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カテゴリ:つぶやき( 17 )

エンジニアを目指す学生に伝えた7つのこと

この記事はMonstar Lab, Inc. Advent Calendar 2016 の5日目の記事です。
前々日は @noboru_i さんの 地方でリモートワークするに必要なもの - Qiita
早速の二連投、ありがとうございます!


先日、島根大学 総合理工学部数理・情報システム学科の学生向けに、アジャイルソフトウェア開発の流れについて講義する機会を頂いた。
県内IT人材を育成する『システム創成プロジェクトII』11月5日開始

その講義に先立って、エンジニアを目指す学生に意識してほしい7つのことを説明したのだが、俺なかなか良い事言ったな感があったので、それについて書いてみる。
老害乙って思った人はそっ閉じしてほしい。

1.言葉に出そう

やりたい事、叶えたい事があったら、事ある毎に言葉に出そう!そうすると実現する可能性が高くなるというお話し。

唐突だが、私はパリス・ヒルトンが昔から大好きだ。あの美貌、いつまでも変わることのないスタイル、自由奔放な生き方、その上しっかりお金も稼いでる、最高だ。私は事ある毎に「パリス・ヒルトンが好き好き」と言い続けた。そしたら会えた。その時の写真がこれだ。
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私のおでこのテカリ具合はスルーしてほしい。

言霊とか、そういった事を言いたいわけではない。当時の私はポータルサイト運営会社に所属しており、デビューアルバムのプロモーションのために来日したパリス・ヒルトンのインタビューのお誘いが所属会社に来た。その際に、そういえばパリス・ヒルトン好き好き言ってたエンジニアがいたなってことになって、部署も職種も全く違うエンジニアの私がパリス・ヒルトンへインタビューし、インタビュー後に2ショット写真も取ることができた。私がパリス・ヒルトン好き好き言ってなかったら、会えなかっただろう。

それ以来、私は自分がやりたい事を事ある毎に、しつこく言い続けているようにしている。ここ2,3年は、アジャイル開発!オフショア開発!東南アジア!って至る所で言い続けてたら、フィリピンのスタートアップやベトナムの開発会社でアジャイル開発の導入を支援する事もできた。

やりたい事があるなら、周りがうんざりするぐらい言い続けると良い。

2.行動しよう

私の直近1年ぐらいの行動を書き出してみる。

■2015年 10月〜11月
  • フィリピン(フォートボニファシオ)のスタートアップへのアジャイル開発導入。
■2015年 11月〜12月
  • フィリピン(バギオ)での短期語学留学。
■2016年 2月〜8月
  • ベトナム(ダナン)の開発拠点へのアジャイル開発導入、技術サポート。

これらの行動によって得られた経験は以下の通り。
  • 海外に住んで働いた経験
  • 家族と離れて暮らした経験
  • 多国籍(フィリピン、インドネシア、韓国、ベトナム、日本)チームと英語でコミュニケーションを取りながら働いた経験
  • 語学留学の経験
  • 英語のワークショップに参加したり、プレゼンした経験

クネビンフレームワークという、課題や状況を分類する方法がある。

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このフレームワークの分類の一つである"カオス"な状況は、状況を正しく理解することが難しく、明確なプロセスも無い。その状況においてはただただ行動するしかないと定義されている。まさに現在の世界はカオスだ。複雑に絡み合った状況を正しく理解し、確実性の高いプロセスに則って人生設計することは難しい。

この状況においては、ただただ行動し続けるしかないと考えている。

3.アウトプットしよう

自分の考えや経験をまとめたら、積極的にアウトプットしていくと世界が広がるよという話し。

1.前職の社内勉強会でベトナムとのオフショア開発にアジャイル開発を導入してみた成果を発表

2.せっかく作った頑張ってスライド作ったので、Slideshareにスライドをアップロード。

3.15,000View超え!スライド見てくれた方々から連絡もらって、楽天テックトークやオフショア大学のイベントで登壇

4.アジャイル×オフショアはニーズありそうだなと思ったので、アジャイル系イベントの公募に応募

5.Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2015の公募に採択され登壇

6.Agile Japan 2015の公募に採択され登壇

7.Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2016の公募に採択され登壇

8.Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017の公募で不採択…

9.そのプロポーザルを見てくれた方から声かけて頂き、POStudy スクラム冬の陣2017 登壇予定←イマココ

アウトプットする際に。何か間違ったことを言ったり書いたりして笑われるのは嫌だからちゃんと勉強する。また、アウトプットすると良くも悪くも必ずフィードバックが得られる。そのフィードバックは本当に貴重だ。ちょっとだけ勇気出してアウトプットしてみると、これらの点から必ず成長できると確信している。

