self memo

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"ウェブ時代 5つの定理"の対象読者

ウェブ時代 5つの定理を読んだ。

自分探しが止まらないを読んでフラストレーションが溜まっていた私は、いかにもな「自己啓発書」と思われる本書を読めば、ノリノリな気持ちになれると信じていた。
けれど、ノリノリになれなかった…。

なぜだろうか?
結論からいえば、私は本書の対象読者では無かったからであろう。

私が思う、本書の対象読者は以下の何れかに該当し、かつ「働く充実感」を得られていない者だ。
- 才能溢れるAクラスの技術者
- 豊富な経験を積んでいる者
- 大金持ち

残念ながら、私は上記対象に該当しない。

まえがきには以下の記述がある。
現代社会で働くすべての人が、仕事に活路を見出していくうえで座右に置き、仕事のさまざまな局面で手に取り、この金言を何度も繰り返し実際に使えること、生きるヒントを得られること、仕事に活かせること。それを、本書は目指しました。

これを読んでた頃は、ワクワクだった。
なぜならば、私は現代社会で働いている。

期待に胸膨らませて挑んだ第一の金言は、以下だ。

もしフラストレーションが報酬よりも大きかったら、
そして、失敗の恐れよりも欲のほうが大きかったら、
そして、新しい技術や製品がつくれるのなら、始めよ。
<以下略>
-- ゴードン・ベル

注目すべきは、これら3つの条件式が、"and"な点だ。
1番目、2番目の条件は主観的な条件なので、何とかなる。
さらっと書いてある3番目の条件、これは厳しい…。

やや動揺しつつも読み進める。

Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。
Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。
-- シリコンバレーの格言

上記した通り、私はAクラスの人ではない。
決して、"採用面接を受けるならば、Bクラスの面接官がいそうなところに行け"と言いたいわけではないところをみると、この格言から何を学べというのだ。
Aクラスでなくとも、"Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。"事ぐらい分かる。
サイボウズラボの人の記事を読むと、そんな甘いなものではないのかもしれないけど…。

その後、シリコンバレーやGoogleに、世界中から「最高に優れた技術頭脳」が集まっている様を表す金言?が続く。
そんな事も知っている。
知りたい事は、「最高に優れた技術頭脳」を持っていない私はどうするべきかなのだ。

P.191~192にかけては、boldでさらに追い討ちをかけられる。

第4定理までで、私は本書が対象とする技術者では無い事を思い知らされた。

そして、第5定理の"大人の流儀"。
ここで定義されている"大人"とは、"十分な経験を積んだ者"、"投資する余裕のある大金持ち"ではないだろうか。

こちらも前述した通り、私は該当しない。

ページを読み進める度に、今までの人生で一体自分は何をしてきたんだろうか、というような後悔の念だけが強まる。

最後の最後で、著者から私のような者に向けられたと思われる記述が現れる。
それは、以下の格言を受けてのものだ。
自分がやらない限り世に起こらないことを私はやる。
-- ビル・ジョイ


しかし、この言葉はそんな一握りの天才だけに許された言葉なのでしょうか。
私はそうは思いません。
どれほどの数の人がいても、一人ひとりの個性や経験や環境はすべて異なります。さまざまな個性や志向性を組み合わせていけば、「自分がやらない限り世に起こらないことをする」ことは必ずできる。

ここまででケチョンケチョンにされてきた私に、もはやこの言葉は響かない。
そして、読了。

本書を読んだ事で、きっと私の人生は変わらないだろう。

これまでだって、それなりに努力してきた。
そして、これからもそれなりに努力し続ける。

本書に以下の記述がある。
個に徹底的に自由を与える。結果としての平等を求めるのではなく、すべての人にすべての情報があまねく与えられる環境整備をして、機会を均等に与えたい。インターネットとはそういうことを実現できるものなのだ、

機会が平等に与えられている事も、知っている。
与えられた機会を生かせていないのは、自分のスキルの問題だ。

"今のままの君でいいよ"なんて欠片も思わせてくれなかった事は、感謝するべきだろう。
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by aratafuji | 2008-03-05 00:52 | レポート

