self memo

「春のMySQL祭り2008」に行ってきた

先日、MySQLのセミナー(春のMySQL祭り2008)に行ってきた。

全体的に、Sunの宣伝のような内容で、ぜひMySQL Enterprise Server(有償)の契約をして下さいというような感じ。
この辺りは、かなりOracle化してきた印象を受ける。

カイ・アーノさんという、MySQLのコミュニティ担当の方のお話しは、MySQLがとてもコミュニティを大切にしているという雰囲気が伝わってきて、好感が持てた。

MySQL社は、ほぼ全ての社員をコミュニティから採用しているそうだ。
社員全員MySQL大好きマニアなわけだから、そりゃうまく回るだろう。

うちの会社も思い切ってオープンソースにし、コミュニティを形成してみたらどうだろうか。
だめか…。


特別ゲストで日本MySQLユーザ会の人もプレゼンをしていた。
Sunへの要望をほのぼのと聴衆に訴えていたのだが、こちらに言われてもどうしようもない。

Sunの社長、MySQLの社長等と同じ場でほのぼの話せば話すほど場違い感が増し、少しかわいそうに感じた。


そんな感じのセミナーだった。
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# by aratafuji | 2008-04-11 18:34 | レポート

友人関係をXFNで表現するだけのサービスを作った

自分の友人関係をXFN(XHTML Friends Network)で表現するだけのサービスを作ってみた。

My Friends Network


[概要]
Join!で、適当なアカウント、適当なパスワード、自分自身を表すURL(twitterとか)を入力すると、ユーザーページ(http://testtu.be/mfn/user/[アカウント])が生成される。
aratafujiのページ

・友達を登録すると、登録時に設定したXFN形式でリンクが生成される。

・ユーザー、友達とも、Fooo.name!!から関連URLを取得できれば、合わせて表示する。
※Fooo.name!!に関しては、開発者blogを参照


ただそれだけ…。
Social Graph APIに取り込んでもらえれば、ハブ的な意味も少しは有るような、無いような。


なお、久々にPerlを使ったら楽しかったので、YAPCに申し込んでみた。
今のPerlのトレンドと自分のスキルとの間にどのくらいの開きがあるのか、確かめてみたいと思う。
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# by aratafuji | 2008-03-29 00:16 | レポート

「Web 標準セミナー」にて考えたデザイン不要論

本日、アップルジャパン主催の「Web 標準セミナー」に行ってきた。
概要は以下の通り。

━━━━━━━━セミナー概要━━━━━━━━
第一部(13:30-16:30)
講 師:益子貴寛(株式会社サイバーガーデン 代表取締役)
Website: http://www.cybergarden.net/
1. Web標準とは何か
2. Web標準とXHTML+CSS
3. Web標準とブラウザ
4. Web標準と制作ワークフロー
5. Web標準のメリット -ケーススタディ-
・クロスブラウザ表示の実現
・アクセシビリティの向上
・SEO効果の向上
6. Webサイトの品質保証とソースコードの検証
7. ソースコード検証ツールの紹介
8. ブラウザやツールを品質保証に活かす方法
9. 質疑応答

第二部(16:45-17:30)
講 師:アップルジャパン株式会社ワールドワイドデベロッパリレーションズ 永松正人
1. Safari概要
2. Safariと標準
3. Safariのデバッグツールの紹介
4. Apple Developer Connectionの紹介

感想を一言で言えば、"ミスマッチ"。

エンジニアの自分は、完全に対象受講者では無かった。
そしてデザイナー、コーダーの方々もまた対象受講者では無かったと思われる。

では誰向けのセミナーだったかというと、"Webマスター"もしくは"Webディレクター"と呼ばれる方々向けだったのではないだろうか。
デザイナー、コーダーの方々の苦労を理解出来ていない"Webマスター"もしくは"Webディレクター"と呼ばれる方々には、ぜひ聞いて頂きたい内容だった。

なお、第一部に関しては、(自分はミスマッチだったが)決して内容が悪かったわけではない。
自己紹介を聞いて知ったのだが、講師の益子貴寛さんという方は、自分も活用させて頂いているWeb標準の教科書の著者であり、知識、経験も豊富な方である印象を受けた。

第二部は、、、。ただの宣伝だったので、割愛。


第一部で印象に残った内容は、クロスブラウザー対応、各種デバイス対応に関してであった。

- 各種ブラウザ(IE,Firefox,safari,netscape)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう
- ブラウザの各種バージョン(IE5、5.5、6、7、…)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう
- 各種デバイス(screen、プリンター、プロジェクター、Wii、DS、iPod touch、…)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう

一体、何種類のスタイルを準備しろと…。

Webデザインのセミナーに出ておいて何だが、
Webデザインってそんなに重要?
そんなにコストかける必要ある?
という疑問が浮かんできてしまった。

デザインにかける膨大なコストを、コンテンツにかけた方が有益ではないのか?

非常にしょぼく、見辛いけど、有益なコンテンツを含むサイトと、とってもおしゃれで、全く内容が無いサイトのどちらが必要かと考えれば、私は間違い無く前者を選ぶ。
私が普段Webを巡回している理由は、おしゃれなデザインを見たいからでは無く、有益な情報にアクセスしたいからに他ならない。

ここは思い切って、コンテンツプロバイダーはXHTMLのみ出力するというのはいかがであろうか。

ブラウザやデバイス側で、(現状よりましな)デフォルトcssを適応してくれればそれで良い。
RSSリーダー程度のデザインであれば、それで十分だ。

リテラシーが高い者は、自分専用のcssを適用させれば良い。

そもそもユーザビリティなんて、人それぞれだ。
万人向けのユーザビリティなんて試行錯誤する暇があったら、肝心のコンテンツに注力するべきであろう。
ユーザーは、自分がもっとも使い勝手の良いcssを全てのサイトのXHTMLに適応させれば、今よりももっとユーザービリティが向上するのではないだろうか。

時代に逆行している気もしないではないが、Webがそんな方向に進んでも良いのではないかと思った。

決して、クロスブラウザー対応、各種デバイス対応が面倒だからこんな事を考えたわけではないと、自分で自分を信じたい…。
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# by aratafuji | 2008-03-18 20:57 | レポート

自分の進むべき道

昨日のエントリーに対して、champlasonicさんがコメントしてくれた事に対する自分のコメント。
コメントありがとうございます!
<中略>
このまま行くと、1⇒7⇒8⇒9のような流れの、(悪い意味で)普通で、ありがちな、つまらなく、救いようが無い、ダメ企業になってしまいそうな事を危惧しています。

この宴明けの二日酔い状態で書いたコメントを改めて読み直して、やや反省。
自分のような立場の者が、上場企業の行く末を危惧したところで、何も変わらない。
これぞ正しく新橋の赤提灯の店で愚痴るサラリーマン。

昨年ミスった冠婚葬祭で不要になった品々の売却を試み、元手の1/20程度にしかならないという現実を思い知らされた頭で、改めて自分の進むべき道を考えてみた。

■1.会社のビジョンなんて身分不相応な事など考えず、与えられた業務を淡々とこなす傍ら、(勤務時間外で)副業に精を出す
[メリット]
- 小遣い程度の副収入ならば容易
- 副業がうまくいっちゃったら、明るい未来が待っている
[デメリット]
- 倫理的葛藤
- 業務規則違反における、解雇のリスク
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感を得られない
- 睡眠時間、趣味に費やす時間を削減する必要有り

■2.会社のビジョンなんて身分不相応な事など考えず、与えられた業務を淡々とこなす傍ら、趣味に没頭
[メリット]
- ストレスフリー
- 健康的な毎日
[デメリット]
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感を得られない
(定時、週末を心待ちにするだけの日常)
- お先真っ暗

■3.会社のビジョンなんて身分不相応な事にも関わらず声を上げ、行動で示す
[メリット]
- (自己満足による)充実した毎日
- 「熱いね~」、という褒め言葉なのか馬鹿にされているのかが良く分からないような言葉を頂ける
- うまくいけば、愛する企業の業績が好転する可能性も有る(と考えたい…)
[デメリット]
- 多大な労力を伴う
- ただの勘違い野郎になる可能性(大)
- 同僚に迷惑をかける可能性(有)

■4.見切りをつけ、ビジョンに共感できる新天地を求める
[メリット]
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感が得られる
[デメリット]
- 採用されないリスク(志の高い企業は、その分敷居も高いであろう)
- 入ってみなけりゃ分からない

■5.見切りをつけ、ビジョンを自らが創造する
[メリット]
- 労働時間など関係無く充実した毎日
- ハイリターン
[デメリット]
- 全てにおいてハイリスク

■6.上記1~4全てを含んだハイブリット型(気分変動)
[メリット]
- 上記1~4のメリットの断片を得られる
[デメリット]
- 全てにおいて、中途半端

現状の自分は、モロ6番な中途半端野郎である。

考えてみて思ったが、そもそも"メリット"、"デメリット"という軸のみで自分の進むべき道を考える事自体がナンセンスなのであろう。

在籍する企業のビジョンを創造する部分に、全く関われない立場にいるという評価を真摯に受け止め、いい加減"決める"事をしなければ。
しかし、0x20歳、すなわち32歳あたりを過ぎても「自分が見つからない」人々は、無理矢理にでも自分を決めてしまった方がいい。「自分を決めた者」を、自分探しをしている人々が嗤うのは確かだが、嗤わせておけばいい。
探すな決めろ - 書評 - 自分探しが止まらない

なぜならば私も0x20歳。
弾の教えに従うまでである。

<追記>
ごちゃごちゃ言ってるけど、勇気がないだけじゃん
要は、勇気がないんでしょ?

