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カテゴリ:レポート( 35 )

『基礎から学ぶチーム開発の成功法則』を読んで

著者の渡辺龍司さん経由で献本してもらい、『基礎から学ぶチーム開発の成功法則』を読んでみた。
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結論から言うと、この本は自分的に大ヒットだった。以下に当てはまる人達にもぜひ読んでほしい。
・エンジニア出身ではないプロマネやディレクター
・プロマネに話が通じなくて困ってるエンジニア
・これからチーム開発を始める新人エンジニア
・私と一緒にアジャイル開発導入を進めてみて何かしっくり来なかった人全て

"はじめに"の中で、以下のような記述がある。
本書の内容は、「スクラムを使おう!」「アジャイルは素晴らしいので即導入だ!」といった趣旨ではありません。スクラムマスターやアジャイル開発で実績を積んでいる読者が対象ではなく、スクラムを導入してみたけどうまくいかなくて、チーム開発手法にはアレルギー的な反応を示すなど、チーム開発導入の前段階で躓いているチームメンバーに対して、まずは基礎部分をしっかり固めましょう!と考えて、本書を執筆しています。
私自身、「スクラムを使おう!」「アジャイルは素晴らしいので即導入だ!」的なスタンスで何度も導入にチャレンジしてきており、その中ではうまくいったケースもあれば、うまくいかなかったケースも多々ある。
うまくいかなかった時のふりかえりでは、以下のProblemがよく上がっていた。
・アジャイル開発のマインド、スクラムの知識不足

そのProblemに対して、以下のようなTryを実施していた。
・最初にアジャイル開発の歴史やマインド、プラクティスに関する勉強会の実施
・実際にアジャイル開発を体験できるようなワークショップの開催

このようなアプローチは、チーム開発経験豊富かつアジャイル開発未経験なエンジニアには正しいアプローチだったと考えている。しかしながら、チーム開発の経験が浅いエンジニアや非エンジニアに対しては必ずしも正しいアプローチでは無かったのかもしれない。この本を読んで、その事に気づいた。

私自身、(試)守破離という考えを好んでおり、まずはスクラムのプラクティスを自分なりに試し、その後に厳密な"守"のフェーズを経れば、自ずとアジャイル開発に対する理解が深まると考えていた。私自身、そのようなステップで理解を深めてきたからだ。
けれどもそれでうまくいっていたのは、事前にうまくいかなかったチーム開発の経験があったからこそだろう。チーム開発の経験が浅いエンジニアは、そもそも今取り組もうとしているアジャイル開発手法との比較対象が無いので、何が利点なのかなどがしっくりきていなかったのではないだろうか。

チーム開発の経験が浅いエンジニアや非エンジニアにはまずこの本を読んでもらい、いきなりアジャイル開発を導入するのではなく、まずはこの本に書いてあるような基礎的なチーム開発から始め、ある程度経験を積んだ後に必要があればアジャイル開発の本格導入に進んでいくべきだった。小規模のプロジェクトであれば、この本に書いてある内容だけで十分かもしれない。

そんな事を考えながらFacebookで色々とつぶやいていたら、営業職の同僚や、昨年まで出向していたベトナム開発拠点のマネージャー等複数の人が興味持って買ってくれたようだ。まさに嬉しい限りであり、今後の社内の変化が楽しみでもある。

それらつぶやきを以下に転載してみる。
今振り返ってみても、大変学びの多い本だった。
このような機会を頂いた、著者の渡辺龍司さん、編集の丸山弘詩さんには大変感謝している。


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by aratafuji | 2017-01-10 19:27 | レポート

IEのバグ?

以下の記事を読んだ。

Internet Explorerでページが真っ白になるバグ

パッと見した時点で、
title要素でマルチバイト使う前にchasetを指定しなきゃダメに決まってるじゃんか!
それをバグと言われたらIEかわいそう!
と思ったのだがちょっとだけ調べてみた。

まずはW3C勧告文書のHTML 4.01仕様書(日本語訳)を確認。

以下が該当部分かと思われる。
5.2.2 文字符号化方法の指定
以上を要約すると、本仕様に適合するユーザエージェントは、文書の文字符号化方法を決定する場合に次の 優先順位を守らねばならないということである。優先順位の高いものから低いもの順に以下の通り。