"自分探しが止まらない"の落とし所

自分探しが止まらないを読んだ。
とても読みやすく、一気に読めてしまった。
Danさんや、「自己啓発書」が好きな人が述べているように、膨大な資料が提示されているのは確かだが、やはり"資料をまとめただけじゃない?"と思ってしまう。

著者は、まえがきの中で、以下のように述べている。
「自分探し」にハマりこまないためのヒントを示すところまで持っていきたい。

そして、そのヒントが以下である。
筆者は自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブ・シンキングに逃げ込む姿勢を批判してきたが、ポジティブ・シンキングそのものを否定しているわけではない。むしろ、こういう世の中を生きるために欠かせない武器こそ、「自分探し」に振り回されず、前向きに生きる姿勢であると信じている。
"ポジティブ・シンキング"と、"前向きに生きる姿勢"を同意と考えると、安易じゃないポジティブ・シンキングって何だ?ポジティブ・シンキングに至る過程が重要という事か?
散々事例を挙げた上での結論がこれだとすると、かなり残念である。

また、本書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。
まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、本当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。
あとがきにもそのような記述がある。
僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。

頑張ったからではないのか?
汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか?

しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。

"頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、本書の中で散々嘲った"自己啓発本"になってしまう。

そういう意味で、本書の落とし所は大変難しい。

"海外行ったて、何も変わらない!現実逃避するな!現実を見ろ!お前に可能性なんて無い!"のような、思いっきりブルーな落とし所に持っていっても良かったかもしれない。
※中盤辺りまではそういう勢いを感じたのだが…

しかしながら、個人的には本書の中で"自分探し"とは対極な存在として挙げられていた三浦カズや野茂を"自分探し"の理想のゴール像として提示して欲しかった。

Danさんも書いている通り、嘲うべきは、"自分探し"をしている人ではなく、"決められない人"である。

三浦カズや野茂のように、"自分を探し"、"決め"、"突き進む"人達は、やっぱりカッコいい!
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by aratafuji | 2008-02-28 17:58 | レポート

"なめらかな社会"に関する考察

昨日のエントリーで触れた、"なめらかな社会"に関して、早速彼女に話してみた。

すると、鋭いご指摘が…。

まずは、「なめらかな貨幣(PICSY)」について。
3.設計研第7回:鈴木健 講演(3) - ised議事録 - ised@glocom

PICSYのゴールとして、以下の記述がある。
二点目に重要なのは、「コミュニケーション力学を変える」ということです。従来の売る-買うというコミュニケーション構造においては、買い手が神様でした。貨幣を持つほうが圧倒的に強かったわけです。その一方、売り手は商品さえ売ってしまえば、買い手の効用を考慮しなくてもいいわけです。これに対して、PICSYにおいては売り手が投資家にあたります。価値が伝播するというのは、いいかえればすべてが投資になるということなんですね。というのも、PICSYでは買い手がより高い価値を生み出せば生み出すほど、自分にリターンしてくる利益も大きくなるからです。つまり商品を売り払った後も、売り手は最後まで責任を持つようになります。


"すべてが投資になる"って、よく考えると怖い。
一番怖い例としては、鈴木さんが説明に使っている医者の場合だ。

こちらの例では、治る見込みの有る(後ほど収益を上げる可能性の有る)患者の例なので、問題無さそうに見えるが、逆に治る見込みの無い(後ほど収益を上げる可能性の無い)患者であったら、どうなるのだろうか。
この説明だけを読む限り、そのような患者を、医者は治さなくなるという事か?


次に、「なめらかな社会契約」について。
3.設計研第7回:鈴木健 講演(3) - ised議事録 - ised@glocom

鈴木さんの考える、ライフログに蓄積されるデータとは、ユビキタス社会で自動収集するデータとの事だが、そのライフログの中は、"本音"と"建て前"のどちらが多く占められるのだろうか。

例2:まわりにタバコを吸う人しかいない場合に限り、タバコを吸ってもよいとする。過去にいつタバコを吸ったかというデータがライフログに残っていれば、タバコに火を点けることができる。もちろん、「自分はタバコを吸わないが、他人がタバコを吸うのはかまわない」という人の前では吸うことができる。そうした情報もライフログに保存する。