この方(実際はその友人?)が仰っているように、確かに「だせぇ」と思うので、とりあえず環境を言い訳にするような妄想は止めました。
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# by aratafuji | 2008-03-16 16:31 | レポート

ビジョン欲

現在の自分を取り巻く環境を妄想してみた。
1.企業のビジョンが不明

2.組織体制や雰囲気から、各自が企業の方向性を想像

3.想像した方向性において、各自で何が出来るかを模索

4.実行

5.想像が違っていたため、評価されず、うまく実行もできず…。

6.判定
ループがi回未満なら2へ
ループがi回以上なら7へ

7.やる気無くす、想像しても分からないから指示を待つ

今までは、企業のビジョンなんて大して重要に考えていなかった。
辛い状況になって、初めてビジョンの重要性を痛感した。

ビジョンがあれば、短期的な方向性もぶれないであろう。
ビジョンがあれば、短期的な方向性に疑問も生じないであろう。
ビジョンがあれば、意思決定もぶれないであろう。
ビジョンがあれば、意思決定も迅速であろう。
ビジョンがあれば、組織体制に疑問も生じないであろう。
ビジョンがあれば、組織体制が頻繁に変わる事も無いであろう。
ビジョンがあれば、本音と建て前の使い分けなど不要であろう。
ビジョンがあれば、各自が今何をすべきかが明確になるであろう。
ビジョンがあれば、評価も明確になるであろう。
ビジョンがあれば、他部署との意思疎通も容易になるであろう。
ビジョンがあれば、ミーティングの回数も減るであろう。
ビジョンがあれば、社員同士の一体感も生まれるであろう。
ビジョンがあれば、働いてて楽しいであろう。
ビジョンがあれば、幸せだろう。
ビジョンがあれば、ビジョンさえあれば…。

ビジョンは危険だ。
怪しい新興宗教と紙一重だ。

しかしながら、"Don't be evil."であれば、それでも良いのではないだろうか。
何が正義で何が邪悪か、それは誰が決めるのか?
そういう物事の理は百人の平均的な人に尋ねてみれば、だいたい一致するだろうとシュミットは語ります。

と梅田さんも書いていたことだし。

流行によってコロコロ変わるような、バズワード的なビジョンなんていらない。

心の底から信じられるようなビジョンが欲しい。
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# by aratafuji | 2008-03-15 08:50 | レポート

"ウェブ時代 5つの定理"の対象読者

ウェブ時代 5つの定理を読んだ。

自分探しが止まらないを読んでフラストレーションが溜まっていた私は、いかにもな「自己啓発書」と思われる本書を読めば、ノリノリな気持ちになれると信じていた。
けれど、ノリノリになれなかった…。

なぜだろうか?
結論からいえば、私は本書の対象読者では無かったからであろう。

私が思う、本書の対象読者は以下の何れかに該当し、かつ「働く充実感」を得られていない者だ。
- 才能溢れるAクラスの技術者
- 豊富な経験を積んでいる者
- 大金持ち

残念ながら、私は上記対象に該当しない。

まえがきには以下の記述がある。
現代社会で働くすべての人が、仕事に活路を見出していくうえで座右に置き、仕事のさまざまな局面で手に取り、この金言を何度も繰り返し実際に使えること、生きるヒントを得られること、仕事に活かせること。それを、本書は目指しました。

これを読んでた頃は、ワクワクだった。
なぜならば、私は現代社会で働いている。

期待に胸膨らませて挑んだ第一の金言は、以下だ。

もしフラストレーションが報酬よりも大きかったら、
そして、失敗の恐れよりも欲のほうが大きかったら、
そして、新しい技術や製品がつくれるのなら、始めよ。
<以下略>
-- ゴードン・ベル

注目すべきは、これら3つの条件式が、"and"な点だ。
1番目、2番目の条件は主観的な条件なので、何とかなる。
さらっと書いてある3番目の条件、これは厳しい…。

やや動揺しつつも読み進める。

Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。
Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。
-- シリコンバレーの格言

上記した通り、私はAクラスの人ではない。
決して、"採用面接を受けるならば、Bクラスの面接官がいそうなところに行け"と言いたいわけではないところをみると、この格言から何を学べというのだ。
Aクラスでなくとも、"Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。"事ぐらい分かる。
サイボウズラボの人の記事を読むと、そんな甘いなものではないのかもしれないけど…。

その後、シリコンバレーやGoogleに、世界中から「最高に優れた技術頭脳」が集まっている様を表す金言?が続く。
そんな事も知っている。
知りたい事は、「最高に優れた技術頭脳」を持っていない私はどうするべきかなのだ。

P.191~192にかけては、boldでさらに追い討ちをかけられる。

第4定理までで、私は本書が対象とする技術者では無い事を思い知らされた。

そして、第5定理の"大人の流儀"。
ここで定義されている"大人"とは、"十分な経験を積んだ者"、"投資する余裕のある大金持ち"ではないだろうか。

こちらも前述した通り、私は該当しない。

ページを読み進める度に、今までの人生で一体自分は何をしてきたんだろうか、というような後悔の念だけが強まる。

最後の最後で、著者から私のような者に向けられたと思われる記述が現れる。
それは、以下の格言を受けてのものだ。
自分がやらない限り世に起こらないことを私はやる。
-- ビル・ジョイ


しかし、この言葉はそんな一握りの天才だけに許された言葉なのでしょうか。
私はそうは思いません。
どれほどの数の人がいても、一人ひとりの個性や経験や環境はすべて異なります。さまざまな個性や志向性を組み合わせていけば、「自分がやらない限り世に起こらないことをする」ことは必ずできる。

ここまででケチョンケチョンにされてきた私に、もはやこの言葉は響かない。
そして、読了。

本書を読んだ事で、きっと私の人生は変わらないだろう。

これまでだって、それなりに努力してきた。
そして、これからもそれなりに努力し続ける。

本書に以下の記述がある。
個に徹底的に自由を与える。結果としての平等を求めるのではなく、すべての人にすべての情報があまねく与えられる環境整備をして、機会を均等に与えたい。インターネットとはそういうことを実現できるものなのだ、

機会が平等に与えられている事も、知っている。
与えられた機会を生かせていないのは、自分のスキルの問題だ。

"今のままの君でいいよ"なんて欠片も思わせてくれなかった事は、感謝するべきだろう。
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# by aratafuji | 2008-03-05 00:52 | レポート

"自分探しが止まらない"の落とし所

自分探しが止まらないを読んだ。
とても読みやすく、一気に読めてしまった。
Danさんや、「自己啓発書」が好きな人が述べているように、膨大な資料が提示されているのは確かだが、やはり"資料をまとめただけじゃない?"と思ってしまう。

著者は、まえがきの中で、以下のように述べている。
「自分探し」にハマりこまないためのヒントを示すところまで持っていきたい。

そして、そのヒントが以下である。
筆者は自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブ・シンキングに逃げ込む姿勢を批判してきたが、ポジティブ・シンキングそのものを否定しているわけではない。むしろ、こういう世の中を生きるために欠かせない武器こそ、「自分探し」に振り回されず、前向きに生きる姿勢であると信じている。
"ポジティブ・シンキング"と、"前向きに生きる姿勢"を同意と考えると、安易じゃないポジティブ・シンキングって何だ?ポジティブ・シンキングに至る過程が重要という事か?
散々事例を挙げた上での結論がこれだとすると、かなり残念である。

また、本書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。
まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、本当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。
あとがきにもそのような記述がある。
僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。

頑張ったからではないのか?
汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか?

しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。

"頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、本書の中で散々嘲った"自己啓発本"になってしまう。

そういう意味で、本書の落とし所は大変難しい。

"海外行ったて、何も変わらない!現実逃避するな!現実を見ろ!お前に可能性なんて無い!"のような、思いっきりブルーな落とし所に持っていっても良かったかもしれない。
※中盤辺りまではそういう勢いを感じたのだが…

しかしながら、個人的には本書の中で"自分探し"とは対極な存在として挙げられていた三浦カズや野茂を"自分探し"の理想のゴール像として提示して欲しかった。

Danさんも書いている通り、嘲うべきは、"自分探し"をしている人ではなく、"決められない人"である。

三浦カズや野茂のように、"自分を探し"、"決め"、"突き進む"人達は、やっぱりカッコいい!
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# by aratafuji | 2008-02-28 17:58 | レポート

"なめらかな社会"に関する考察

昨日のエントリーで触れた、"なめらかな社会"に関して、早速彼女に話してみた。

すると、鋭いご指摘が…。

まずは、「なめらかな貨幣(PICSY)」について。
3.設計研第7回:鈴木健 講演(3) - ised議事録 - ised@glocom

PICSYのゴールとして、以下の記述がある。
二点目に重要なのは、「コミュニケーション力学を変える」ということです。従来の売る-買うというコミュニケーション構造においては、買い手が神様でした。貨幣を持つほうが圧倒的に強かったわけです。その一方、売り手は商品さえ売ってしまえば、買い手の効用を考慮しなくてもいいわけです。これに対して、PICSYにおいては売り手が投資家にあたります。価値が伝播するというのは、いいかえればすべてが投資になるということなんですね。というのも、PICSYでは買い手がより高い価値を生み出せば生み出すほど、自分にリターンしてくる利益も大きくなるからです。つまり商品を売り払った後も、売り手は最後まで責任を持つようになります。


"すべてが投資になる"って、よく考えると怖い。
一番怖い例としては、鈴木さんが説明に使っている医者の場合だ。

こちらの例では、治る見込みの有る(後ほど収益を上げる可能性の有る)患者の例なので、問題無さそうに見えるが、逆に治る見込みの無い(後ほど収益を上げる可能性の無い)患者であったら、どうなるのだろうか。
この説明だけを読む限り、そのような患者を、医者は治さなくなるという事か?


次に、「なめらかな社会契約」について。
3.設計研第7回:鈴木健 講演(3) - ised議事録 - ised@glocom

鈴木さんの考える、ライフログに蓄積されるデータとは、ユビキタス社会で自動収集するデータとの事だが、そのライフログの中は、"本音"と"建て前"のどちらが多く占められるのだろうか。

例2:まわりにタバコを吸う人しかいない場合に限り、タバコを吸ってもよいとする。過去にいつタバコを吸ったかというデータがライフログに残っていれば、タバコに火を点けることができる。もちろん、「自分はタバコを吸わないが、他人がタバコを吸うのはかまわない」という人の前では吸うことができる。そうした情報もライフログに保存する。

タバコを吸わない人にとって、まわりでタバコを吸われる事は、本音では嫌な場合が多いのではないだろうか。
しかし、喫煙者が目上の人だったり、細かい事を気にしていると思われたく無いなどの理由で、建て前上は「どうぞ吸ってください」とのデータをライフログに登録しておいたとする。
すると、周りの喫煙者達は、全く遠慮せずにタバコを吸い始める。

この"遠慮"が無くなるのが、"なめらかな社会"なのだろうか…。
タバコを吸っても良い、吸ってはダメというのが、明確になる社会?
これは、”なめらか”の反対概念である、"ステップ"ではないのだろうか。

うーん、もっと考えなければ。

一つ言いたい事は、自分は決して揚げ足を取りたい分けではない。
この"なめらかな社会"について、とってもめちゃくちゃちょー興味があるのである。

もっと調べ、深く考え、そして形あるものにしなければ。
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# by aratafuji | 2007-11-21 11:43 | レポート

"Social Graph"と"なめらかな社会"

以下のエントリーを読んだ。

設計研第7回:目次 - ised議事録 - ised@glocom
※まだ"講演:鈴木健 「なめらかな社会の距離設計」"までだけど

この講演内容は、かなり面白い!