1. HTTPヘッダのContent-Typeフィールドの、charsetパラメータ。
2. META要素で、http-equiv属性値がContent-Typeかつvalue属性の値にcharset情報があるもの。
3. 外部リソースを指している要素に設定されているcharset属性値。

という事で試してみた。

環境は以下の通り。
ブラウザ:IE7
テスト用HTML
<html>
<head>
<title>Internet Explorerでページが真っ白になるバグ - IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~</title>
</head>
<body>
test
</body>
</html>

※charsetはUTF8

最初にHTTPヘッダのContent-Typeフィールド未出力でアクセス。
確かに何も出力されない(ページが真っ白)。

次に、.htaccessに以下を追記。
AddType "text/html; charset=utf-8" .html

IEを再起動してアクセスしてみると、ページタイトルもコンテンツも正常に表示された。

IDEA*IDEAの人の環境(IEのバージョン、HTTPのレスポンスヘッダ、外部リソース内のcharset)が書いていないので何とも言えないが、自分が確認する限り、(今回の点に関しては)IE7はW3C勧告に準拠してると思う。

これについてちゃんと書いてる人がいた。
charsetに関する注意書き
というわけで、「HTML文書公開者に、META要素でcharsetを指定するように啓蒙する」のは正しくありません。HTTPサーバ管理者に、HTTPヘッダにcharsetを付けるように啓蒙しなければいけません。

気を付けます…。
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by aratafuji | 2009-04-02 12:39 | レポート

CakePHPでのサービス開発

今日からCakePHP(1.2)を使って、新しいサービスを作り始めてみた。

今日やった事のメモ。

Net_UserAgent_MobileをcakePHP1.2RC2で使う
[cakePHP1.2]モバイルサイトとPCの切り分け その2
CakePHP 1.2で携帯用ビューを表示する
CakePHP 携帯専用サイトを作成する
上記の記事を参考にして、以下のコンポーネントを作成。
app/controllers/components/mobile.php

App::import('Vendor', 'pear_ini');
App::import('Vendor', 'Net/UserAgent/Mobile',
array('file' => 'Net' . DS . 'UserAgent' . DS . 'Mobile.php'));

class MobileComponent extends Object {
function startup(&$controller) {
$this->controller = $controller;
$mobile = &Net_UserAgent_Mobile::factory();
// 非モバイル
if ($mobile->isNonMobile()) {
// PCからモバイル用のURLにアクセスがあった場合は、PCのURLにリダイレクト
if(preg_match("/^m\//", $this->controller->params['url']['url'])){
$url = '/'.preg_replace("/^m\//", "", $this->controller->params['url']['url']);
$this->controller->redirect($url);
}
// モバイル
}else{
// モバイルからPC用のURLにアクセスがあった場合は、モバイルのURLにリダイレクト
if(!preg_match("/^m\//", $this->controller->params['url']['url'])){
$url = '/m/'.$this->controller->params['url']['url'];
$this->controller->redirect($url);
}
// Docomoでguid=ONが付いていなかったら付ける
if ($mobile->isDoCoMo()) {
if(!isset($this->controller->params['url']['guid']) or
$this->controller->params['url']['guid'] != 'ON'){
$url = '/'.$this->controller->params['url']['url'].'?guid=ON';
$this->controller->redirect($url);
}
// 全てのリンクに、guid=ONを付ける処理
output_add_rewrite_var('guid', 'ON');
}
// UID取得
$this->controller->uid = $mobile->getUID();
// SoftBankは下15桁を使う
if ($mobile->isSoftBank()) {
$this->controller->uid = substr($this->controller->uid, 1, 15);
}
}
}
}
?>

このコンポーネントを、app/app_controller.phpで読み込むようにした。
app/app_controller.php
class AppController extends Controller {
// 共通コンポーネント
var $components = array('Mobile');

// 共通ヘルパー
var $helpers = array('Html', 'Xml');

// UID
var $uid;

function beforeFilter() {
}
function beforeRender() {
if (isset($this->params['prefix']) or isset($this->uid)){
// モバイル用レイアウト設定
$this->layout = 'mobile';
// モバイル用ヘルパー設定
array_push($this->helpers, 'Mobile');
}else{
// PC用レイアウト設定
$this->layout = 'pc';
}
}
}
?>

prefixの設定は、以下の通り。
app/config/routes.php
    Router::connect('/m/', array('controller' => 'pages', 
'action' => 'index', 'prefix' => 'mobile'));
Router::connect('/m/:controller', array('prefix' => 'mobile'));
Router::connect('/m/:controller/:action', array('prefix' => 'mobile'));
Router::connect('/', array('controller' => 'pages', 'action' => 'index'));

