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広告2.0[CGMとの融合]

以下のエントリーを読んだ。
広告2.0 次世代Web広告は業者間でユーザのWeb行動履歴がシェアされる!?

だが究極的には、どこのサイトでどんな行動をしたか、といった情報を多数のWebサービス企業間で共有し、『ヤフオクでトヨタ・カローラを落札してkakaku.comでカーステレオを価格順にソートしたユーザが、Googleでスピーカーについて検索すると、カローラ用カーステレオ用スピーカーのローエンドモデルを価格勝負で販売している業者の広告が出る』といったことが実現されるべきではなかろうか。


うーん、素晴らしい。
業界標準でクッキーのフォーマットとかを統一できたら、BtoBでの情報の受け渡しは不要になり、以下のような懸念も無くなりそうだ。
※プライバシー問題はだめか…

プライバシー問題は勿論、ライバル業者に客が流れる危険性などもあり、政治的な難しさはあるものの、テクノロジー的難易度はそう高くないはずだ。


自分でも広告2.0を考えてみた。

2.0というからには、やはりWeb2.0系のキーワードを広告と絡めたいところである。
ロングテールはGoogleやAmazonが既に行ってるし、Flash広告をAjax広告に変えてもだから何だって感じだし、広告のマッシュアップってのもくどいなー。

ということで、CGMと広告を絡めて見る事にした。
※結論ありきだったので、正直上記のような葛藤は特に無い

まず、CGMと広告の関係というと、真っ先に浮かぶのが、

http://www.blogkoukoku.com/index.htm
http://www.blog-koukoku.com/
http://www.blogclip.jp/

のようなブログを使った広告が思い当たるが、これは個人的にはとても嫌悪感を覚えるビジネスモデルであり、とても今後拡大していくとは思えない感がある。


ではCGMと広告との理想の関係は何かと考えた場合、個人的には"広告をCGMでフィルタリングする"ではないだろうかと思った。

ネット企業の収益源として今後も広告は主流であり続けるだろうし、広告でもユーザーにとって有益な広告であれば立派なコンテンツになりえる。

現在は企業ブランドを保つため、企業自身がフィルタリングした広告をユーザーに届けているかと思うが、今後は一企業が広告をフィルタリングするのではなく、ユーザーがユーザー自身でフィルタリングを行う方向に進んでいくべきではないだろうか。

無数にあるコンテンツをCGMによってフィルタリングしているのがソーシャルブックマークやフォークソノミーであり、既にその有益性は実証されている。

Googleのアドワーズがクリック率を踏まえた上で広告の掲載順序を決めているという事でこの考えに近いかとも思うが、クリックという行動のみでユーザーの意見を汲み取るのには限界があるだろう。

もちろん技術力を駆使して、ユーザーの能動的な行動が無くても、無意識なユーザーの行動を元にユーザー毎にパーソナライズされた広告を表示する事も可能かと思うが、現状のネット業界で一企業が技術力で勝負に出るのは、得策だとは思えない。
※理想論は技術力で勝負に出るべきなのだろうが、現実的に一企業、一サイトがビジネスを行う上でという意味で

ではどのようなサービスが自分の考えに近いかといえば、やはりAmazonやアットコスメになるだろうか。
Amazonがレビューを元に売ろうとしているのは自社の商品だが、そこが他社の商品やサービスの広告に置き換わるイメージだ。

現状の広告業界の常識では、同業他社の広告を比較して並べるなど有り得ない事だろうし、お金を払って出稿した広告を評価されて喜ぶクライアントなどもいないだろうから、常識的に考えて実現は難しいのかもしれないが、常識的な範囲内でビジネスを考えていてもなかなか活路は見出せないのではないだろうか。

具体的な実装方法に関してだが、例えば最初に引用させて頂いたエントリー内に以下のような記述がある。

これまで私は、広告を出す業者=最低でも広告費分が原価に上乗せされている=高い=価格以外の面で付加価値を打ち出さざるをえない=最安値業者にはなりえない、という先入観を持っており、価格重視で買い物をする際には広告を出していない企業を如何に探し出すかで最安値に近い選択ができると考えていた。しかしながら、今回はたまたま"ネットプリント""オンラインプリント"といったキーワードの単価が安かった為か、ほぼ最安値と思われる業者が広告を発信していた。


このようなレビューを広告に付けるのである。
アフィリエイトや上記のブログ広告とは違い、レビュワーに利益は入らない、
アマゾン(のレビュー)やアットコスメのような、モデルである。

レビューを書いてもらうのが敷居が高いのであれば、タグでも良いだろう。

"ユーザーのRadical Trust(進歩的性善説)と集合知を利用した次世代広告モデル"
新聞やマスコミが飛び付きそうなキャッチフレーズである。

実装方法に関しては、もう少し考えてみなければ…。
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by aratafuji | 2006-09-25 23:25 | レポート