タバコを吸わない人にとって、まわりでタバコを吸われる事は、本音では嫌な場合が多いのではないだろうか。
しかし、喫煙者が目上の人だったり、細かい事を気にしていると思われたく無いなどの理由で、建て前上は「どうぞ吸ってください」とのデータをライフログに登録しておいたとする。
すると、周りの喫煙者達は、全く遠慮せずにタバコを吸い始める。

この"遠慮"が無くなるのが、"なめらかな社会"なのだろうか…。
タバコを吸っても良い、吸ってはダメというのが、明確になる社会?
これは、”なめらか”の反対概念である、"ステップ"ではないのだろうか。

うーん、もっと考えなければ。

一つ言いたい事は、自分は決して揚げ足を取りたい分けではない。
この"なめらかな社会"について、とってもめちゃくちゃちょー興味があるのである。

もっと調べ、深く考え、そして形あるものにしなければ。
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by aratafuji | 2007-11-21 11:43 | レポート

"Social Graph"と"なめらかな社会"

以下のエントリーを読んだ。

設計研第7回:目次 - ised議事録 - ised@glocom
※まだ"講演:鈴木健 「なめらかな社会の距離設計」"までだけど

この講演内容は、かなり面白い!

そもそもどのようにしてこのエントリーにたどり着いたかというと、
1.livedoor ReaderでSocial Graphについてのフィードを読む
2.Social Graphって、以前考えていた"友達管理サービス"に近いなーと思う(後述)
3.Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへを読んで、噂のOpenSocialの友達情報APIでも採用されていた事に気付く
4.[翻訳] ソーシャルグラフについてを読み、ますます興味を持つ
5.はてブで検索して、先日登録したFooo.name!!も、ソーシャルグラフの影響を受けたサービスだと知る(ソーシャルグラフ共有サイトと言うかなんと言うか、Fooo.name!!というWebサービスを作った)
6.なめらかなメッセージング- ised議事録 - 2.設計研第7回:鈴木健を知る

いやー、ナイスリンク。ビバインターネット!

なお、以前考えていた"友達管理サービス"の概要とは、以下のようなものである。

---
[友達管理サービス]
■概要
- ユーザーが、自分の友達を管理し、更新状況を把握できるサービス
- SNS、blogなどの個人が管理するページを、1つ上のレイヤで横断的に管理
- ユーザーを表すIDには、URLを用いる
    - mixiのマイページとか、前略プロフとか、各ユーザーのblogとか
- 友達構造には、XFN(http://gmpg.org/xfn/)を用いる
- このサービスで構築した友達構造を、検索、SBMのアルゴリズムに組み込む事を最終目標とする

■機能
- 個人情報登録機能
    - URL(個人を一意に表す)
        - メイン、サブなど、複数登録可
    - 表示名
        - 図式化する際に使用
    - サムネイル
        - 図式化する際に使用
        - デフォルトは、メインURLのキャプチャ
- 友達追加機能
    - 友達情報登録
        - URL
        - 表示名
        - 関係
            - 同僚、家族、友人など
            - 自分にとってどの分野のカリスマか
- 友達更新情報確認
    - 友達を一意に表すURLの更新情報表示
- 友達関係図式
    - mixiGraph(http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/)みたいなイメージ
        - Flash
            - http://www.creativesynthesis.net/blog/projects/graph-gear/

■懸念
- ユーザーメリット
    - 友達を登録するモチベーション
- 認証
    - 個人のURLを確認する手段

---
[SBM2.0]
■概要
- カテゴリをまたいだSBMの一覧に、あまり価値は無いのではないか
    - SBMの対象コンテンツは、カテゴリに分ける
        - 可能であれば、自動振り分け
        - レコメンド程度で十分?
- 全ユーザーのBMが、同じ重みを持つ事が不自然ではないか
    - SBMの1ブックマークに、重みをつけることにより、有益なコンテンツを抽出
- 重みは、ユーザーのカテゴリ毎に算出
- 重みの要素は、以下を検討
    - 専門性
        - 自己申告
    - ユーザー評価
        - リンクポピュラリティの概念
            - 人から信頼されている(カリスマ)ユーザーのBMに重みをつける
            - ページランクに対抗して、カリスマランク
    - ソーシャル指標
        - 身近なユーザーのBMに重みをつける
        - 身近を判断する要素として、友達管理サービスのデータを使用
■機能
- 一般的なSBMサービスと同様
- ソートにBMユーザーの重みを利用し、価値有る情報を抽出
- ソートに、閲覧ユーザーのソーシャル指標を用いるため、見るユーザー毎に
  結果は異なる
    - リアルでは身近なユーザーの影響を受ける事を、ネット上で実現
---