※本来は下2行だけで良いはずなのだが、それだとモバイルのTOP(/m/)にアクセスすると、うまく動かなかったため、暫定的に上2行も記述。こちらは引き続き調査する。

後は、各コントローラーにPC用のアクション(index)とモバイル用のアクション(mobile_index)を実装し、各ビューも、PC用のビュー(index.ctp)とモバイル用のビュー(mobile_index.ctp)を作成。

ここまでで、PC、モバイルのアクション、ビューの切り分け、モバイルの場合はUID取得まで出来るようになった。

一番はまったのは、エラー(404とか)用ビューの切り分け。
上記prefixの設定で、PCでの404はapp/views/errors/error404.ctp、モバイルでの404はapp/views/errors/mobile_error404.ctpが呼び出される事を期待したが、うまくいかず…。
携帯サイトの404ページの作成方法
こちらを参考にしてみても、
$this->viewVars['code']
には何もセットされない…。
[php][CakePHP]viewVarsって使っていいの?
これとか見ると、そもそもviewVarsは参照しちゃダメっぽかったので、結局はエラー用のビューを以下のようにして、PCとモバイルを切り分けた。
app/views/errors/error404.ctp

if(isset($this->params['prefix'])){
echo $this->renderElement("mobile_header");
}else{
echo $this->renderElement("header");
}
?>
ページが見つかりません
if(isset($this->params['prefix'])){
echo $this->renderElement("mobile_footer");
}else{
echo $this->renderElement("footer");
}
?>


今までCakePHPはチュートリアル見てサンプル程度しか書いた事無かったけど、いざ使い始めてみるとかなり楽しい!

明日からも没頭して、今週中にサービスを立ち上げたいと思う。
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by aratafuji | 2008-12-09 02:38 | レポート

今後のblogサービスの方向性を考えてみた

今後のblogサービスの方向性を考えてみた。

blogサービスという大きな括りで考えると、なぜか実現したところで自分では使わないだろうなと思うような機能しか浮かばない。

ここは一旦思考をクリアにし、技術的な実現可能性や、ビジネスモデルなどを全く無視して、どんな体験が得られれば自分はワクワクするだろうかという観点で考えてみた。
先日、とりあえずホットスポットおぼえがきで知った、紫陽花カフェへ、PCを持って出かけた。
店に着き、テラスに腰掛、ギネスビールを飲みながらPCを起動し、利用可能な無線LANアクセスポイントを調べたところ、なぜか見当たらない!あっれー、なんでー?
店員さんに聞いたところ、無線LANのサービスを止めたとの事!!!
ちょーショックー。おしゃれカフェのテラスでビール飲みながらネットサーフィンするのが夢だったのに…。
気を取り直し、"さつまいものハニーマスタード"と"ピリ辛エビマヨ"をオーダー。
うめー、ちょーうめー。
無線LANが使えなかったのは残念だったけど、ビールもうまいし、飯もうまいし、大満足。
こちらが、紫陽花咲く庭の写真です!
[紫陽花の写真]
ひとしきり店内にいる犬と戯れた後、紫陽花カフェを後にし、第2候補だったcafe Cherirに移動。
こちらの店は、電波良好!
コーヒーを味わいながら、思う存分新サービスの開発に没頭する事が出来ましたー。

例えばこんなクソエントリーがあったとする。
※こちらの内容はノンフィクションです

私がこのクソエントリーをPOSTした瞬間に、未来のblogシステムが起動する。

●POSTしたクソエントリーを、早速自分で確認してみると、[紫陽花の写真]の下に、"他の画像を見る"リンクが表示される。リンクをクリックすると、他のユーザーが撮影した紫陽花カフェの写真や明月院の紫陽花の写真が、一通りスライドで見ることが出来た。
●今週末に三宿付近のカフェでネットサーフィンを楽しもうと思っていたAさんにメールが届く。メールには、"紫陽花カフェの無線LANサービスは終了。cafe Cherirの電波は良好。by aratafuji"と書いてあった。
●今週末に三宿付近のおしゃれカフェに行こうとしてたBさんにメールが届く。メールには、"紫陽花カフェの紫陽花は今が満開!ハニーマスタードとピリ辛エビマヨがお勧めですよ。by aratafuji"と書いてあった。
●週明けに私が自分のblogにアクセスしてみると、Aさん、Bさんから感謝のコメントが届いていた。
●週明けに私が登録しているアフィリエイトサービスにアクセスしてみると、紫陽花カフェとcafe Cherirからのアフィリエイト報酬が振り込まれていた。