そもそもどのようにしてこのエントリーにたどり着いたかというと、
1.livedoor ReaderでSocial Graphについてのフィードを読む
2.Social Graphって、以前考えていた"友達管理サービス"に近いなーと思う(後述)
3.Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへを読んで、噂のOpenSocialの友達情報APIでも採用されていた事に気付く
4.[翻訳] ソーシャルグラフについてを読み、ますます興味を持つ
5.はてブで検索して、先日登録したFooo.name!!も、ソーシャルグラフの影響を受けたサービスだと知る(ソーシャルグラフ共有サイトと言うかなんと言うか、Fooo.name!!というWebサービスを作った)
6.なめらかなメッセージング- ised議事録 - 2.設計研第7回:鈴木健を知る

いやー、ナイスリンク。ビバインターネット!

なお、以前考えていた"友達管理サービス"の概要とは、以下のようなものである。

---
[友達管理サービス]
■概要
- ユーザーが、自分の友達を管理し、更新状況を把握できるサービス
- SNS、blogなどの個人が管理するページを、1つ上のレイヤで横断的に管理
- ユーザーを表すIDには、URLを用いる
    - mixiのマイページとか、前略プロフとか、各ユーザーのblogとか
- 友達構造には、XFN(http://gmpg.org/xfn/)を用いる
- このサービスで構築した友達構造を、検索、SBMのアルゴリズムに組み込む事を最終目標とする

■機能
- 個人情報登録機能
    - URL(個人を一意に表す)
        - メイン、サブなど、複数登録可
    - 表示名
        - 図式化する際に使用
    - サムネイル
        - 図式化する際に使用
        - デフォルトは、メインURLのキャプチャ
- 友達追加機能
    - 友達情報登録
        - URL
        - 表示名
        - 関係
            - 同僚、家族、友人など
            - 自分にとってどの分野のカリスマか
- 友達更新情報確認
    - 友達を一意に表すURLの更新情報表示
- 友達関係図式
    - mixiGraph(http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/)みたいなイメージ
        - Flash
            - http://www.creativesynthesis.net/blog/projects/graph-gear/

■懸念
- ユーザーメリット
    - 友達を登録するモチベーション
- 認証
    - 個人のURLを確認する手段

---
[SBM2.0]
■概要
- カテゴリをまたいだSBMの一覧に、あまり価値は無いのではないか
    - SBMの対象コンテンツは、カテゴリに分ける
        - 可能であれば、自動振り分け
        - レコメンド程度で十分?
- 全ユーザーのBMが、同じ重みを持つ事が不自然ではないか
    - SBMの1ブックマークに、重みをつけることにより、有益なコンテンツを抽出
- 重みは、ユーザーのカテゴリ毎に算出
- 重みの要素は、以下を検討
    - 専門性
        - 自己申告
    - ユーザー評価
        - リンクポピュラリティの概念
            - 人から信頼されている(カリスマ)ユーザーのBMに重みをつける
            - ページランクに対抗して、カリスマランク
    - ソーシャル指標
        - 身近なユーザーのBMに重みをつける
        - 身近を判断する要素として、友達管理サービスのデータを使用
■機能
- 一般的なSBMサービスと同様
- ソートにBMユーザーの重みを利用し、価値有る情報を抽出
- ソートに、閲覧ユーザーのソーシャル指標を用いるため、見るユーザー毎に
  結果は異なる
    - リアルでは身近なユーザーの影響を受ける事を、ネット上で実現
---

SBM2.0と書いているのは、上記講演内容に出てくるSTN(Social Trust Network):SNS型RSSリーダーにかなり近いのではないだろうか。
世の中の考えとずれてなくてよかったよかった。
気付くの遅いけど…。

まだ関連エントリーを読みきれていないけど、このSTN(Social Trust Network)で、1点だけ腑に落ちない点が…。
この鈴木さんという方は、「なめらか」の反対概念として、「フラット」と「ステップ」を挙げており、ステップとは内と外を離散的(デジタル)な関係に切り分けるものと定義している。
一方STNでは、「この人の情報選択センスは信頼がおける」という友人を登録するとある。
信頼する、しないというのは、めちゃ「ステップ」では無いのか?
また、1人の人格が全ての面で信頼出来るとは限らない。プログラムセンスのある友人が、ファッションセンスがあるとは限らないからだ。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、カテゴリ毎に重みをつけたらどうかと考えた。
さらに、友人=信頼できる情報をくれる人物とは限らない。無知でも貴重な友人は多い。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、関係というパラメータにカリスマを含めてみた。

うーん、シンプルじゃないなー、俺の考え。

とりあえず形にしてみなければ!

以下のようなバッシングが聞こえる気がする…。
[あとで消す] 梅田望夫さんの感動的なお言葉

--- 追記 ---
引き続き考察中です。
"なめらかな社会"に関する考察
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# by aratafuji | 2007-11-20 16:24 | レポート

C2B2Cサービスは、全てマッチングサービス

最近新しいサービス(ネット上でのC2B2Cサービス)を常々考えている。

当たり前の事かもしれないが、価値有るC2B2Cサービスは、全てマッチングサービスだ。

検索連動広告:広告クライアント to Googleとか to 検索者
動画配信:動画提供者 to youtubeとか to 暇人とか
(blog)検索:blog発信ユーザー to テクノラティとか to 検索者
EC(オークションなど):売りたいユーザー to ヤフオクとか to 買いたいユーザー
出会い系:出会いたいユーザー to フレンズとか to 出会いたいユーザー

上記の各サービス提供者(中央のB)は、単純に左のCと右のCをマッチングさせているだけに過ぎない。


何か新しいネットサービスを考えようとすると、表面上の楽しさ、華やかさに目を奪われたり、最初からビジネスモデルを考えすぎてしまったりする。

第2の脳内メーカーを作る事なんて、(ビジネス的に)何の意味も無いだろう。


先日同僚のプロデューサーから、新しいサービスが浮かんだ!と言われた。
彼曰く、
"企業にサンプル品を提供してもらい、会員登録したユーザーにサンプル品を発送するサービスってどう?絶対いけると思うんだけどなー。"

おお、確かにサンプル品を配ってユーザーの反応を確かめたい企業と、タダ(彼のイメージだと、発送料金はユーザー持ち)でサンプル品を使いたいユーザーとのナイスマッチングサービス!

って、もろサンプル百貨店じゃんか!

彼のひらめきがあと数年早かったら、大成功していたかもしれないけど…。


最初からシステムやプロモーション、コストなどをどうこう考えるのでは無く、未だマッチング出来ていないペアを探せば、きっとそこには有益なサービスがあるに違いない。

今後は毎日の生活の中で、自分がマッチングしたいのにマッチング出来ていないオブジェクトを探していこうと思う。名づけて"不便探しの旅"。

同時に自分も探さなくてはー。
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# by aratafuji | 2007-09-28 11:48 | レポート

タッチスクリーンのユーザーエクスペリエンス

同僚が「iPod touch」を自慢げに会社に持ってきていたので、触らせてもらった。
やっぱりすげー。

何がすごいとかでは無く、何かワクワクする。
こんな体験(ユーザーエクスペリエンス)は、久しくなかった気がする。

特に、マルチタッチインターフェースのグウィーングウィーン感が面白い。

昔見た"マイノリティ・リポート的インターフェース"の動画をふと思い出し、改めて見てみた。
やっぱりすごい、マイノリティ・リポート的インターフェース
タッチスクリーンで映画『マイノリティリポート』は現実になる
この動画は何回見ても、面白い。

マルチタッチインターフェースについては、以下のエントリーに詳しく書かれている。
ジェフ・ハン氏のマルチタッチ・インターフェイスがすごい:Jeff Han's Multi-touchInterface
iPhoneをハン氏はどう見てる?
ところでMacWorldでiPhoneのマルチタッチが発表になったとき、みんなが真っ先に思い浮かべたのがハン氏だ。NYタイムズのデイビッド・ポーグ記者もその一人。で、ジョブズ氏にそのことを聞いているんだよねー。彼のブログNYT-Bitsにこの時の話を書いてる。

ポ記者「マルチタッチのスクリーンならジェフリー・ハンという人が2005年8月辺りから大きいのデモってます。彼の作品はご存知ですか?」
ジョCEO「うちは2年半前からやってるんだよ」

実際、アップルのマルチタッチの特許出願はハン氏のデモの1年前、2004年5月6日に遡る(出願の図版はここだよ)。2005年にはマルチタッチ分野のリーディングカンパニーFingerWorksを買収しており、OS Xに導入の噂も。

「アップルはiPhoneにハン氏を雇おうとして失敗した」という情報の真偽をTED主催者が質したところ、ハン氏は

「iPhoneは本当にすごいです。この技術をコンシューマ市場に展開できる企業があるとすればアップルだと、それは僕が常日ごろ言ってきたことだし。もうちょっと大きかったら両手使えるんですけど」

という前向きな答えだった。いい人だなあ。

Appleは、このデモの1年前に特許出願してたのか。
さらに、いち早く製品化してしまうところが、Appleのすごさなんだろう。


日頃業務では、Ajaxだ、Flashだ、などとUIについて考えているが、現状のディスプレイ+キーボード+マウスというIFに囚われている限り、ワクワクするようなユーザーエクスペリエンスを提供するサービスなんて、作れないんではないだろうか…。

なんて、ハードのせいにしてしまいがちだが、ふと使ってみた「モバイルGoogleマップ」iアプリの使いやすさ、楽しさを見る限り、まだまだ工夫の余地はあるんだろーなー。

結局、Apple、Googleはすごいという結論になってしまった…。
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# by aratafuji | 2007-09-27 13:58 | レポート

はてなショック

以下のエントリーを読んだ。
はてな伊藤直也さんのセミナーに行ってきた

以前、Livedoor+はてなCTOのセミナーに出席させて頂いた事があったが、色々と参考になった覚えがある。行きたかったなー。

このエントリーを読んで、一点引っかかったのが、以下の記述だ。

1年後、5年後のはてなについて。
→あまり考えてない。考えても仕方がないから。

実際に会場にいたわけではないので、どういうニュアンスの発言なのか、良く分からないが、この文章だけ読む限り、かなり引いた。

考えても仕方がないから。

仕方がない?
なぜ考えても仕方がないのだろうか。

Webは移り変わりが速いから、考えても仕方がない?
なんで社長はシリコンバレーで頑張ってるんだ?

自分はエンジニアであり、ミーハーなので、はてなには憧れのようなものを感じていた。
日本発の世界に通用するようなWebサービスを始められる可能性のある会社だと思ってた。

なので、かなーりショック。
この会社にはvisionがないのか?
自分達が次世代のWebを作っていくぐらいの心意気がないのか?