SBM2.0と書いているのは、上記講演内容に出てくるSTN(Social Trust Network):SNS型RSSリーダーにかなり近いのではないだろうか。
世の中の考えとずれてなくてよかったよかった。
気付くの遅いけど…。

まだ関連エントリーを読みきれていないけど、このSTN(Social Trust Network)で、1点だけ腑に落ちない点が…。
この鈴木さんという方は、「なめらか」の反対概念として、「フラット」と「ステップ」を挙げており、ステップとは内と外を離散的(デジタル)な関係に切り分けるものと定義している。
一方STNでは、「この人の情報選択センスは信頼がおける」という友人を登録するとある。
信頼する、しないというのは、めちゃ「ステップ」では無いのか?
また、1人の人格が全ての面で信頼出来るとは限らない。プログラムセンスのある友人が、ファッションセンスがあるとは限らないからだ。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、カテゴリ毎に重みをつけたらどうかと考えた。
さらに、友人=信頼できる情報をくれる人物とは限らない。無知でも貴重な友人は多い。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、関係というパラメータにカリスマを含めてみた。

うーん、シンプルじゃないなー、俺の考え。

とりあえず形にしてみなければ!

以下のようなバッシングが聞こえる気がする…。
[あとで消す] 梅田望夫さんの感動的なお言葉

--- 追記 ---
引き続き考察中です。
"なめらかな社会"に関する考察
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by aratafuji | 2007-11-20 16:24 | レポート

C2B2Cサービスは、全てマッチングサービス

最近新しいサービス(ネット上でのC2B2Cサービス)を常々考えている。

当たり前の事かもしれないが、価値有るC2B2Cサービスは、全てマッチングサービスだ。

検索連動広告:広告クライアント to Googleとか to 検索者
動画配信:動画提供者 to youtubeとか to 暇人とか
(blog)検索:blog発信ユーザー to テクノラティとか to 検索者
EC(オークションなど):売りたいユーザー to ヤフオクとか to 買いたいユーザー
出会い系:出会いたいユーザー to フレンズとか to 出会いたいユーザー

上記の各サービス提供者(中央のB)は、単純に左のCと右のCをマッチングさせているだけに過ぎない。


何か新しいネットサービスを考えようとすると、表面上の楽しさ、華やかさに目を奪われたり、最初からビジネスモデルを考えすぎてしまったりする。

第2の脳内メーカーを作る事なんて、(ビジネス的に)何の意味も無いだろう。


先日同僚のプロデューサーから、新しいサービスが浮かんだ!と言われた。
彼曰く、
"企業にサンプル品を提供してもらい、会員登録したユーザーにサンプル品を発送するサービスってどう?絶対いけると思うんだけどなー。"

おお、確かにサンプル品を配ってユーザーの反応を確かめたい企業と、タダ(彼のイメージだと、発送料金はユーザー持ち)でサンプル品を使いたいユーザーとのナイスマッチングサービス!

って、もろサンプル百貨店じゃんか!

彼のひらめきがあと数年早かったら、大成功していたかもしれないけど…。


最初からシステムやプロモーション、コストなどをどうこう考えるのでは無く、未だマッチング出来ていないペアを探せば、きっとそこには有益なサービスがあるに違いない。

今後は毎日の生活の中で、自分がマッチングしたいのにマッチング出来ていないオブジェクトを探していこうと思う。名づけて"不便探しの旅"。

同時に自分も探さなくてはー。
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by aratafuji | 2007-09-28 11:48 | レポート