ここまで連動しておいて、blogの投稿インターフェースが現状のままってのもなんだが、こんな感じでユーザー通しが繋がれたり、システム連携する事が出来たらきっと面白い。ワクワクする。

技術的な実現可能性を無視して考えてはみたものの、個々の機能を実現する事はそれほど難しい事ではないのかもしれない。

■写真のリンク表示に関しては、現状のタギングでも実現出来るだろうし、今後セマンティックWebが実現していけば、img自体が意味を持つようになる。それとは別に、画像検索テクノロジーを組み込む事で、ますます精度は高まるであろう。

■AさんやBさんへの通知に関しても、オンラインカレンダーと連動すれば、実現できる。

■アフィリエイトに関しても、お財布ケータイが進化して、決済情報(カフェでの支払い情報)とライフログ(この場合は、私のblogを閲覧したという履歴)を連携させる事が出来れば実現は可能であろう。

何だか楽しくなってきた。

"今後のblogの方向性を検討する"なんてお題で、自分は使うかどうか分からないけど、何となく使われそうな機能をダラダラ考えていても、決してイノベーションは生まれない。

もっとシンプルに、"こんな体験が出来るならば、自分なら絶対使う!"っていうような熱い思いをベースに、サービスを考えていきたいと思う。
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by aratafuji | 2008-05-28 01:03 | レポート

出会い系サービスを考えてみた

出会い系サービスを考える機会があったので、必要だと思う要素を自分なりに考えてみた。

結論としては、以下の8点が重要なのではないだろうか。

1.マッチングの精度
2.アクションを起こすと、期待以上のレスポンスが得られる事
3.ノイズ(出会いたくない人)を混ぜない
4.参加する事への疚しさを排除
5.遊びの要素も必要
6.リアルタイム性が重要
7.インターフェースはシンプルに
8.目的毎に分ける

1.マッチングの精度
一番重要な事は、マッチングの精度であろう。
詳細なプロフィールを登録してもらい、ただ単に検索出来るようにしたところでうまくいくとも思えない。
レコメンドのアルゴリズム(協調フィルタリング、ベイジアンネットワークとか)や、行動ターゲティングの仕組みとかを組み合わせて、マッチングの精度を高める事が重要であろう。

2.アクションを起こすと、期待以上のレスポンスが得られる事
アクション(プロフィール掲載、メッセージ送信など)を起こしても、何もレスポンスが得られなければ、ユーザーはアクションを起こしてくれなくなる。
あるユーザーのアクションは、別のユーザーのレスポンスにつながるわけだから、その辺りを活性化させる仕組みが必要であろう。

3.ノイズ(出会いたくない人)を混ぜない
クラブでナンパして、"私、音聞きに来てるから~"って言われると凹む。
その場合、音聞きに来てるギャルにとっては、ナンパ男はノイズであるとともに、ナンパ目的の者にとっては、音聞きギャルはノイズなのだ。
※単なる断る口実の可能性も否定できないが…。

4.参加する事への疚しさを排除
かなり前に、電波少年企画のチューヤンプロデュース、"後楽しいガーデン"というイベントに参加した事がある。
完全な出会い系イベントであったが、大盛況だった。
私も、一緒に行った友人達も、そのイベントに参加した事に対して全く疚しさは無い。
※当時の彼女には秘密にしていたが…

ネタ的な楽しさや面白さ、参加する事のロイヤリティを高める等で、疚しさを排除する事も出来るのではないだろうか。

5.遊びの要素も必要
こちらも"後楽しいガーデン"での経験だが、後楽園遊園地内の至る所で数々のイベントが行なわれており、見知らぬ男女が楽しく遊べる工夫がされていたからこそ、かなり面白いイベントになったのであろう。
ただ単に出会いたい者同士を同じ空間に押し込めても、参加者に苦痛を与えるだけだ。