クールなのも良いが、ホットな馬鹿の方がカッコいいと思う今日この頃である。

-------------------------------------------
以下、追記

後からこんなエントリーも読んだ。
WD Live! 株式会社はてなと考えるにっぽんのWeb2.0
# はてなの海外展開は世界で通用するサービスを生み出す
# 単純に日本のサービスのreplaceではない。独自のものを作る
# 現在、並行して3,4つを開発中
# はやければ5/1にリリース予定。でも難しそう。。


さすがはてな。俺の思いを汲んでくれてたか。

はてな最高!
はてな最高!
はてな最高!

さ て と、酔いも醒めたし、寝るとするか。
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# by aratafuji | 2007-04-22 22:27 | レポート

明暗

以下の記事を読んだ。
ドリコムが最終赤字転落 「モバゲー」好調のDeNAは上方修正

くっきりと明暗が分かれた形だ。

上場のタイミングのせいで、web2.0の代表的な企業というイメージが付いたドリコムだが、一度一緒に仕事をした時の感想としては、いわゆるweb2.0的な軽さは感じられず、固くまじめそうな人達だなーというものだった。
※エンジニアの服装がスーツ、用意された紙のドキュメントがかなりしっかり作ってあったという事だけでそういう印象を抱いただけだが…。

今のドリコムに必要なものは、良い意味での軽さ、いい加減さなのではないだろうか。
社長のblogもバリ硬だし…。

一方のDeNA。
自分は「モバゲー」というサービスが嫌いで嫌いで仕方が無い。
何故かというと、人間の人生における貴重な貴重な時間を浪費させる事が目的の"暇つぶし"サービスだからだ。
悔しい事に、早く飽きられろーと願えば願うほど成長していく…。

もう一つ悔しい事に、ここの社長のblogを読むと、好感を抱いてしまう。
DeNAは、社長と社員はこんなフレンドリーな会社ですよ!作戦と分かっていても、和んでしまう。
クワバタオハラの片方に似てるくせに、素晴らしい女性に見えてしまう。
悔しい限りだ。

DeNAが有意義なサービスさえ作ってくれれば、こんな葛藤をしないでも済むのに…。
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# by aratafuji | 2007-04-15 23:40 | レポート

新しい消費行動モデルAISASは間違っている?

以下のエントリーを読んだ。

インターネット : サイバーコミュニケーションズ媒体説明会
開会のご挨拶
   代表執行役社長 最高経営責任者 兼 最高執行責任者 長澤 秀行氏

今年もよろしくお願いします。

・昨今のインターネット状況について
 →新しい消費行動モデルAISASは、間違っていると思う。
 →クロスメディアで「続きはネットで」といっても、
  7割は(調査によっては6割)行動を起こしていない。
 →つまり、AISASの検索が連動していないことが指摘できる。
 →マスメディアとネットは連動・補完しないと、効果は出ない。
 →ポータルや動画などを効果的に利用する必要がある。
  ※ネットでしかリーチできない層がポイント
 →購買前の行動にブログやSNSが利用される。
 →AIASAの「AI」と「SAS」を分けて考える時代だろう

上記はCCIのTOPの発言との事だが、これを読む限り全く同意できない。

AISASというものが正しいか、間違っているか、そんな言葉自体必要か、不必要かはひとまず置いておくとして、「続きはネットで」なんて言われても、InterestどころかAttentionすら喚起されないだけではないのだろうか。

自分でも、テレビCMで見た物が気になったら、ネットで検索する事もある。
けれども、「続きはネットで」なんて言われても、"Life Card"以外は全く気にならない。

以下、一般ユーザーの声
http://kotonoha.cc/no/15900
http://kotonoha.cc/no/53413
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# by aratafuji | 2007-02-01 10:32 | レポート

持ってる本

自分が持ってる、コンピュータ関連の書籍を羅列してみた。

どの程度を自分の知識にする事が出来てるんだろう…。

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力
佐々木 俊尚 / / 宝島社





はじめて読むXML―標準データ記述言語入門
日本ユニテックWeb技術研究グループ / / アスキー





Perl for Expert―応用Perl
中山 敬広 / / 秀和システム





失敗のないシステム開発入門―良いシステムは良い設計から
加藤 貞行 / / 日経BP社





早わかり 図解&実例 よくわかる!ソーシャル・ネットワーキング
山崎 秀夫 / / ソフトバンククリエイティブ





オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座
長瀬 嘉秀 / / 翔泳社





Javaのからくり―オブジェクト指向入門
植田 龍男 / / IDGコミュニケーションズ





新ANSI C言語辞典
平林 雅英 / / 技術評論社





C言語によるプログラミング 基礎編
内田 智史 / / オーム社





実践!プロジェクト管理入門 増補改訂版
梅田 弘之 / / 翔泳社





プロフェショナルシェルプログラミング
砂原 秀樹 / / アスキー





入門 Ajax
高橋 登史朗 / / ソフトバンククリエイティブ





まるごとPHP!〈Vol.1〉
山田 祥寛 / / インプレス





Dreamweaver 8 Web標準デザイン詳解ガイド —Dreamweaver8によるCSSレイアウト+アクセシビリティ実装テクニック
アンカーテクノロジー / / 毎日コミュニケーションズ





実録 SEの履歴書
/ 技術評論社





我らクレイジー☆エンジニア主義
/ 講談社





アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
ピーター モービル / / オライリージャパン





PHP辞典
西沢 直木 / / 翔泳社





C言語によるプログラミング 基礎編
内田 智史 / / オーム社





UNIXという考え方―その設計思想と哲学
Mike Gancarz / / オーム社





87のキーワードから学ぶOracleデータベース
山田 精一 / / 翔泳社





ベンダー、システムインテグレータ&顧客企業のための図解でわかるソフトウェア開発の実践
Mint / / 日本実業出版社





Linux&UNIX Shellプログラミング―Bourneシェル徹底攻略
デイビッド タンズリー / / ピアソンエデュケーション





プロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則
/ MdN





JavaScriptビジュアル・リファレンス
シーズ / / エムディエヌコーポレーション





PEAR入門 PHP標準ライブラリを極める!
山田 祥寛 / / 翔泳社





Smarty入門~PHP5+テンプレート・エンジンでつくるMVCアプリケーション~
山田 祥寛 / / 翔泳社





グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
佐々木 俊尚 / / 文藝春秋





Red Hat Linux7で作るネットワークサーバ構築ガイド7.3対応
サーバ構築研究会 / / 秀和システム





検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう
渡辺 隆広 / / 翔泳社





ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル / / 日経BP社





オープンソース徹底活用 osCommerceによるオンラインショップ構築テクニック
田村 敏彦 / / 秀和システム





最新WebサービスAPIエクスプロ-ラ ~Amazon、はてな、Google、Yahoo! 4大Webサービス完全攻略
/ 技術評論社





すぐわかるPerl
深沢 千尋 / / 技術評論社





CGI&Perlポケットリファレンス
藤田 郁 / / 技術評論社





詳解RSS~RSSを利用したサービスの理論と実践
水野 貴明 / / ディー・アート





RSSマーケティング・ガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス
塚田耕司 / / インプレス





デスマーチ―なぜソフトウエア・プロジェクトは混乱するのか
Edward Yourdon / / シイエム・シイ





シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土
梅田 望夫 / / 筑摩書房





グーグル・アマゾン化する社会
森 健 / / 光文社





ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック
鈴木 将司 / / 翔泳社





Ajax実践テクニック
高橋 登史朗 / / 秀和システム





JavaScriptハッカーズ・プログラミング—Ajax・ブックマークレット・セキュリティ・アクセシビリティ・SEO—Webエキスパートが知っておきたい基本から応用まで
佐久嶋 ひろみ / / メディアテック出版





マスタリングTCP/IP 入門編
竹下 隆史 / / オーム社





図解でわかるLinux環境設定のすべて
西村 めぐみ / / 日本実業出版社





Linux教科書 LPICレベル1 第2版
中島 能和 / / 翔泳社





Google Hacks 第2版―プロが使うテクニック&ツール100選
Tara Calishain / / オライリージャパン





Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 / / オライリー・ジャパン





Effective Perl
ジョセフ・N. ホール / / アスキー





新Perlの国へようこそ―Perl5対応版
斎藤 靖 / / サイエンス社





Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
益子 貴寛 / / 秀和システム





PHPによるデザインパターン入門
下岡 秀幸 / / 秀和システム





Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して
スティーブ マコネル / / 日経BPソフトプレス





ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫 / 筑摩書房





体系的に学ぶ検索エンジンのしくみ
神崎 洋治 西井 美鷹 / 日経BPソフトプレス





検索エンジン戦争
ジェフ・ルート 佐々木 俊尚 / アスペクト



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# by aratafuji | 2007-01-31 22:57 | レポート

低スペックマシンでsecondlifeを実行する方法

所有しているPCはDELLのXPS M1210なのだが、グラフィックカードをケチったせいで、secondlifeを実行できないでいた。

そんな話を同僚にしていたところ、グラフィックカードをエミュレートしてくれるソフトがあるとの情報を教えて頂いたので、早速検索。

そして見つけたのが以下のサイト
ノートPCやメーカー製PCなど、「FF11が動かないパソコン」で無理やりFF11を動かす方法について

このサイトに書いてある通りにやったら、問題無くsecondlifeを実行できた!