4.HRT重要

ご存知の方も多いと思うが、『Team Geek』という本に書かれている、チームで働くために必要な考え方の三本柱だ。
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三本柱とは以下の三つの価値だ。それぞれの単語の頭文字を取ってHRT(ハート)と呼んでいる。
H:Humility(謙虚)
R:Respect(尊敬)
T:Trust(信頼)

特に私のようなおっさんが若い人と一緒にチームを組む時や、国や文化をまたいでチームを組む時に重要な価値になる。正直言うと、HRT持っていない人と一緒に働くのは苦痛でしかない。また優秀な人ほどHRTを持ち合わせている傾向にあると考えている。チームで開発する時はHRTを大切にしよう。

5.一番の下手くそでいよう

これは『情熱プログラマー』という本に出てくる、成長の仕方の心得みたいなものだ。

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私は今まで10回ほど転職を繰り返して今に至るが、転職の度に自分が一番下手くそになる環境を選択してきた。一番の下手くそは辛い。優秀な同僚たち以上に日々努力し、勉強し、時間を費やさないととてもじゃないけどついていけない。そんな事を数カ月から数年ぐらい続けてふと気がつくと、あれ、普通にやれてる!って思う瞬間がやってくる。思いっきり環境に依存して自分の力を引き上げてもらっているわけだ。

私も今年で41歳、いい加減人を引き上げる側に回れと思われそうだけど、やっぱり自分も成長を続けたい。今後も意識的に自分が一番ヘタクソな環境に身を置き続けたい。

6.自己組織化しよう

"自己組織化"、この言葉が一番好きかもしれない。

ビジョンやゴールが共有されているチームにおいて、誰から指示されることも無く、ゴールを達成するためには今自分が何をすべきかを自らの頭で考え、自律的に動けるような人の事を自己組織化された人だと考えている。

自己組織化された人達が集まったチームで働くことは本当に楽しい。

以前、数千個のノベルティグッズセットを作らなければいけないことがあった。20人ぐらいで部屋に集まり、特に誰が仕切るわけでもなく机を一列に並べ、各種グッズが詰まったダンボールを机の上に置き、メンバーが一列に並んでテーブルに沿って歩きながら手にかけたトートバッグに各種グッズを詰め込んでいくお買い物スタイルでセット作りが始まった。そのうちすぐに、1回で1セットは効率悪いなと考えた人が5個ぐらいトートバッグを腕にかけて歩くようになった。五本指をうまく使ってトートバッグを開いておき、スムーズにグッズをバッグ内に入れる手法が編み出されるとすぐに皆がそれを模倣した。1ラインって待ち時間が多いよねって事を誰かが言い、迅速にテーブルの反対側にもう1ラインが生成された。その後は完成したトートバッグの中身を確認して梱包する者、グッズのダンボールを補給する者、不要になったダンボールを畳んでまとめる者、まとめたダンボールをまとめて捨てに行く者、誰も指示する者などいなくても、自らが今何をすべきかを考え、行動し、あっという間に数千セットを作ることができた。

まさにチームでのソフトウェア開発を、こんな感じでやりたい。難易度が違うことはもちろんわかってるけど、あの状況の再現を常に目指している。

7.検査と適応を繰り返そう

スクラムガイドに記載されているスクラムの理論の三本柱のうちの二つがこれにあたる。
※あとの一つは透明性

ここでは特にスクラムにおける検査と適応については触れないが、常にプロセスやプロダクトの状態を検査し、必要に応じて改善策を適応していこうという事だ。思いついた時に不定期に検査するのは良くない。毎日の終りや週末、月末、四半期末、年末などタイムボックス)決め、今の状態を検査する。対象は何でも良い。定期的に検査して必要に応じて別のやり方を適応してみる。そしてまたその結果を検査する。要は思考停止しないということだ。

ちょうど年末だし、自分も今年の行動を検査し、来年の計画を立てたいと思う。

まとめ

最後に改めて7つを並べてみる。
  1. 言葉に出そう
  2. 行動しよう
  3. アウトプットしよう
  4. HRT重要
  5. 一番の下手くそでいよう
  6. 自己組織化しよう
  7. 検査と適応を繰り返そう

他人に伝えたい事というより、自分自身が忘れちゃいけない事のリストだな。定期的に見直していきたい。

次は10日目の @takachan さん!