6.リアルタイム性が重要
人間の気分などすぐ変わる。
出会いたい!と思っても、"書類を郵送してください"、"プロフィールの承認に1日かかります"とかでは、テンション下がりまくりであろう。
セキュリティが重要な事は言うまでも無いが、リアルタイムでもセキュリティを保てるような仕組みを考える必要がある。
機能としては、マッチした相手とすぐにIMが出来るとかが望ましい。

7.インターフェースはシンプルに
セカンドライフで、見知らぬ外人の女性と話したことがあるが、セカンドライフの複雑なインターフェースにアップアップしていたため、気軽に会話を楽しむ事が出来なかった覚えがある。
一方、以前あったAIM(AOLのIM)の検索機能を使って、見知らぬ外人の女性と会話した時は、かなり楽しく話しこめた覚えがある。
コミュニケーションを求めている者にとっては、仮想空間など不要なのである。

8.目的毎に分ける
同僚に、どんな出会い系サービスが良いですかね?と聞いたら、"すぐに会えりゃいんじゃね?"と言われた。
上記2と同様だが、じっくり恋愛相手を探したいユーザーにとって、この同僚はノイズ以外の何者でもない。
じっくり恋愛相手を探したいユーザーと、この同僚をマッチさせない仕組みが重要であろう。


まあ、ウダウダ考えてはみたものの、どれも当たり前の事か。
個人的には"後楽しいガーデン"のような体験をWebサービス(+ リアル)で実現してみたい。

彼女のいる自分にとっては不要なサービスだけど…。
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by aratafuji | 2008-04-19 17:27 | レポート

「春のMySQL祭り2008」に行ってきた

先日、MySQLのセミナー(春のMySQL祭り2008)に行ってきた。

全体的に、Sunの宣伝のような内容で、ぜひMySQL Enterprise Server(有償)の契約をして下さいというような感じ。
この辺りは、かなりOracle化してきた印象を受ける。

カイ・アーノさんという、MySQLのコミュニティ担当の方のお話しは、MySQLがとてもコミュニティを大切にしているという雰囲気が伝わってきて、好感が持てた。

MySQL社は、ほぼ全ての社員をコミュニティから採用しているそうだ。
社員全員MySQL大好きマニアなわけだから、そりゃうまく回るだろう。

うちの会社も思い切ってオープンソースにし、コミュニティを形成してみたらどうだろうか。
だめか…。


特別ゲストで日本MySQLユーザ会の人もプレゼンをしていた。
Sunへの要望をほのぼのと聴衆に訴えていたのだが、こちらに言われてもどうしようもない。

Sunの社長、MySQLの社長等と同じ場でほのぼの話せば話すほど場違い感が増し、少しかわいそうに感じた。


そんな感じのセミナーだった。
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by aratafuji | 2008-04-11 18:34 | レポート

友人関係をXFNで表現するだけのサービスを作った

自分の友人関係をXFN(XHTML Friends Network)で表現するだけのサービスを作ってみた。

My Friends Network


[概要]
Join!で、適当なアカウント、適当なパスワード、自分自身を表すURL(twitterとか)を入力すると、ユーザーページ(http://testtu.be/mfn/user/[アカウント])が生成される。
aratafujiのページ

・友達を登録すると、登録時に設定したXFN形式でリンクが生成される。

・ユーザー、友達とも、Fooo.name!!から関連URLを取得できれば、合わせて表示する。
※Fooo.name!!に関しては、開発者blogを参照


ただそれだけ…。
Social Graph APIに取り込んでもらえれば、ハブ的な意味も少しは有るような、無いような。


なお、久々にPerlを使ったら楽しかったので、YAPCに申し込んでみた。
今のPerlのトレンドと自分のスキルとの間にどのくらいの開きがあるのか、確かめてみたいと思う。
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by aratafuji | 2008-03-29 00:16 | レポート

「Web 標準セミナー」にて考えたデザイン不要論

本日、アップルジャパン主催の「Web 標準セミナー」に行ってきた。
概要は以下の通り。

━━━━━━━━セミナー概要━━━━━━━━
第一部(13:30-16:30)
講 師:益子貴寛(株式会社サイバーガーデン 代表取締役)
Website: http://www.cybergarden.net/
1. Web標準とは何か
2. Web標準とXHTML+CSS
3. Web標準とブラウザ
4. Web標準と制作ワークフロー
5. Web標準のメリット -ケーススタディ-
・クロスブラウザ表示の実現
・アクセシビリティの向上
・SEO効果の向上
6. Webサイトの品質保証とソースコードの検証
7. ソースコード検証ツールの紹介
8. ブラウザやツールを品質保証に活かす方法
9. 質疑応答