タッチスクリーンのユーザーエクスペリエンス

同僚が「iPod touch」を自慢げに会社に持ってきていたので、触らせてもらった。
やっぱりすげー。

何がすごいとかでは無く、何かワクワクする。
こんな体験(ユーザーエクスペリエンス)は、久しくなかった気がする。

特に、マルチタッチインターフェースのグウィーングウィーン感が面白い。

昔見た"マイノリティ・リポート的インターフェース"の動画をふと思い出し、改めて見てみた。
やっぱりすごい、マイノリティ・リポート的インターフェース
タッチスクリーンで映画『マイノリティリポート』は現実になる
この動画は何回見ても、面白い。

マルチタッチインターフェースについては、以下のエントリーに詳しく書かれている。
ジェフ・ハン氏のマルチタッチ・インターフェイスがすごい:Jeff Han's Multi-touchInterface
iPhoneをハン氏はどう見てる?
ところでMacWorldでiPhoneのマルチタッチが発表になったとき、みんなが真っ先に思い浮かべたのがハン氏だ。NYタイムズのデイビッド・ポーグ記者もその一人。で、ジョブズ氏にそのことを聞いているんだよねー。彼のブログNYT-Bitsにこの時の話を書いてる。

ポ記者「マルチタッチのスクリーンならジェフリー・ハンという人が2005年8月辺りから大きいのデモってます。彼の作品はご存知ですか?」
ジョCEO「うちは2年半前からやってるんだよ」

実際、アップルのマルチタッチの特許出願はハン氏のデモの1年前、2004年5月6日に遡る(出願の図版はここだよ)。2005年にはマルチタッチ分野のリーディングカンパニーFingerWorksを買収しており、OS Xに導入の噂も。

「アップルはiPhoneにハン氏を雇おうとして失敗した」という情報の真偽をTED主催者が質したところ、ハン氏は

「iPhoneは本当にすごいです。この技術をコンシューマ市場に展開できる企業があるとすればアップルだと、それは僕が常日ごろ言ってきたことだし。もうちょっと大きかったら両手使えるんですけど」

という前向きな答えだった。いい人だなあ。

Appleは、このデモの1年前に特許出願してたのか。
さらに、いち早く製品化してしまうところが、Appleのすごさなんだろう。


日頃業務では、Ajaxだ、Flashだ、などとUIについて考えているが、現状のディスプレイ+キーボード+マウスというIFに囚われている限り、ワクワクするようなユーザーエクスペリエンスを提供するサービスなんて、作れないんではないだろうか…。

なんて、ハードのせいにしてしまいがちだが、ふと使ってみた「モバイルGoogleマップ」iアプリの使いやすさ、楽しさを見る限り、まだまだ工夫の余地はあるんだろーなー。

結局、Apple、Googleはすごいという結論になってしまった…。
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by aratafuji | 2007-09-27 13:58 | レポート

はてなショック

以下のエントリーを読んだ。
はてな伊藤直也さんのセミナーに行ってきた

以前、Livedoor+はてなCTOのセミナーに出席させて頂いた事があったが、色々と参考になった覚えがある。行きたかったなー。

このエントリーを読んで、一点引っかかったのが、以下の記述だ。

1年後、5年後のはてなについて。
→あまり考えてない。考えても仕方がないから。

実際に会場にいたわけではないので、どういうニュアンスの発言なのか、良く分からないが、この文章だけ読む限り、かなり引いた。

考えても仕方がないから。

仕方がない?
なぜ考えても仕方がないのだろうか。

Webは移り変わりが速いから、考えても仕方がない?
なんで社長はシリコンバレーで頑張ってるんだ?

自分はエンジニアであり、ミーハーなので、はてなには憧れのようなものを感じていた。
日本発の世界に通用するようなWebサービスを始められる可能性のある会社だと思ってた。

なので、かなーりショック。
この会社にはvisionがないのか?
自分達が次世代のWebを作っていくぐらいの心意気がないのか?

クールなのも良いが、ホットな馬鹿の方がカッコいいと思う今日この頃である。

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以下、追記

後からこんなエントリーも読んだ。
WD Live! 株式会社はてなと考えるにっぽんのWeb2.0
# はてなの海外展開は世界で通用するサービスを生み出す
# 単純に日本のサービスのreplaceではない。独自のものを作る
# 現在、並行して3,4つを開発中
# はやければ5/1にリリース予定。でも難しそう。。


さすがはてな。俺の思いを汲んでくれてたか。

はてな最高!
はてな最高!
はてな最高!