話しかけられて、
"I can't speak English."
と応えると、大抵の人が、
"Chinese or Japanese?"
と聞いてくる。

中国人と日本人は、英語しゃべれないというイメージが定着しているんだろうか。

英語を話せる日本人もたくさんいるだろうに、自分のような者のせいでさらにそういうイメージを植えつけてしまうと思うと、とても申し訳無い気持ちになった。

それにしても、海外の人達はとても気さくに話しかけてくれる。
嬉しい限りだ。
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# by aratafuji | 2007-01-31 10:41 | レポート

作りたいサービスとマス受けの良いサービス

以下のエントリーを読んだ。

「視聴率男」の発想術
究極的にマス相手のマーケティングの極意は参考になった。実績が示すようにこの著者は時流に乗った天才なのだと思う。

と同時に疑問も生じる。

「エンタの神様」「24時間テレビ」「投稿!!特ホウ王国」「速報!歌の大辞テン!!」「マジカル頭脳パワー!!」「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」

私はこれらの番組が面白いと思えない一人だからだ。

橋本さんに全く同感だ。

「エンタの神様」「24時間テレビ」「投稿!!特ホウ王国」「速報!歌の大辞テン!!」「マジカル頭脳パワー!!」「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」をWebのサービスに置き換えると、「mixi」「モバゲータウン」という感じだろうか。

個人的には、「mixi」や「モバゲータウン」みたいな暇つぶしサービスなんて作りたくない。
しかしながら、一企業に属するエンジニアとしては、例えどんなに生産性の無い、時間を浪費するだけのようなサービスでもマス受けするならば作っていかなければならない。

自分の中でつくりあげた普通の人の部分=「100のレベルの自分」に対して「200のレベルの自分」が新しい答えを見つけ出していってあげることが発想の基本だとする。そのためには自分の頭に1000万人を住まわせ、日本一普通の人になることが大切だという。

ここまでできれば、"作りたいサービス"="(1000万人を住ませた)自分でも使いたいサービス"と考える事が出来るのだろうが、それが出来ない場合は"作りたいサービス"="マス受けの良いサービス"って考えていくしかならないのだろうか…。
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# by aratafuji | 2007-01-22 00:35 | レポート

週末にやった事

[金曜日]
- 楽天ウェブサービスが始まったと聞いていたので、会社のテストサーバでPEAR::Services_Rakutenを使って勝手楽天検索を実装

[土曜日]
- レンタルサーバ DreamHost がすごいを読んで、DreamHostを知る
- DreamHostのカタチ ~良い鯖.com~を参考に、ご契約&初期設定
- 勝手楽天検索をDreamHost上の自サイトに移行、公開

[日曜日]
- 楽天Web1.0api[Web系]を読んで、自サイトから勝手楽天検索削除

短い命でした…。
楽天ウェブサービス規約をしっかりと読まなかった自分が悪いのだけど。
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# by aratafuji | 2007-01-21 23:49 | レポート

blog 2.0

次世代のblog(blog 2.0)のイメージを考えてみた。

言うまでも無くblogはCMS(Contents Management System)である。
CMSとしてblog以外では、
- XOOPS(コミュニティーサイト、ポータルサイト構築)
- osCommerce(ECサイト構築)
- OpenPNE(SNS構築)
などが有名であろう。

これらのCMSを見てみると、一重にCMSといってもその用途、目的に応じてアプリケーションが分かれている。

上記3つのような書き方をすれば、
- blog(日記サイト構築)
となるだろうか。

しかしながら、blogは普及するにつれ、日記を書くためだけのツール(CMS)では無くなった。
blogは自由度が高く、ある程度のコンテンツは何でも容易に作れる。
この辺りが上記した他のCMSとは異なる点だろう。

ぶっちゃけblogの投稿機能としては、タイトルを入れるためのテキストボックスと、本文を入れるためのテキストエリアさえあれば、それで事が足りてしまう。
この自由度こそがblogのメリットであったが、そこがblogのデメリットでもあるのではないかと考えてみた。

blogは自由度が高い

個人の工夫で色々と出来る

色々とやるためには、個人が工夫しなければならない

面倒、敷居が高い

というようなロジックである。

このロジックから、次世代のblog(blog 2.0)とは、自由度の低いblogになるのではないだろうか。

多種多様のブログがあるとは思うが、それぞれのblogもエントリー単位で見れば、ある程度のパターンに分ける事が出来る。
それならば、それぞれのパターン毎に投稿フォームを分けてみてはいかがだろうか。

■ニュース批評タイプ投稿フォーム
・各種ニュースサイトのリンク自動生成
・ワンクリックでニュース引用機能(ブックマークレット?)
※mixiみたいなイメージ

■写真表示タイプ投稿フォーム
・画像のアップロードと1行コメントフォームのみ
・エントリー内の画像レイアウト選択機能

■世間話タイプ投稿フォーム
・絵文字貼り付け機能

■書評タイプ投稿フォーム
・Amazon書籍情報をワンクリックで表示
・レイティングなどのフォーム

■レシピタイプ投稿フォーム
・レシピに特化した投稿フォーム

■アフィリエイタータイプ投稿フォーム
・アフィリエイトサイトを検索して、ワンクリックで貼り付け

他にも色々あるとは思うが、要は人それぞれブログの目的は違うのにも関わらず、同じインターフェース(タイトル+本分)で投稿させる事が現状のblog(blog 1.0)の問題なのではないだろうか。

初心者向けの新ブログサービスで復活に賭けるライブドア
PRACでは、グルメ情報、旅行記、仕事日記などを簡単に書き込めるような仕組みにしていきます。たとえば旅行をテーマにするなら、「行き先」「目的」「地図情報」「感想」など簡単に書き込めて、書いた記事をメールで知り合いにお知らせできるようにする。

上記記事を読む限り、livedoorのPRACも似たコンセプトだろうか。

炎上しないWeb3.0 次世代メディア「Vox」に注目
また、写真共有サイトのFlickr(フリッカー)、動画サイトYouTube(ユーチューブ)、電子商取引のAmazon(アマゾン)などとの連携も特徴だ。これまで自分で撮影した写真のみを使っていた利用者は、フリッカー上にあるすべての写真やユーチューブ上の動画を、自分のブログ上で手軽に活用できるようになる。

既にサービスを開始しているVoxも、SNS的な機能が話題となっていたが、目指すところは同じだと感じる。

livedoorにSix Apart。Perl陣営は先を見る目に長けているのか?

現状のblogは敷居が高いとの観点から、ウィザードモードでのエントリー作成も考えてみた。

"レイアウトを選択してください(画像無し、画像左に1枚など)"

"タイトルを入力してください"

"本文を入力してください"

"画像を選択してください"

完成!

のようなイメージだ。

トラックバックとか分かりにくい機能は全て削除。
コメントも、書かれたらメールが届き、それに返信すると自動でコメント欄に追記とかされると便利かもしれない。

既に枯れてきたblogが今後どのような進化を遂げていくのか、とても楽しみだ。
※次世代blogのようなサービスを作っていく事が仕事なのだけれど…
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# by aratafuji | 2007-01-16 01:31 | レポート

mixiのユーザー数伸び悩み以上に深刻な広告モデル

以下の記事を読んだ。
ひろゆき氏「Web2.0はカネにならない」 モバゲー&GREE「携帯はこれから」 (1/2)
広告モデルがなぜ厳しいのか。ひろゆきさんの見解はこうだ。「広告モデルは、売り上げのあるサイトにユーザーを誘導し、そのサイトの売り上げの一部が広告に来るという仕組み。売り上げのあるサイトが広告を出してくれないとつぶれる。今後、無料の広告メディアが増えていけば広告単価が下がり、出稿側は『安いところからちょっとずつ出そう』などという形になり、メディアはじり貧になっていくと思う」。携帯でも、無料サイトの広告モデルより、公式サイトなどの課金モデルのほうが商機があると見ている。

確かに正論である。
だが、果たして出稿側はそんなに賢いだろうか?
広告に変わる新しいビジネスモデルが出てくれば話しは別であろうが、ネットでお金を稼ぐ手段が広告、課金、アフィリエイトぐらいしか無い現時点では、mixiに広告を出したという行為だけで満足する広告主は多数存在するのではないだろうか。

また、広告も徐々に進化してきている。
行動ターゲティング vs 文脈ターゲティングpt.1 ~まずはネット広告の歴史から
1.第一の歴史 「プロパティー(コンテンツカテゴリ)ターゲティング」
2.第二の歴史 サーチターゲティング(リスティング広告)
3.第三の歴史 文脈ターゲティング (Contextual Targeting)
4.第4の歴史 行動ターゲティング

この記事はターゲティングについて述べているためか、ノンターゲティングな"ローテーションバナー"については触れていないが、第一の歴史の前に"ローテーションバナー"があるだろう。

最近"行動ターゲティング"というキーワードを良く耳にする。
日本最大手のSNSであるmixiは、神の視点からユーザーの行動を全て把握出来るわけだから、かなり行動ターゲティングに適しているだろう。
"mixi 行動ターゲティング"で検索したら、以下の記事がヒットした。

mixiで行動ターゲティングスタート
元々mixiは
ダブルクリック、「mixi」にASP型広告配信管理サービスを提供とニュースにあったとおり、ダブルクリックのダートを利用していたのですが、広告配信をさほど効率化できていないとの噂がありました。
Yahooに次ぐPVを持ちながら、広告収入が少ないのには、
ユーザー数がそもそも少ない上に効率化されていないからでした。
今回のこのニュースでここが改善されるといいですね。

流石はmixi。既に2ヶ月以上も前から開始していたのか。
ついでにこの記事内のリンクから、以下の記事を読んだ。

ダブルクリック、「mixi」にASP型広告配信管理サービスを提供
また同ASPサービスは、ユーザーの属性にあわせて広告を配信する機能を備える。たとえば女性ユーザーには化粧品広告、男性ユーザーには自動車広告といったように、mixiのユーザー登録情報に応じた広告を配信できる。このほか1人のユーザーに対して、同じ広告を表示する回数を制限するなど、各種ターゲティング機能を備える。

上で書いたネット広告の歴史を辿っている模様。
web2.0の代表的な例として紹介されるmixiなのだから、歴史なんて辿らずに初めから"行動ターゲティング"でのネット広告を行っていて欲しかったなーなどと考えたが、まあ良いか。

では、実際の行動ターゲティングやらを見てやろうと、久々にmixiへアクセス!
ん?エラゴン?
いきなりの半画面広告。
最近mixiで"行動"してないし、ログイン前だから仕方ないか。
※クッキー使えばログインしていなくてもターゲティングは可能だとも思うが

それにしても、このログインページでの半画面広告って効果有るんだろうか?

「自分の日記のコメントチェックしなきゃ!」
「友達の日記にコメントしなきゃ!」
と、一刻も早くmixiにログインしたいと思っているユーザーがログイン前に、エラゴンへ飛ぶとは思えないのだが…。
まあ、映画館に行って、「ん?エラゴン?どっかで見たなー」程度のブランディング効果で広告主が満足するのであれば、それはそれで良いのかもしれないけれど…。

気を取り直して、mixiにログイン。

広告に注目している自分の目に、まずはヘッダーバナーが見える。
ん?LUMINE?
「友達や彼氏と参加できるルミネonlineパーティー」
自分はネカマではない。ちゃんと男性として登録している。
にもかかわらず"彼氏と参加"とはどういう事だ!
その後もF5を押す毎にローテーションするバナーを見てみると、
- 学生向けの就職情報
- 女性向け化粧品広告
- アルバイト情報
- ダイエット広告
- 専門学校広告
- 証券会社広告


どうしたmixi!
全くターゲティングされていないじゃないか。
ただのランダムローテーションとしか思えない。
※ダイエットには少し興味はあるが…

右サイドのテキストリンクも同様である。

メッセージ画面で現れる右サイドのバナーは@COSMEだし。
※こっちはローテーションせず、常に表示

一通りサイトを見てみると、
フォーラムにはOvertureのコンテンツマッチ。
日記、フォーラム、Web検索結果画面にはGoogleのAdSenseを表示しているようだ。
※さすがにユーザー検索にはAdsenseは出ない

コンテンツマッチ(実際はただのカテゴリマッチ?)やリスティング広告は理解できるが、神の視点を持っていながら、なぜユーザーがキーワードを入力するまで待つのだろうか。

そして、ローテーションバナーだけは全く理解出来ない。
上で紹介した記事はガセネタだったのか?