第二部(16:45-17:30)
講 師:アップルジャパン株式会社ワールドワイドデベロッパリレーションズ 永松正人
1. Safari概要
2. Safariと標準
3. Safariのデバッグツールの紹介
4. Apple Developer Connectionの紹介

感想を一言で言えば、"ミスマッチ"。

エンジニアの自分は、完全に対象受講者では無かった。
そしてデザイナー、コーダーの方々もまた対象受講者では無かったと思われる。

では誰向けのセミナーだったかというと、"Webマスター"もしくは"Webディレクター"と呼ばれる方々向けだったのではないだろうか。
デザイナー、コーダーの方々の苦労を理解出来ていない"Webマスター"もしくは"Webディレクター"と呼ばれる方々には、ぜひ聞いて頂きたい内容だった。

なお、第一部に関しては、(自分はミスマッチだったが)決して内容が悪かったわけではない。
自己紹介を聞いて知ったのだが、講師の益子貴寛さんという方は、自分も活用させて頂いているWeb標準の教科書の著者であり、知識、経験も豊富な方である印象を受けた。

第二部は、、、。ただの宣伝だったので、割愛。


第一部で印象に残った内容は、クロスブラウザー対応、各種デバイス対応に関してであった。

- 各種ブラウザ(IE,Firefox,safari,netscape)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう
- ブラウザの各種バージョン(IE5、5.5、6、7、…)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう
- 各種デバイス(screen、プリンター、プロジェクター、Wii、DS、iPod touch、…)毎に、cssファイルを分けて対応しましょう

一体、何種類のスタイルを準備しろと…。

Webデザインのセミナーに出ておいて何だが、
Webデザインってそんなに重要?
そんなにコストかける必要ある?
という疑問が浮かんできてしまった。

デザインにかける膨大なコストを、コンテンツにかけた方が有益ではないのか?

非常にしょぼく、見辛いけど、有益なコンテンツを含むサイトと、とってもおしゃれで、全く内容が無いサイトのどちらが必要かと考えれば、私は間違い無く前者を選ぶ。
私が普段Webを巡回している理由は、おしゃれなデザインを見たいからでは無く、有益な情報にアクセスしたいからに他ならない。

ここは思い切って、コンテンツプロバイダーはXHTMLのみ出力するというのはいかがであろうか。

ブラウザやデバイス側で、(現状よりましな)デフォルトcssを適応してくれればそれで良い。
RSSリーダー程度のデザインであれば、それで十分だ。

リテラシーが高い者は、自分専用のcssを適用させれば良い。

そもそもユーザビリティなんて、人それぞれだ。
万人向けのユーザビリティなんて試行錯誤する暇があったら、肝心のコンテンツに注力するべきであろう。
ユーザーは、自分がもっとも使い勝手の良いcssを全てのサイトのXHTMLに適応させれば、今よりももっとユーザービリティが向上するのではないだろうか。

時代に逆行している気もしないではないが、Webがそんな方向に進んでも良いのではないかと思った。

決して、クロスブラウザー対応、各種デバイス対応が面倒だからこんな事を考えたわけではないと、自分で自分を信じたい…。
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by aratafuji | 2008-03-18 20:57 | レポート

自分の進むべき道

昨日のエントリーに対して、champlasonicさんがコメントしてくれた事に対する自分のコメント。
コメントありがとうございます!
<中略>
このまま行くと、1⇒7⇒8⇒9のような流れの、(悪い意味で)普通で、ありがちな、つまらなく、救いようが無い、ダメ企業になってしまいそうな事を危惧しています。

この宴明けの二日酔い状態で書いたコメントを改めて読み直して、やや反省。
自分のような立場の者が、上場企業の行く末を危惧したところで、何も変わらない。
これぞ正しく新橋の赤提灯の店で愚痴るサラリーマン。