さ て と、酔いも醒めたし、寝るとするか。
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by aratafuji | 2007-04-22 22:27 | レポート

明暗

以下の記事を読んだ。
ドリコムが最終赤字転落 「モバゲー」好調のDeNAは上方修正

くっきりと明暗が分かれた形だ。

上場のタイミングのせいで、web2.0の代表的な企業というイメージが付いたドリコムだが、一度一緒に仕事をした時の感想としては、いわゆるweb2.0的な軽さは感じられず、固くまじめそうな人達だなーというものだった。
※エンジニアの服装がスーツ、用意された紙のドキュメントがかなりしっかり作ってあったという事だけでそういう印象を抱いただけだが…。

今のドリコムに必要なものは、良い意味での軽さ、いい加減さなのではないだろうか。
社長のblogもバリ硬だし…。

一方のDeNA。
自分は「モバゲー」というサービスが嫌いで嫌いで仕方が無い。
何故かというと、人間の人生における貴重な貴重な時間を浪費させる事が目的の"暇つぶし"サービスだからだ。
悔しい事に、早く飽きられろーと願えば願うほど成長していく…。

もう一つ悔しい事に、ここの社長のblogを読むと、好感を抱いてしまう。
DeNAは、社長と社員はこんなフレンドリーな会社ですよ!作戦と分かっていても、和んでしまう。
クワバタオハラの片方に似てるくせに、素晴らしい女性に見えてしまう。
悔しい限りだ。

DeNAが有意義なサービスさえ作ってくれれば、こんな葛藤をしないでも済むのに…。
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by aratafuji | 2007-04-15 23:40 | レポート

新しい消費行動モデルAISASは間違っている?

以下のエントリーを読んだ。

インターネット : サイバーコミュニケーションズ媒体説明会
開会のご挨拶
   代表執行役社長 最高経営責任者 兼 最高執行責任者 長澤 秀行氏

今年もよろしくお願いします。

・昨今のインターネット状況について
 →新しい消費行動モデルAISASは、間違っていると思う。
 →クロスメディアで「続きはネットで」といっても、
  7割は(調査によっては6割)行動を起こしていない。
 →つまり、AISASの検索が連動していないことが指摘できる。
 →マスメディアとネットは連動・補完しないと、効果は出ない。
 →ポータルや動画などを効果的に利用する必要がある。
  ※ネットでしかリーチできない層がポイント
 →購買前の行動にブログやSNSが利用される。
 →AIASAの「AI」と「SAS」を分けて考える時代だろう

上記はCCIのTOPの発言との事だが、これを読む限り全く同意できない。

AISASというものが正しいか、間違っているか、そんな言葉自体必要か、不必要かはひとまず置いておくとして、「続きはネットで」なんて言われても、InterestどころかAttentionすら喚起されないだけではないのだろうか。

自分でも、テレビCMで見た物が気になったら、ネットで検索する事もある。
けれども、「続きはネットで」なんて言われても、"Life Card"以外は全く気にならない。

以下、一般ユーザーの声
http://kotonoha.cc/no/15900
http://kotonoha.cc/no/53413
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by aratafuji | 2007-02-01 10:32 | レポート

持ってる本

自分が持ってる、コンピュータ関連の書籍を羅列してみた。

どの程度を自分の知識にする事が出来てるんだろう…。

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力
佐々木 俊尚 / / 宝島社





はじめて読むXML―標準データ記述言語入門
日本ユニテックWeb技術研究グループ / / アスキー





Perl for Expert―応用Perl
中山 敬広 / / 秀和システム





失敗のないシステム開発入門―良いシステムは良い設計から
加藤 貞行 / / 日経BP社





早わかり 図解&実例 よくわかる!ソーシャル・ネットワーキング
山崎 秀夫 / / ソフトバンククリエイティブ





オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座
長瀬 嘉秀 / / 翔泳社





Javaのからくり―オブジェクト指向入門
植田 龍男 / / IDGコミュニケーションズ





新ANSI C言語辞典
平林 雅英 / / 技術評論社





C言語によるプログラミング 基礎編
内田 智史 / / オーム社





実践!プロジェクト管理入門 増補改訂版
梅田 弘之 / / 翔泳社





プロフェショナルシェルプログラミング
砂原 秀樹 / / アスキー





入門 Ajax
高橋 登史朗 / / ソフトバンククリエイティブ





まるごとPHP!〈Vol.1〉
山田 祥寛 / / インプレス





Dreamweaver 8 Web標準デザイン詳解ガイド —Dreamweaver8によるCSSレイアウト+アクセシビリティ実装テクニック
アンカーテクノロジー / / 毎日コミュニケーションズ