個人的には、本当にマッチングするのであれば、広告も有益なコンテンツだと考えている。
ターゲティングされた広告には価値が有ると、自分は信じている。

広告効果など気にしない広告主、広告代理店のおかげで、今のやり方でもある程度の売り上げは上がっているのだろう。
しかしながら、mixiがもっと努力すれば広告効果も上がり、売り上げを伸ばす事も可能なのではないだろうか。
上場企業なのであれば、そういう努力を怠るべきではない。
※自分は株主では無いので、とやかく言える立場では無いのかも知れないが…。

mixiのユーザー数の伸び悩みは各所で指摘されている。
mixi伸び悩み PV微減、ユーザー数は微増
ユーザー数が伸び悩むのは必然の流れだが、この広告モデルを見る限り、mixiの未来は本当に暗い気がした。
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# by aratafuji | 2006-12-02 02:36 | レポート

モバゲーから学ぶSNSを成功させる方法

成長速度はmixiの倍・9カ月で200万人 携帯SNS「モバゲータウン」の強さ

モバゲーを知ったのは結構最近の事だ。
サービスを提供する側である自分が、これだけ会員数が増えるまでこのサービスを知らなかったって事は、サービスを利用する側のユーザーとの間に結構なギャップが存在するという事だろう。
はてブなんか見てる場合では無く、w-zero3[es]を2台目の携帯として購入してる場合でも無く、まずはメインの携帯を3Gに機種変しなければ…。

上記エントリ内に以下の記述がある。
同社はサイトが“出会い系”として利用されるなどといった問題を防ぐため、さまざまな対策をとっている。メッセージ送信時や書き込み時に「ルール違反しないように」と分かりやすく表示して警告するほか、同社スタッフがサイトを24時間監視。悪質なユーザーは1週間書き込み不可能にするペナルティを課したり、ひどい場合はペナルティなしで強制退会させたりしている。

嘘でしょ?
出会い系としての利用を想定したサービスに間違い無いと考えている。

出会い系にはトラブルがつき物だ。サービスを提供しているDeNAもトラブルに巻き込まれたくないが故にこのようなスタンスを取っているのだろう。
一方で出会い系にはニーズがある。皆に必要なサービスでは無いだろうが、安全が保障されているような出会い系サービスをもし実現させる事ができたら、相当数の人が利用するだろう。

ここは思い切って、国なり公的な機関が少子化対策の一環として出会い系のエスクローサービスを始めてみてはどうだろうか。
ネット上のやり取りに関しては特に規制せず、いざ会う事になった場合にユーザーが希望すれば、警察官なり国から委託を受けた業者の人間がその場に立ち会う。お互いの身分証明が取れ、さらにお互いが相手を気に入れば後はお自由にという事で立会人はその場を立ち去る。
これである程度のトラブルは防げるのではないだろうか。
援助交際とかを防ぐのは難しいだろうけど…。

大分話しが飛躍してしまった。
話しを戻して、モバゲーに学ぶべき点として以下の記述がある。
無料ゲームに魅力を感じて入会し、オンラインゲームの対戦やゲーム内チャットで友達を作り、アバター付きの日記や掲示板でコミュニケーションを深め、毎日利用してもらう――こんな流れでユーザーを定着させ、急成長をとげた。

初めから出会い系をアピールしたとしたら、ユーザーは不信感を持ってこれほどまで人が集まる事は無かったであろう。
この無料ゲームの部分を無料音楽、無料動画、無料ツールなど他の物に置き換えても結構うまくいくのではないかと思う。

勝手SNSを成功させる方法とは、
1.無料****でまずユーザーを集める
2.登録したユーザーが友達を招待する事によって得できる仕組みを提供する
3.あれ?出会い系としても使えるじゃん!とこそーり気づかせる
という流れだろうか。

最初にお金かかりそうだけど…。
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# by aratafuji | 2006-11-26 02:30 | レポート

大学生向けSNS

DormItem、地域別の大学クラシファイド広告
Campus Reader、カレッジニュースをアグリゲート

この辺の記事を見て思ったのだが、日本でも大学生向けに特化したサービスで成功しているところってあるんだろうか。
SNSナビで探してみるとそこそこありそうだが、うまくいってるのかどうか全く分からない。
http://www.snsnavi.jp/list/05/35/
http://www.snsnavi.jp/list/05/37/

まあ、facebookの成功は有名だろうから、日本でも同じ事を考えている人はたくさんいるだろうけど…。

例えば登録は実名(名前、大学名、学部名、学年)登録を原則とし、
サービスとしては、

■スケジュール共有(オンラインカレンダー)機能
- 友達、ゼミ仲間、サークル仲間とかをグループ分けして管理
- 時間割、個人スケジュール、サークルスケジュール管理
- グループ毎の一斉メール、チャット、情報共有(掲示板?)

■C2C(クラシファイド)
- 教科書、参考書から家電まで色々
- レポート代行、代返アルバイト…

■出会い
○普通の出会い
- メアド知らなくてもアタック可能
- サークル勧誘(スパム?)
○サークル対戦相手募集
- 大学をまたいで

とか出来たら便利で楽しいかと思った。
※もちろん、モバイルでの利用が前提

そんな事考えていたら、同僚からe-collegeというサービスを教えてもらった。

口コミでの履修情報や試験情報は自分のイメージに近いなと思ってたら、合コン広場(合コン検索サービス)なんて素晴らしいサービスを発見!
でもよくよく見てみたら、提携カードを作った人(特待生)のみが利用可能との事…。
なんてクローズドなサービスなんだ!(怒)
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# by aratafuji | 2006-11-25 19:09 | レポート

CGMの多言語対応

以下のエントリーを読んだ。

YouTube動画を日本語で検索可能にするサービスが登場

今後このようなCGMの多言語対応サービスは増えてくるんじゃないだろうか。
日本語による英語タグの検索だけでなく、日本語のタグを英語に変換してタグ付けまで出来ればなお良い。

英語を言語のプラットフォームとし、その共通のプラットフォーム上で知の共有が出来れば、集合地やフォークソノミーの精度、利便性はさらに向上するのではないだろうか。
多くの英語以外の言語には、英語への翻訳サービスが有るだろうから、技術的には既に可能だろう。

CGMの多言語対応という意味では、以下のサイトもある。

enjoy korea

翻訳機能使って、言語違う人同士が意見交換できるのはとても楽しい事だ。
特に日韓だと荒れまくる要素は満載なのかもしれないが、時々冷静な人がいると心温まる。

AOLのIM+AOLのメンバー検索+エキサイト翻訳使ってヨーロピアンギャルとメッセした感動を再び!などと考えてしまった…。
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# by aratafuji | 2006-11-24 00:20 | レポート

Webも中立で民主的なメディアにはなれない

以下のエントリーを読んだ。
“ネットらしさ”の先に――CGM的民主主義

全10回に渡る"CGMとは"というテーマのエントリーのまとめとして、以下の記述がある。
私の希望的観測
 今のCGMは玉石混交の世界です。希望的観測を言うと、今後は、新たな手法や技術により、玉と石が選別できるようになり、その結果、誰もが自由に発言し、それらが集合体になるもとで、真に中立で民主的なメディアが現れるでしょう。

 CGMプラットフォームに人類の全ての知恵が集まり、1つ1つが知恵のブロックのような役割を持ち、それらは組み合わせによって多様な目的をもったメディアが形成されていくでしょう。

この部分にはどうも共感できない。

エントリー内で著者は、CGMの良い例としてOSS(オープンソースソフトウェア)とWikipediaを取り上げているが、そもそもこれらは"皆"が作り上げた物ではない。
極一部の優秀な人達によって作られた物だからこそ素晴らしい物なのだ。

Wikipediaに関しては以下の調査結果がある。
閲覧者の94%が「信頼できる」、オンライン百科事典ウィキペディア
多くの人が信頼を寄せるウィキペディアだが、やはり実際に編集したことがあるユーザーは少ない。「編集したことがある」人は閲覧経験者の4.26%(21人)にとどまり、これは全体のわずか1.98%だ。誰もが自由に書き込めるという特徴を活用しているのは、現在のところごく一部のユーザーのみである。

ただ、これでも書き込みユーザーは増えているようだ。日本版は4月9日に20万項目を達成、項目数が2005年10月24日の15万から今回の20万に増えるのに要した日数はわずか129日。5万から10万に要した日数が261日、10万から15万に要した日数が255日であることを考えると、閲覧者の増加とともに、書き込みも倍のペースで増加している。 ウィキペディアは、ユーザー参加、集合知の利用という観点から Web2.0 サービスともいわれる。今後は書き込みユーザーの増加からも目が離せない

書き込みユーザーが増えているとはいえ、やはりWikipediaを作り上げているのは極一部の優れた人達だ。
個人的には皆がWikipediaに書き込むようになったら、逆に品質は下がるのではないかと思う。

また、この著者がオンザエッヂで働いていたのであれば、OSSがいかに優れた人達で作られているか身を持って知っているはずであろう。

CGMが玉石混交である事、今後Web上では今よりもさらに誰もが自由に発言できるようになるであろう事には全く異論は無い。
しかしながら、"皆"がそれぞれ個人の独立した発言をするわけは無く、企業なり個人なりの影響力の大きなメディアに影響された意見を発信するだけであって、いくらそれらの意見を集約したところで"真に中立で民主的なメディア"など出来るはずは無いとしか思えないのである。

著者の経歴を見る限り、そんな事は自分なんかに言われなくても百も承知であろうし、またわざわざ"希望的観測"と前置きされた部分に言及するのも何だとは思ったが、ちょっと引っかかったので自分の意見を書かせて頂いた。
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# by aratafuji | 2006-10-17 01:36 | レポート

web3.0こそ本命?

ぷらっと立ち寄ったコンビニで日経TRENDY11月号の表紙が目に入った。
表紙には、"そんなに凄いか?Web2.0 次の「Web3.0」こそ本命だ"と書いてある。

Web2.0なんてバズワードに踊らされたくない、と一瞬躊躇するも、とりあえず購入。

家に帰ってきてパラパラ見た程度だが、案の定書き出しからフィードパスの人が大活躍だ。

フィードパスの人によれば、
人間がインターネットに常時接続をされた状態が実現すれば、次のフェーズに移ったといっていいと思う。リアルとネットの垣根がなくなるのが、次のステップの3.0時代

との事だ。
なるほど、もっともな感じもするが、"リアルとネットの垣根がなくなる"と言われてもピンとこない。
さらに、フィードパスの人は
携帯電話や家電、無線LANのアクセスポイントなど、どこでもつながるような時代になる。携帯電話の常時接続は、バッテリーの問題などが解消されれば、5年くらいで実現するのではないか

と、続ける。

バッテリーより帯域の問題を心配するべきだろう。

具体的にはどんなイメージになるんだ?