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by aratafuji | 2016-12-05 00:00 | つぶやき

私にとっての越境

この記事はDevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」の11/18分の記事です。

●自己紹介
はじめまして。藤村 新(@aratafuji)と申します。
Advent Calendar 初挑戦です。
一昨日で39歳になりました。
現職で9社目(フリーランス含む)でして、出戻りも2回経験してます。
そんなフラフラしている私ですが、ここ2年ほどはアジャイル開発について腰を据えて学び続けていました。

※現職で取り組んできたことは、以下のスライドにまとめてます。
アジャイル開発導入のためにやってきたこと



●私にとっての越境
DevLOVE Advent Calendarに参加させて頂くに当たり、私にとっての越境ってなんだろうと考えてみた結果、頭に浮かんだのが、「アジャイルなオフショア開発」でした。
この越境には以下の2つの意味があります。
  • 国境を越えた開発という意味での越境
  • オフショア開発という、自分にとって未経験な分野に対して挑戦するという意味での越境

●アジャイルなオフショア開発への取り組み
今年の初めにベトナムへ出張し、アジャイル開発やスクラム等についての研修を行なったり、部署内では浸透してきていたスクラムのやり方をそのままアジャイル開発に導入しようと試みましたが、なかなかうまくいきませんでした。
そこで、今一度現場の問題点を洗い出し、その改善施策として考えてみたのが「RFCモデル」という開発モデルです。
RFCモデル」はリーンカンバンを拡張した開発モデルでして、「頑張っても効果が薄い事は諦める」という考えのもと、以下を諦めます。
  • 一度のやり取りでの完成を諦める
  • 精度の高い見積もりを諦める
  • オフショア側での完成を諦める

またリーンカンバンのDoingのフェーズを、
  • Rough:70%程度の完成度を目指す(オフショア)
  • Fill:95%程度の完成度を目指す(オフショア)
  • Closing:完成させる(国内発注者)
の3つのフェーズに細分化したモデルとなってます。
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※「RFCモデル」については、以下のスライドにまとめてます。
アジャイルなオフショア開発


●越境した結果
上記したスライドをSlideShareにアップロードしてみたところ、色々と嬉しい事がありました。

1.尊敬している方々からコメント頂けた

2.楽天Tech Talkでお話しさせて頂いた

楽天Tech Talkというイベントを主催している川口さんさとりゅうさんからお声がけ頂き、先日お話ししてきました。
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※楽天Tech Talkについては、以下の川口さんの記事をご参照ください
Tech Talk という社内イベントをボチボチと続けている話

3.オフショア大学の勉強会でお話しさせて頂くことになった
以下のようなツイートを見かけたので連絡させて頂いた結果、第51回 オフショア開発勉強会という勉強会でお話しさせて頂くことになりました。

●まとめ
このように一つの境界を越境してみると、何かしらのフィードバックが得られ、その結果自分の世界が変わるという事が往々にしてあると思います。
思い返してみれば、アジャイル開発を学ぼうと考えた時も同じでした。

本を読んでいるだけでは生きた知識が得られないと考え、まずはPMI日本支部が募集していた「アジャイル・プロジェクトマネジメント研究会 立上げプロジェクト」に応募してみました。
幸いにもプロジェクトへの参画を認めて頂き、その会合でアジャイルコーチとして活躍されている木村さんにお会いしました。
木村さんが主催する「アジャイルサムライ横浜道場」に参加させて頂き、そこでCSMCSPOを持っている方々のお話しを聞いて是非自分も研修に参加したいと思い、認定スクラムプロダクトオーナー研修と認定スクラムマスター研修を立て続けに受講しました。
その後もアジャイル、スクラム関連の勉強会やカンファレンスに参加することにより、少しずつ"生きた知識"を得ることができ、その知識を活かすことによって所属する部署にも変化が現れ始めました。
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私自身越境しようと思う時は、とても億劫な気持ちになり、可能な限り変化したくないと思ってしまうのですが、その気持をグッと抑え、勇気を出して越境してみた結果、とても良い方向に自分の世界が変わってきたと感じています。

