃こそ意識しないと忘れてしまっていたが、頑張って続けていくうちに、夜風呂からあがったら"体重、体脂肪測定"⇒カレンダーに記述、寝る前⇒"家計簿"という行動が習慣化され、今では決して忘れる事は無くなった。
※覚えていても、面倒だからパスする日もあるが…

上記の例のように、一度習慣化させ、後は無意識に行動させる事が重要ではないだろうか。

自分が関わったWebサービスの中で、この習慣化がうまく働いたと思われる例が2つほどあった。
一つはモバイル向けの懸賞サイトである。
そのサービスはただ単に一日一回リンクが着いたメールが携帯宛に送信されるだけのものだ。
リンクを押すと、何のエフェクトも無しに、98%ぐらいの確率で"はずれ"とだけ表示されるのだが、そのサービスのCTRは70%近くあったと記憶している。
私自身、システム確認用に登録していたのだが、毎日大体決まった時間にメールが届き、リンクを押し、はずれを見て携帯を閉じるという行動が、習慣化されていた。
※時たま"当たり"が出ても、いつもの習慣で携帯を閉じてしまう

もう一つはレシピサイトだ。
こちらのサービスは、毎週月曜日に一週間分のレシピが更新されるのだが、他の日に比べて月曜日のアクセス数は群を抜いていた。
きっと、月曜日にそのレシピサイトにアクセスして、その週の献立を考えるという行動が習慣化されたユーザーの方々が多かったのではないだろうか。

ちなみに、この"習慣化"と"日本人向き"との関連性は不明…。


2.匿名性
個人的には"実名"のメリットを感じているのでとても残念なのだが、やはり日本では"匿名性"を前面に押し出していかないと流行らないのだろうと感じている。
犯罪予告でもしない限りは身元がばれないような安心感を出していった方が、やはりユーザーに受け入れられるのであろう。


3.ゆるい繋がり
多くの人がmixiのガッツリとした繋がりに疲れているのではないだろうか。
mixiで日記を書いているユーザーは、この日記を誰が読んでいて、それを読んだらどう思うかを、多少なりとも考えていると思う。
だからこそtwitterのように、基本は誰も見てないだろうというようなミニブログがある程度受け入れられたのではないだろうか。
2chでいうならば、"この速さなら言える!"というノリである。

twitterのような、自分の友人関係でグルーピングするようなミニブログは腐るほどあるからもう需要は無いかと思うが、他の切り口でグルーピングするようなミニブログはまだいけるのではないだろうか。
※スレッドという要素でグルーピングしたのが2ch、動画コンテンツという要素でグルーピングしたのがニコニコ動画というイメージ
そのグルーピング要素の一つとして位置情報があるかなと考えている。

結論として、上記3要素を満たす、最も日本人向きのWebサービスは、やっぱり2chだったか。


書いているうちに、何だかとっても当たり前の事を書いている事に気付いた。

しかしながら、何か新しいサービスを考える際に、とっても当たり前の事をすっ飛ばして、"こんなサービス面白いかも"、"こんなサービスがあれば便利かも"などと考えてしまう事が多々あるので、自分への戒めの意味で投稿しておく。
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by aratafuji | 2008-12-09 05:37 | つぶやき

出会い系サービスを考えてみた

出会い系サービスを考える機会があったので、必要だと思う要素を自分なりに考えてみた。

結論としては、以下の8点が重要なのではないだろうか。

1.マッチングの精度
2.アクションを起こすと、期待以上のレスポンスが得られる事
3.ノイズ(出会いたくない人)を混ぜない
4.参加する事への疚しさを排除
5.遊びの要素も必要
6.リアルタイム性が重要
7.インターフェースはシンプルに
8.目的毎に分ける

1.マッチングの精度
一番重要な事は、マッチングの精度であろう。
詳細なプロフィールを登録してもらい、ただ単に検索出来るようにしたところでうまくいくとも思えない。
レコメンドのアルゴリズム(協調フィルタリング、ベイジアンネットワークとか)や、行動ターゲティングの仕組みとかを組み合わせて、マッチングの精度を高める事が重要であろう。

2.アクションを起こすと、期待以上のレスポンスが得られる事
アクション(プロフィール掲載、メッセージ送信など)を起こしても、何もレスポンスが得られなければ、ユーザーはアクションを起こしてくれなくなる。
あるユーザーのアクションは、別のユーザーのレスポンスにつながるわけだから、その辺りを活性化させる仕組みが必要であろう。

3.ノイズ(出会いたくない人)を混ぜない
クラブでナンパして、"私、音聞きに来てるから~"って言われると凹む。
その場合、音聞きに来てるギャルにとっては、ナンパ男はノイズであるとともに、ナンパ目的の者にとっては、音聞きギャルはノイズなのだ。
※単なる断る口実の可能性も否定できないが…。

4.参加する事への疚しさを排除
かなり前に、電波少年企画のチューヤンプロデュース、"後楽しいガーデン"というイベントに参加した事がある。
完全な出会い系イベントであったが、大盛況だった。
私も、一緒に行った友人達も、そのイベントに参加した事に対して全く疚しさは無い。
※当時の彼女には秘密にしていたが…

ネタ的な楽しさや面白さ、参加する事のロイヤリティを高める等で、疚しさを排除する事も出来るのではないだろうか。

5.遊びの要素も必要
こちらも"後楽しいガーデン"での経験だが、後楽園遊園地内の至る所で数々のイベントが行なわれており、見知らぬ男女が楽しく遊べる工夫がされていたからこそ、かなり面白いイベントになったのであろう。
ただ単に出会いたい者同士を同じ空間に押し込めても、参加者に苦痛を与えるだけだ。

6.リアルタイム性が重要
人間の気分などすぐ変わる。
出会いたい!と思っても、"書類を郵送してください"、"プロフィールの承認に1日かかります"とかでは、テンション下がりまくりであろう。
セキュリティが重要な事は言うまでも無いが、リアルタイムでもセキュリティを保てるような仕組みを考える必要がある。
機能としては、マッチした相手とすぐにIMが出来るとかが望ましい。

7.インターフェースはシンプルに
セカンドライフで、見知らぬ外人の女性と話したことがあるが、セカンドライフの複雑なインターフェースにアップアップしていたため、気軽に会話を楽しむ事が出来なかった覚えがある。
一方、以前あったAIM(AOLのIM)の検索機能を使って、見知らぬ外人の女性と会話した時は、かなり楽しく話しこめた覚えがある。
コミュニケーションを求めている者にとっては、仮想空間など不要なのである。

8.目的毎に分ける
同僚に、どんな出会い系サービスが良いですかね?と聞いたら、"すぐに会えりゃいんじゃね?"と言われた。
上記2と同様だが、じっくり恋愛相手を探したいユーザーにとって、この同僚はノイズ以外の何者でもない。
じっくり恋愛相手を探したいユーザーと、この同僚をマッチさせない仕組みが重要であろう。


まあ、ウダウダ考えてはみたものの、どれも当たり前の事か。
個人的には"後楽しいガーデン"のような体験をWebサービス(+ リアル)で実現してみたい。

彼女のいる自分にとっては不要なサービスだけど…。
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by aratafuji | 2008-04-19 17:27 | レポート