人間自身がネットに接続するためにはまだしばらくかかるだろうから、ここで言っている"人間がインターネットに常時接続をされた状態"とは、常時接続された携帯電話を持ち歩いているイメージか。
現在でもメールが届けばPUSHで通知してくれるし、インターネットに接続するのも数秒のタイムラグが発生する程度だ。それが常時接続になったところでのどれほどの変化が起きるというのだろうか。
"常時接続"というキーワードには、ブロードバンド&定額料金という意味も含まれているとしても、あの画面サイズでは限界がある。

では、家電がインターネットに接続されたらどうだろう。
外から冷蔵庫の中身が分かる。ちょっと便利そうだ。
外からエアコンを操作できる。用途不明、既に実現済み?
外からオーディオプレイ。意味不明、実現の必要なし。

ていうか、Web3.0の時代はもっとインテリジェンスに、冷蔵庫の中の食材が、事前に設定しておいた閾値を下回ったら勝手に注文しておくという感じか。

あ!、外からにこだわる必要は無いのか。

オーディオからはレコメンドされた曲が流れ(著作権解決済み)、テレビからもレコメンドされた番組が移り(タイムシフト、著作権解決済み)、冷蔵庫とオール電化キッチンが連携して流行のレシピの中からレコメンドされた料理が自動で作られる。
※なぜかレコメンドに固執してしまう

うーん、便利っちゃ便利だけど、そんなには求めていない未来だ。
ここまで便利な世の中になると、これ以上どこを便利にすれば良いのか考えるのも大変。

とにかく、もっともらしい言い方をしてWeb3.0などを提唱するよりも、まずはWeb2.0って結局なんだったんだ?という問題の後処理をお願いしたい。

日経TRENDY11月号の中の、"Web2.0を理解する基礎用語"には、以下のキーワードが出ている。
- CGM
- フォークソノミー
- APIの公開
- マッシュアップ
- Ajax
- 集合知
- ロングテール

そして、フィードパスのfeedpath(ややこしい)には、これらがふんだんに盛り込まれている(そうだ)。

これほどまでにWeb2.0に精通している?フィードパスの人が立ち上げたサービスが、一体どのくらい流行っているというのだろうか?
この事実が全てなのだろう。

Web2.0を意識してサービスを作るのではなく、楽しく便利なサービスを作ったらWeb2.0だったというのが正しい順序だ。

その辺は、以下のエントリーと自分の考えは近い。
Web2.0とか3.0とか

まずはWeb2.0的なサービスを作らなければと考えている自分の意識改革から始めなければ…。
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# by aratafuji | 2006-10-03 23:37 | レポート

SNSとアフィリエイトの相性

GREEの有料オプションに登録すれば、レビュー機能でアフィリエイトが出来るようになるらしい。
GREE、有料オプション「GREEプレミアム」開始。アフィリエイトも可能に
グリー動き出す
同じ本付いてる各レビュー毎に、購入リンクが並ぶんだろうか…。
(GREEのレビュー機能を見た事が無いので、想像だけど)

素晴らしいレビューを書いた人経由で購入するユーザーが実際どの程度いるのか疑問。
また、月額315円の元を取れるレビュアーがいるんだろうか。

SNSとアフィリエイトの相性は一見良さそうだけど、実はあまり良くないのかもしれない。
人と人との繋がりの中に、お金は絡まないほうが良い。

“人助けの気持ち”があれば無報酬でも、「Yahoo!知恵袋」への回答動機を分析
こういう人間の良い部分をうまく利用したサービスが作れると理想なんだけど、なかなか難しい。

一方のmixiはウノウと中途半端に組んだ。
ウノウ、映画専門サイト「映画生活」のニュース記事をSNS「mixi」に提供

どうせならmixiで映画のレビューを書けば、それがhreviewフォーマットで日記内に表示され、ウノウボットがmixi内のhreviewフォーマットをクロールし、レビューを集約できるところまでやって欲しい。

ちなみにグリーは半年前にウノウと組んでた事を今知りました。
グリー、ウノウと提携--GREEで1万作以上の映画レビューが可能に

ウノウ頑張ってるなー。

この調子でmicroformatsの普及を進めて欲しい。
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# by aratafuji | 2006-10-03 00:48 | レポート

楽天の分岐点

アンオフィシャルな楽天市場APIである"RakuAPI"というウェブサービスがあるらしい。

RakuAPI Version 0.9 - 楽天市場非公式ウェブサービス
楽天市場非公式ウェブサービス「RakuAPI」
RakuAPI

これに対して、楽天はどのような行動を取るだろうか。

1.何もしない
2.オフィシャルなAPIを公開する
3.HTMLの構成を変えたり、完全会員制にする等して、API経由でのアクセスを許可しない

外野の立場で考えれば、2の行動をとるべきだろう。

1の可能性が高い気もするが、その場合今後サイトの構成やデザインを変えた場合、意図しない非難を浴びる可能性もあり、動き辛くなってしまう。

3は論外だ。

楽天の優位性は、もはや集客能力だけではなかろうか。

良く言われている事だが、楽天にお金払って出店さえすれば安泰だなどという事は決して無い。
同じ目的のライバル達がひしめいている分、オープンな環境でECサイトを立ち上げるよりも逆に大変かもしれない。

商品を探している人の行動としても、まず楽天に行ってから商品を検索する人よりも、GoogleやYahoo!でブランド名や商品名を検索している人の方が圧倒的に多いだろう。

検索結果やリスティング広告に魅力的な楽天の商品がヒットした場合にユーザーはアクセスするだろうが、その商品が気に入らなかった場合は、ブラウザの戻るボタンを押して検索結果に戻るまでである。

もちろん、単独でECサイトを立ち上げるよりも、楽天に出店している方が検索結果の上位に表示されやすいという事はある。

てことは、楽天はSEO会社みたいなものか。

今一今後の楽天の方向性が分からなかったが、勝手APIが公開された事に対する出方を見る事によって、楽天の考え、方針が分かるかもしれない。

上で書いた1の"何もしない"は、決して現状維持ではなく、マイナスだ。
しつこいようだが、3は有り得ない。

この小さな出来事をきっかけに、楽天が思いっきりオープンなサービスに変身したとしたら、成功する可能性は十分にある。

Amazonとかも、楽天には今のままでいてくれと思ってるかも。
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# by aratafuji | 2006-09-28 02:36 | レポート

高機能SNS vs 簡単SNS (MySpace vs mixi)

今日(昨日)はSNS系のエントリーがとても多く感じた。

Microsoftのスピンオフ、Wallopがスタート
SNSのFacebook、学生向けから一般公開へ
MixiはSNSの黒船にどう迎え撃つのか
ライブドア有賀氏、新ブログサービス「PRAC」で新たなユーザー層開拓を
コミュニケーションサービスの成功要素
ミクシィ襲う1億人の黒船

これらの記事を読み比べてみると、今後のSNSに関して2つの見解が存在するように思える。

1つは、今後はSNSに対するユーザーの要求が高まっていき、高機能になっていくだろうという考え。

MixiはSNSの黒船にどう迎え撃つのか
どう考えても、現在のSNSというカタチで利用者がこれまでのように広がっていくとはとうてい思えません。ビジネスモデルも弱いですね。新しいカタチや姿、新しい価値、新しい発想が必要だと感じるのです。コミュニティをつくって日記を見せ合い、掲示板をやっているというだけではやがて飽きてきます。
こういったサイトでは会員数を誇らしく掲げているのですが、案外曲者で、実際に高い頻度で利用しているアクティブ・ユーザー数がどれぐらい増加しているのでしょうか。盛り上げっている人たちもいるでしょうが、少なくとも周辺の若い人たちから聞こえてくるのはSNSには飽きたとか、友達の最終ログインを見てもどんどん頻度が落ちてきているという話ばかりです。
そういう点では、MySpaceにはブログもあれば、動画サイトもあれば、音楽サイトも、写真のサイトも、フォーラムもなんでもあります。それが後発でありながら、アメリカでブレークした理由だと思いますが、きっとそのあたりはMixiもわかっているので、ニュースとか、アルバム機能、また音楽ダウンロードとかの機能を追加してきたのだと思います。


こちらの部類としては、MySpaceやWallopだろう。

一方2つ目の考えは、機能を削減してでも簡単なサービスにする事が成功の鍵との考えである。

コミュニケーションサービスの成功要素
1.単純さ、簡単さ
インターネットの裾野はまだまだ広がり続けており、インターネット初心者層もさらに増加している。さらに、その初心者層も、インターネットを使い続けていれば上級者になれるかといえばそうでもなく、「永遠の初心者」であり続けるユーザーも存在する。

実際にサービスを提供する中での実感だが、「ネットでの純粋なコミュニケーション」を求める層というのは、この初心者層から脱せないユーザーの割合が、他のサービスに比べて多いように見える。

そういったターゲットを取り込むためには、便利だけど複雑な機能よりも、どういうサービスなのかが単純に分かり、簡単に利用できるサービスであることが、まず求められる要素だろう。


こちらの部類としては、mixiやPRACだろうか。
※PRACはブログサービスであり、SNSでは無いのだろうけど…

自分はどちらの考えに賛成かというと、後者である。
※いかにユーザーを集めるのかという意味で

初めてWallopを使った時の感動は覚えている。だが、以降全く使っていない。
周りで使っている人なんて、見た事ない。

Web2.0の考え方である"Rich User Experiences"を否定してしまうのかもしれないが、一般的なユーザーはそれほど機能には拘っていない。

自分の周りにいる(職場以外の)友人を見てみると、PCを使ってやる事と言えば
- IEでYahoo!を見る、mixiを使う
- Outlookでたまにメールする
ぐらいである。
FireFoxいいよー、Becky!使いやすいよー、Gメール便利だよーと言っても、彼らの心には響かない。
それはなぜか。
IEと比べたFireFoxの優位勢(pluginとか)、Outlookと比べたBecky!やGメールの便利さの部分など、大多数の一般ユーザーにとってはどうでも良い事なのであろう。

ブラウザはブラウジングできればそれで十分。
メーラーはメールの送受信ができればそれで十分。
そしてSNSも、人とコミュニケーションが取れればそれで十分なのだ。

MySpaceがmixiとの差別化をいくら進めたところで、基本的なSNS機能をmixiが備えている限り、乗り換える必要は無いのである。
今のmixiユーザーのほとんどはfriendsterやorkut、Greeやキヌガサよりもmixiが優れていると思ってmixiを使っているのではなく、mixiしか知らないからmixiを使っているのだ。

先日のエントリーで紹介させて頂いた「グーグル・アマゾン化する社会」という本の大きなテーマの一つも"一極集中現象"である。

mixiなんてまさしくそれだ。
簡単に言えば、"なぜmixi使っているの?"と聞かれて"皆が使ってるから"と答える事である。

人が使えば使うほど便利になっていくサービス、まさにWeb2.0のキーワードである"participation"だ。

SNSの楽しみの一つとして、思わぬ旧友との再会があるかと思うが、これこそ皆が使っているサービスだからこそ実現できる事だろう。

また皆が使っているサービスだからこそ、そのサービス内で一定の地位を築く事に意味がある。
mixi内でハブとなっているような人物が、一斉に他のSNSに移動すれば、大逆転も起こりえるが、せっかく築いた地位や関係をチャラにしてまで、果たして他のSNSに移動するだろうか。

自分にとってあまり居心地の良いものではないmixiではあるが、圧倒的有利な状況を作り上げている事は間違い無い。
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# by aratafuji | 2006-09-27 02:09 | レポート

広告2.0[CGMとの融合]

以下のエントリーを読んだ。
広告2.0 次世代Web広告は業者間でユーザのWeb行動履歴がシェアされる!?