40歳も近くなり、今まで以上に越境する事が億劫になってくると思いますが、越境した先にはより良い世界が必ず待っていると考え、今後も越境し続けていきたいと考えています。

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by aratafuji | 2014-11-18 00:00 | つぶやき

新規サービスリリース完了

前職であるエキサイトから発注してもらっていた新規サービス(キッチン)のリリースが無事完了。
一昨日リリースし、昨日引き継ぎを行い、今日から自社に復帰。

直近での業務が無かったため、今日は以下のような事をしてた。
- 作りたいiPhoneアプリがあるので、目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパートを見ながらサンプル作成
- ついでにiPhone Dev Centerのドキュメントもパラパラと閲覧
- 次に作るサービスはぜひRailsで作りたかったので、RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発Rubyレシピブックでお勉強
- Rails使うならAptanaだと前に聞いてたので、とりあえず自前のサービス(PHP)をsamba経由でプロジェクトとして読み込み、ちょいっと編集

自前のサービスにFlashを組み込みたいと思っていたが、AS3、Flexの勉強は放置中ー。
OpenID, OAuth, OpenSocial辺りも勉強したいとは思ってるけど、出来てないー。
うーん、学ぶべき事多すぎ…。
まあ、それが楽しいからWebアプリケーションエンジニアを続けていると信じたい。
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by aratafuji | 2009-04-01 18:38 | つぶやき

年末年始に考えた

年末に以下のエントリーを読んで、とても同感した。
「はてな」がWeb制作を「ものづくり」と呼ぶことにかなり違和感を感じるのはなぜなんだろう?
※別にはてながどうこうというわけではなく、自分がやっているWebアプリケーション開発という事自体をとても「ものづくり」とは言えないなという意味で。

年始にテレ東で放送していた世界大工王決定戦という番組を見てて、拘り持って家を作っている職人さん達が、何だかとても羨ましく思えた。
※鳶やってた友達に話したら、人前で喧嘩するなんてあんなの職人じゃねーと言っていたが…。

この2つのインプットを通して(はまちちゃん同様)ぼくの中でなにかがハジけた。

よくシステム開発は建築に例えられるが、自社サービスに限った場合、自分がやっている事なんてどっかしらで無料で手に入るパーツを自分の家の庭で組み合わせて、ちょっと外観を飾り付け、少しだけ珍しい家具が置いてあるだけみたいなものだ。
こんなんでは、とても自分は「ものづくり」をしていますと胸を張って言えない。
受託は食いつなぐためにやらざるえないけど、いずれは自社サービスのみで食っていけるようになりたいなんて安易に言っていた自分が恥ずかしい。

当たり前の話しだが、クライアントが他人ならば受託開発であり、クライアントが自分(自社)ならば自(社)サービスになるわけで、システム開発部分でのやること自体は全く変わらないはずだ。

安直に、受託開発はつまらないし大変だから極力避けたい、自社サービスは作ってて面白いからやりたいなんて考えず、お金を払ってでもシステムを作ってほしいと考えているクライアントがいるのであればとことん拘ってシステムを構築し、自分がお金を払ってでも作りたいと思うサービスがあるのであれば、自分自身がクライアント兼請負業者になれば良いんだろうな。

そういう視点で考えると、今まで自社サービスとしてやりたいと思っていた(もしくは作った)サービスの中で、お金を払ってでも作りたいようなサービスがはたしてあったんだろうか…。

とても当たり前の事を書いている気がするが、そんな事も分かっていなかった。

- クライアントが他人ならば受託開発、クライアントが自分ならば自サービス
- どちらもやる事自体は同じであり、品質、モチベーションが変わる事自体が適切ではない
- 自サービスを考える上で、自分自身お金を払ってでも作りたいサービスかどうかという点を基準にする