実録 SEの履歴書
/ 技術評論社





我らクレイジー☆エンジニア主義
/ 講談社





アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
ピーター モービル / / オライリージャパン





PHP辞典
西沢 直木 / / 翔泳社





C言語によるプログラミング 基礎編
内田 智史 / / オーム社





UNIXという考え方―その設計思想と哲学
Mike Gancarz / / オーム社





87のキーワードから学ぶOracleデータベース
山田 精一 / / 翔泳社





ベンダー、システムインテグレータ&顧客企業のための図解でわかるソフトウェア開発の実践
Mint / / 日本実業出版社





Linux&UNIX Shellプログラミング―Bourneシェル徹底攻略
デイビッド タンズリー / / ピアソンエデュケーション





プロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則
/ MdN





JavaScriptビジュアル・リファレンス
シーズ / / エムディエヌコーポレーション





PEAR入門 PHP標準ライブラリを極める!
山田 祥寛 / / 翔泳社





Smarty入門~PHP5+テンプレート・エンジンでつくるMVCアプリケーション~
山田 祥寛 / / 翔泳社





グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
佐々木 俊尚 / / 文藝春秋





Red Hat Linux7で作るネットワークサーバ構築ガイド7.3対応
サーバ構築研究会 / / 秀和システム





検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう
渡辺 隆広 / / 翔泳社





ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル / / 日経BP社





オープンソース徹底活用 osCommerceによるオンラインショップ構築テクニック
田村 敏彦 / / 秀和システム





最新WebサービスAPIエクスプロ-ラ ~Amazon、はてな、Google、Yahoo! 4大Webサービス完全攻略
/ 技術評論社





すぐわかるPerl
深沢 千尋 / / 技術評論社





CGI&Perlポケットリファレンス
藤田 郁 / / 技術評論社





詳解RSS~RSSを利用したサービスの理論と実践
水野 貴明 / / ディー・アート





RSSマーケティング・ガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス
塚田耕司 / / インプレス





デスマーチ―なぜソフトウエア・プロジェクトは混乱するのか
Edward Yourdon / / シイエム・シイ





シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土
梅田 望夫 / / 筑摩書房





グーグル・アマゾン化する社会
森 健 / / 光文社





ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック
鈴木 将司 / / 翔泳社





Ajax実践テクニック
高橋 登史朗 / / 秀和システム





JavaScriptハッカーズ・プログラミング—Ajax・ブックマークレット・セキュリティ・アクセシビリティ・SEO—Webエキスパートが知っておきたい基本から応用まで
佐久嶋 ひろみ / / メディアテック出版





マスタリングTCP/IP 入門編
竹下 隆史 / / オーム社





図解でわかるLinux環境設定のすべて
西村 めぐみ / / 日本実業出版社





Linux教科書 LPICレベル1 第2版
中島 能和 / / 翔泳社





Google Hacks 第2版―プロが使うテクニック&ツール100選
Tara Calishain / / オライリージャパン





Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 / / オライリー・ジャパン





Effective Perl
ジョセフ・N. ホール / / アスキー





新Perlの国へようこそ―Perl5対応版
斎藤 靖 / / サイエンス社





Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
益子 貴寛 / / 秀和システム





PHPによるデザインパターン入門
下岡 秀幸 / / 秀和システム





Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して
スティーブ マコネル / / 日経BPソフトプレス





ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫 / 筑摩書房





体系的に学ぶ検索エンジンのしくみ
神崎 洋治 西井 美鷹 / 日経BPソフトプレス





検索エンジン戦争
ジェフ・ルート 佐々木 俊尚 / アスペクト



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by aratafuji | 2007-01-31 22:57 | レポート