だが究極的には、どこのサイトでどんな行動をしたか、といった情報を多数のWebサービス企業間で共有し、『ヤフオクでトヨタ・カローラを落札してkakaku.comでカーステレオを価格順にソートしたユーザが、Googleでスピーカーについて検索すると、カローラ用カーステレオ用スピーカーのローエンドモデルを価格勝負で販売している業者の広告が出る』といったことが実現されるべきではなかろうか。


うーん、素晴らしい。
業界標準でクッキーのフォーマットとかを統一できたら、BtoBでの情報の受け渡しは不要になり、以下のような懸念も無くなりそうだ。
※プライバシー問題はだめか…

プライバシー問題は勿論、ライバル業者に客が流れる危険性などもあり、政治的な難しさはあるものの、テクノロジー的難易度はそう高くないはずだ。


自分でも広告2.0を考えてみた。

2.0というからには、やはりWeb2.0系のキーワードを広告と絡めたいところである。
ロングテールはGoogleやAmazonが既に行ってるし、Flash広告をAjax広告に変えてもだから何だって感じだし、広告のマッシュアップってのもくどいなー。

ということで、CGMと広告を絡めて見る事にした。
※結論ありきだったので、正直上記のような葛藤は特に無い

まず、CGMと広告の関係というと、真っ先に浮かぶのが、

http://www.blogkoukoku.com/index.htm
http://www.blog-koukoku.com/
http://www.blogclip.jp/

のようなブログを使った広告が思い当たるが、これは個人的にはとても嫌悪感を覚えるビジネスモデルであり、とても今後拡大していくとは思えない感がある。


ではCGMと広告との理想の関係は何かと考えた場合、個人的には"広告をCGMでフィルタリングする"ではないだろうかと思った。

ネット企業の収益源として今後も広告は主流であり続けるだろうし、広告でもユーザーにとって有益な広告であれば立派なコンテンツになりえる。

現在は企業ブランドを保つため、企業自身がフィルタリングした広告をユーザーに届けているかと思うが、今後は一企業が広告をフィルタリングするのではなく、ユーザーがユーザー自身でフィルタリングを行う方向に進んでいくべきではないだろうか。

無数にあるコンテンツをCGMによってフィルタリングしているのがソーシャルブックマークやフォークソノミーであり、既にその有益性は実証されている。

Googleのアドワーズがクリック率を踏まえた上で広告の掲載順序を決めているという事でこの考えに近いかとも思うが、クリックという行動のみでユーザーの意見を汲み取るのには限界があるだろう。

もちろん技術力を駆使して、ユーザーの能動的な行動が無くても、無意識なユーザーの行動を元にユーザー毎にパーソナライズされた広告を表示する事も可能かと思うが、現状のネット業界で一企業が技術力で勝負に出るのは、得策だとは思えない。
※理想論は技術力で勝負に出るべきなのだろうが、現実的に一企業、一サイトがビジネスを行う上でという意味で

ではどのようなサービスが自分の考えに近いかといえば、やはりAmazonやアットコスメになるだろうか。
Amazonがレビューを元に売ろうとしているのは自社の商品だが、そこが他社の商品やサービスの広告に置き換わるイメージだ。

現状の広告業界の常識では、同業他社の広告を比較して並べるなど有り得ない事だろうし、お金を払って出稿した広告を評価されて喜ぶクライアントなどもいないだろうから、常識的に考えて実現は難しいのかもしれないが、常識的な範囲内でビジネスを考えていてもなかなか活路は見出せないのではないだろうか。

具体的な実装方法に関してだが、例えば最初に引用させて頂いたエントリー内に以下のような記述がある。

これまで私は、広告を出す業者=最低でも広告費分が原価に上乗せされている=高い=価格以外の面で付加価値を打ち出さざるをえない=最安値業者にはなりえない、という先入観を持っており、価格重視で買い物をする際には広告を出していない企業を如何に探し出すかで最安値に近い選択ができると考えていた。しかしながら、今回はたまたま"ネットプリント""オンラインプリント"といったキーワードの単価が安かった為か、ほぼ最安値と思われる業者が広告を発信していた。


このようなレビューを広告に付けるのである。
アフィリエイトや上記のブログ広告とは違い、レビュワーに利益は入らない、
アマゾン(のレビュー)やアットコスメのような、モデルである。

レビューを書いてもらうのが敷居が高いのであれば、タグでも良いだろう。

"ユーザーのRadical Trust(進歩的性善説)と集合知を利用した次世代広告モデル"
新聞やマスコミが飛び付きそうなキャッチフレーズである。

実装方法に関しては、もう少し考えてみなければ…。
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# by aratafuji | 2006-09-25 23:25 | レポート

mixiの違和感と集団分極化、沈黙の螺旋

mixiに登録したのは2004年3月頃だったと思うので、登録してからそろそろ2年半が経とうとしているが、その間ほとんどmixiのサービスを使えていない。
※たまに友達の日記にコメントしたり、少しずつマイミクは増えていっているが…。

なぜ使わない(使えない)のか?

今までは以下のような理由だろうと、自分自身考えてた。

1."最近盛り上がってるけど、俺なんてサービス当初からユーザー登録してたから、今更って感じかなー"みたいなしょぼいプライド
2."最近落ち込んじゃって…"みたいなエントリに対して、"元気出せ!"と皆が口を揃える様な奇妙なまでの馴れ合い感に馴染めない

1に関しては、浪人した後に入学した大学で、"同じ年の奴が先輩面するようなサークルなんて入ってられねーよ"と考えたばかり、今一な大学生活を過ごした反省が未だに活かせていない。

2に関しても、表向きでは"あの馴れ合い感、気持ち悪い"と言いながらも、皆に元気付けてもらえて羨ましい、自分が"最近落ちてます"ってコメント書いたら、果たして俺のマイミク達は元気付けてくれるんだろーかという不安も正直ある。

そんなちっぽけな人間にはなりたくないと、何度か日記を書いてみようと思ったが、やはりやる気がでない。何か違和感がある。

最近読んだ「グーグル・アマゾン化する社会」という本で、何となくその違和感の正体が分かったような気がした。

その本に後半に登場する、"集団分極化"がそれである。
本の中で、"集団分極化"とは
ある集団内で議論をした際、その結論が中庸に落ち着くのではなく、先鋭化した極端な方向へと進むような現象である。
とある。
簡単に言えば、似た者通し集まってコミュニケーションを取っていると、その中での常識が皆にとっての常識と考えてしまうような事か。

mixiにどっぷりとつかっていない自分が、他人の日記のコメントを読んで感じる違和感は、その辺にあるのではないだろうか。

また、本の中には"沈黙の螺旋"というキーワードも出てくる。
自分の意見が優勢と認知した人は声高に発言し、劣勢と認知した人は孤立を恐れて沈黙する。その結果、優勢意見はより勢力を増し、劣勢意見はますます少数意見になる。

という事だ。

これもmixiのコミュニテイに当てはまる。
他人の日記でそれ違うだろ!って思っても、よほど自分の事を攻撃でも
されない限り同意もしないが反対もしない。

話しは変わるが、こんなエントリーを読んだ

ミクシィが2ちゃんねるに勝てないワケ
2chねらーとmixiユーザー。

この違いはなんだろなぁ?

何かが決定的に違う。いろいろ考えた。で、思った。

ネットの世界には2種類の人間がいる。

インターネットの力を信じる人間と、信じない人間だ。

知っている人間とまだ知らない人間、と言い換えた方が分かりやすいかもしれない。

ミクシィやってる人はまだまだネットの力を知らないと思う。

正の力も、負の力も。

<中略>

あとひとつ、ふと思ったこと。

本当にいいことっていうのは匿名でしかできないんじゃないかな?

実名だとどうしても偽善臭さを感じちゃうんだよね。

見返りを一切求めない、真の意味での奉仕っていうのは、匿名が前提にないと生まれない気がする。


このエントリでは、mixiユーザーのネットの経験の浅さ(ネットの力を知らない事)や、匿名と実名の違いという切り口から2chとmixiの違いを分析しており、もっともな意見だと思う。

自分は2chもたまに見てるだけーなので、よく分からんが、イメージとして2chには目立ちたがり屋が多いと感じている。

目立つためにはどうすれば良いか?
それは皆と違う意見を述べる事だろう。

皆と違う意見をネット上で述べるためには、ネットの力に対する理解が必要だ。

2chにも"集団分極化"や"沈黙の螺旋"は存在する。
スレッドによっては、反論しようものなら袋叩きに合う場合も多いだろう。

でも、多勢を利用して反論する者を袋叩きにしている者は、きっとmixiも心地よいに違いない。
そして、リアルな2chユーザーは、空気を読んだ上で他者との違いを表明し、一目置かれる存在となっているはずだ(と思う)。

「グーグル・アマゾン化する社会」の中で、著者は以下のように結んでいる。
一極集中的な思考を回避し、多様性を認知しつつ、主体性ある思考を貫けるのか。
新しい現代を生きるわたしたちに課せられた「群集の叡智」は、その真価を問われている。

mixiに対する違和感を今後も持ち続けられるかが、自分の中でのバロメーターかも。

ちなみにこの本はDanさんもお勧めでした。
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# by aratafuji | 2006-09-25 01:26 | レポート