こんな当たり前の事をしっかりと心に刻み、今年も頑張っていこうと思う。
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by aratafuji | 2009-01-06 20:45 | つぶやき

「一日一選」というサービスを作ってみた

先週から今週にかけての間で、「一日一選」というサービスを作ってみた。
一日一選
モバイル向けのみだけど、何とか動くようになったかと。

このサービスの主な機能は、モバイルから画像をメール投稿出来るだけだ。
ただそれだけ。
しかも、1日に投稿できる画像は1枚のみっす。
※同日に再投稿すれば、上書きされる

元はといえば、このサービスは奥さんの企画だ。
珍しく奥さんと意見が一致した、記念すべきサービスなのである。
これぞ正しく、"初めての共同作業"。

私のように、携帯のカメラ機能を全く使えていないような人がもしいたら、お気軽に使ってみて頂けるとありがたいっす。

継続してみると、面白い物が出来るはず!と信じて、まずは自分だけでも使ってみようと思います。
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by aratafuji | 2008-12-17 00:31 | つぶやき

日本人受けするWebサービスの要素

前職の上司だった方と、日本人受けするWebサービスの要素って何だろうと話した機会があったので、その時に考えた事のメモ。

個人的に、以下の3要素ではないかと考えた。
1.習慣化
2.匿名性
3.ゆるい繋がり

1.習慣化
個人的に、ここ1年ほどの間で習慣化した事として、"体重、体脂肪測定"、"家計簿"がある。
"体重、体脂肪測定"は毎回の結果をカレンダーに記述しており、一日でも忘れる(カレンダーに穴が開く)と、とても残念な気持ちになる。
"家計簿"はフリーのソフトウェアを使って付けているが、こちらは1日忘れると、翌日がかなり面倒になるので、極力その日の収支はその日中に入力するようにしている。
これらの作業は、始めた頃こそ意識しないと忘れてしまっていたが、頑張って続けていくうちに、夜風呂からあがったら"体重、体脂肪測定"⇒カレンダーに記述、寝る前⇒"家計簿"という行動が習慣化され、今では決して忘れる事は無くなった。
※覚えていても、面倒だからパスする日もあるが…

上記の例のように、一度習慣化させ、後は無意識に行動させる事が重要ではないだろうか。

自分が関わったWebサービスの中で、この習慣化がうまく働いたと思われる例が2つほどあった。
一つはモバイル向けの懸賞サイトである。
そのサービスはただ単に一日一回リンクが着いたメールが携帯宛に送信されるだけのものだ。
リンクを押すと、何のエフェクトも無しに、98%ぐらいの確率で"はずれ"とだけ表示されるのだが、そのサービスのCTRは70%近くあったと記憶している。
私自身、システム確認用に登録していたのだが、毎日大体決まった時間にメールが届き、リンクを押し、はずれを見て携帯を閉じるという行動が、習慣化されていた。
※時たま"当たり"が出ても、いつもの習慣で携帯を閉じてしまう

もう一つはレシピサイトだ。
こちらのサービスは、毎週月曜日に一週間分のレシピが更新されるのだが、他の日に比べて月曜日のアクセス数は群を抜いていた。
きっと、月曜日にそのレシピサイトにアクセスして、その週の献立を考えるという行動が習慣化されたユーザーの方々が多かったのではないだろうか。

ちなみに、この"習慣化"と"日本人向き"との関連性は不明…。


2.匿名性
個人的には"実名"のメリットを感じているのでとても残念なのだが、やはり日本では"匿名性"を前面に押し出していかないと流行らないのだろうと感じている。
犯罪予告でもしない限りは身元がばれないような安心感を出していった方が、やはりユーザーに受け入れられるのであろう。


3.ゆるい繋がり
多くの人がmixiのガッツリとした繋がりに疲れているのではないだろうか。
mixiで日記を書いているユーザーは、この日記を誰が読んでいて、それを読んだらどう思うかを、多少なりとも考えていると思う。
だからこそtwitterのように、基本は誰も見てないだろうというようなミニブログがある程度受け入れられたのではないだろうか。
2chでいうならば、"この速さなら言える!"というノリである。

twitterのような、自分の友人関係でグルーピングするようなミニブログは腐るほどあるからもう需要は無いかと思うが、他の切り口でグルーピングするようなミニブログはまだいけるのではないだろうか。
※スレッドという要素でグルーピングしたのが2ch、動画コンテンツという要素でグルーピングしたのがニコニコ動画というイメージ
そのグルーピング要素の一つとして位置情報があるかなと考えている。

結論として、上記3要素を満たす、最も日本人向きのWebサービスは、やっぱり2chだったか。


書いているうちに、何だかとっても当たり前の事を書いている事に気付いた。

しかしながら、何か新しいサービスを考える際に、とっても当たり前の事をすっ飛ばして、"こんなサービス面白いかも"、"こんなサービスがあれば便利かも"などと考えてしまう事が多々あるので、自分への戒めの意味で投稿しておく。
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by aratafuji | 2008-12-09 05:37 | つぶやき

はてラボの新サービス

はてラボに新サービスが追加された。
はてラボに3つの新サービスを追加しました
サラっとしか見てないけど、かなりの脱力感を感じた。

・全く面白いと思えない。
・全く便利だと思えない。
・全く先が見えない。

これらのサービスをラボで試してみたフィードバックを、一体何に活かしていこうと考えているんだろう?
はてラボって、はてな社員の砂場なのか?
はてなカウンティングの受けが良かったら、ブログパーツでも量産するのか?
はてなニュースのターゲットは、bogusnewsなのか?

gooラボペパボカヤックEDGEえがちゃん.netなどの試みの方が全然面白いし、興味深い。

勝手にはてなを特別扱いしてたけど、サービスの企画力という面では全然大した事ないのかもしれないと思った。
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by aratafuji | 2008-12-04 20:39 | つぶやき

コメントを頂いた

前回の記事でトラックバックさせて頂いた社長さん(と思われる方)からコメントを頂いた。

非公開コメントだったので内容は伏せておくが、とても真摯なメッセージだと感じた。

この社長さんのような著名な方と私のような一エンジニアが、数行のテキストとはいえ意見を交わす事が出来るなんて、やっぱりインターネットは素晴らしい!

ウメダモチオイズムのエバンジェリストとして、今後も頑張っていこうと改めて思えた。
Webエンジニアとして、今後も頑張っていこうと改めて思えた。
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by aratafuji | 2008-11-14 19:03 | つぶやき

'梅田望夫の「はてブがバカすぎる」議論について'を読んで

梅田望夫さんのつぶやきが議論をよんでいるみたいだが、ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるや、シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土を読んで気分アゲアゲになった私は、梅田望夫さんの肩を持ちたいと思う。

色々と批判的な記事を読んだが、特に以下の記事が引っかかった。
梅田望夫の「はてブがバカすぎる」議論について:
実行する勇気もない犯罪予告がいっぱいあって、
海外に行ったこともないのに、韓国・中国の批判をして、
英語のニュースを読めないのに、反米主義を唱えて、
発売前の本やゲームの批評がアマゾンにいっぱいあって、
つきあったことないのに、女性をスイーツ(笑)呼ばわりして、
彼女いない暦=年齢なのに、結婚は無駄だと延々と議論していて...

このように、インターネットの現状を徒然に書いているが、そんな事は言われなくたって知っている。
問題はその現状を認識した上で、どのように行動を起こすかではないのだろうか。

この社長さんは、そんなインターネットの現状が理想とするインターネットの姿なのだろうか。
であれば、それでも良いだろう。

しかしながら、私は今のインターネットが決して理想の姿だとは思えない。

「買ったことのない本に対する書評の批判」が溢れるより、該当の記事を読んで興味を持ったのであれば、まずは対象の本を読み、自分自身で考え、その上で会った事も無い人達と熱く議論できるような世界にしたいと考えている。

不条理な現実に遭遇した際に、"そんなもんだよ"なんて冷静に受け流すような人間にはなりたくない。
少しでもその不条理な現実に立ち向かっていくような、熱い人間であり続けたいと思う。

この社長さんのプロフィールを見たら、
好きな言葉は「C言語は世界を救う」。

とあった。
社長さんの経歴を読む限り、この'世界'とはインターネットの事だけを指しているわけではないだろう。
しかしながら、このような熱い言葉を好きな言葉に掲げている方が、このような冷めたコメントをしてしまう事が残念でならない。
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by aratafuji | 2008-11-10 13:31 | つぶやき

はてなブックマークリニューアル発表会レポートを読んで

はてなブックマークリニューアル発表会が行われたとの事で、以下のレポート等をざっと読んだ。

はてなブックマークのリニューアル発表会に潜入してきた
はてなブックマーク新バージョン速攻レビュー!
はてなブックマークリニューアル発表会見に行ってきた。検索すごかった。
はてなブックマーク2 ──「はてなブックマーク」リニューアル発表会

※増田にもまとまってた
はてなブックマークリニューアル発表会レポート一覧


検索が凄いとか、UIが便利になってるとか、「お気に入り」が強化されたとか書かれているけど、率直な感想としては、"ユーザーの能動的なアクションを期待しすぎ!!"という一言に尽きる。


私ははてなブックマークを2つの目的で使ってきた。

1つは個人的なブックマークとしての機能だ。
会社のPCでも家のPCでもネットサーフィンをするので、使っている環境(PC)を意識する事無く気になった記事をブックマークする事ができ、どの環境からでも過去にブックマークした記事を探す事ができるのはとても便利である。

2つ目は、今のネットのトレンドを追いかけるためだ。
人気エントリーと、注目エントリーのFeedをRSSリーダーで常に見ていれば、大体のトレンドをつかむ事ができると思っている。


前者に関しては、UIの向上、検索機能の強化はありがたいと言えばありがたいが、別に今のままでも特に困った事は無い。
私が今後のはてブに期待していたのは、後者のフィルタリングについてである。

人気エントリーと、注目エントリーを見ていても、タイトルで興味を持つのは5件に1件程度、実際にリンクをクリックして元記事を読むのは10件に1件程度だと思う。
興味が持てない残りの8割程度の記事を、自分専用にフィルタリングして表示しないようにしてくれたら、どんなにありがたい事だろう。

もちろん新機能どころか、今現在の機能を使う事でもある程度のフィルタリングを行う事は可能なのかもしれない。
しかしながら、ぶっちゃけそれらの能動的なアクションは、とても面倒でならない。

私がはてなに対して、何の情報も与えずに"フィルタリングしろ!"と言っているのであれば、それは無茶な話だ。
しかしながら、私ははてなに対して大量の情報を与えている。

- 私がWeb開発関連のTipsがあればリンクをクリックし、高い確率でブックマークしている事をはてなは知っているはずだ。
- 私が新しいWebサービスに関する記事があればリンクをクリックし、たまにブックマークしている事をはてなは知っているはずだ。
- 私が英語の勉強法に関する記事があればリンクをクリックし、たまにブックマークしている事をはてなは知っているはずだ。
- 私がネットで炎上しているような話題があればリンクをクリックし、滅多にブックマークしていない事をはてなは知っているはずだ。
- 私がアニメやゲーム等の記事があれば、全てスルーしている事をはてなは知っているはずだ。
- 私が3次元のエロネタがあれば、夜間、休日に限ってリンクをクリックし、決してブックマークしない事をはてなは知っているはずだ。

これほどの行動履歴情報をはてなに与えているにもかかわらず、それでもなおユーザーに対して能動的なアクションを期待するというのだろうか。

ベイジアンをカテゴリー分けに生かすのも良いけど、ぜひユーザー固有のフィルタリングとしても応用してもらえないものだろうか。

私が理想と考えている人気エントリー、注目エントリーのUIは、Gmailに近いものだ。
- 記事に対して、タグを付ける事ができる
- 特定の単語や、元記事のドメインを元に、記事に対して自動でタグを付ける事ができる
- 自分にとっての不要な記事は、spamと認定する事ができる
- システムによってspamと判断された記事は、spamフォルダに振り分けられる
- spamフォルダに振り分けられた記事に対して、spam認定を解除する事ができる

名づけて、"パーソナライズドホッテントリ"。

mailと違ってspam基準が個人によって全く異なるため、難易度は高いであろう。
しかしながら、技術力が売りのはてなが発表会まで開くぐらいならば、これぐらいの事をして欲しかった。
今後に期待したい。
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by aratafuji | 2008-11-05 15:25 | つぶやき