昨年ミスった冠婚葬祭で不要になった品々の売却を試み、元手の1/20程度にしかならないという現実を思い知らされた頭で、改めて自分の進むべき道を考えてみた。

■1.会社のビジョンなんて身分不相応な事など考えず、与えられた業務を淡々とこなす傍ら、(勤務時間外で)副業に精を出す
[メリット]
- 小遣い程度の副収入ならば容易
- 副業がうまくいっちゃったら、明るい未来が待っている
[デメリット]
- 倫理的葛藤
- 業務規則違反における、解雇のリスク
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感を得られない
- 睡眠時間、趣味に費やす時間を削減する必要有り

■2.会社のビジョンなんて身分不相応な事など考えず、与えられた業務を淡々とこなす傍ら、趣味に没頭
[メリット]
- ストレスフリー
- 健康的な毎日
[デメリット]
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感を得られない
(定時、週末を心待ちにするだけの日常)
- お先真っ暗

■3.会社のビジョンなんて身分不相応な事にも関わらず声を上げ、行動で示す
[メリット]
- (自己満足による)充実した毎日
- 「熱いね~」、という褒め言葉なのか馬鹿にされているのかが良く分からないような言葉を頂ける
- うまくいけば、愛する企業の業績が好転する可能性も有る(と考えたい…)
[デメリット]
- 多大な労力を伴う
- ただの勘違い野郎になる可能性(大)
- 同僚に迷惑をかける可能性(有)

■4.見切りをつけ、ビジョンに共感できる新天地を求める
[メリット]
- 人生の1/3程度を占める労働時間において充実感が得られる
[デメリット]
- 採用されないリスク(志の高い企業は、その分敷居も高いであろう)
- 入ってみなけりゃ分からない

■5.見切りをつけ、ビジョンを自らが創造する
[メリット]
- 労働時間など関係無く充実した毎日
- ハイリターン
[デメリット]
- 全てにおいてハイリスク

■6.上記1~4全てを含んだハイブリット型(気分変動)
[メリット]
- 上記1~4のメリットの断片を得られる
[デメリット]
- 全てにおいて、中途半端

現状の自分は、モロ6番な中途半端野郎である。

考えてみて思ったが、そもそも"メリット"、"デメリット"という軸のみで自分の進むべき道を考える事自体がナンセンスなのであろう。

在籍する企業のビジョンを創造する部分に、全く関われない立場にいるという評価を真摯に受け止め、いい加減"決める"事をしなければ。
しかし、0x20歳、すなわち32歳あたりを過ぎても「自分が見つからない」人々は、無理矢理にでも自分を決めてしまった方がいい。「自分を決めた者」を、自分探しをしている人々が嗤うのは確かだが、嗤わせておけばいい。
探すな決めろ - 書評 - 自分探しが止まらない

なぜならば私も0x20歳。
弾の教えに従うまでである。

<追記>
ごちゃごちゃ言ってるけど、勇気がないだけじゃん
要は、勇気がないんでしょ?

この方(実際はその友人?)が仰っているように、確かに「だせぇ」と思うので、とりあえず環境を言い訳にするような妄想は止めました。
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by aratafuji | 2008-03-16 16:31 | レポート

ビジョン欲

現在の自分を取り巻く環境を妄想してみた。
1.企業のビジョンが不明

2.組織体制や雰囲気から、各自が企業の方向性を想像

3.想像した方向性において、各自で何が出来るかを模索

4.実行

5.想像が違っていたため、評価されず、うまく実行もできず…。

6.判定
ループがi回未満なら2へ
ループがi回以上なら7へ

7.やる気無くす、想像しても分からないから指示を待つ

今までは、企業のビジョンなんて大して重要に考えていなかった。
辛い状況になって、初めてビジョンの重要性を痛感した。

ビジョンがあれば、短期的な方向性もぶれないであろう。
ビジョンがあれば、短期的な方向性に疑問も生じないであろう。
ビジョンがあれば、意思決定もぶれないであろう。
ビジョンがあれば、意思決定も迅速であろう。
ビジョンがあれば、組織体制に疑問も生じないであろう。
ビジョンがあれば、組織体制が頻繁に変わる事も無いであろう。
ビジョンがあれば、本音と建て前の使い分けなど不要であろう。
ビジョンがあれば、各自が今何をすべきかが明確になるであろう。
ビジョンがあれば、評価も明確になるであろう。
ビジョンがあれば、他部署との意思疎通も容易になるであろう。
ビジョンがあれば、ミーティングの回数も減るであろう。
ビジョンがあれば、社員同士の一体感も生まれるであろう。
ビジョンがあれば、働いてて楽しいであろう。
ビジョンがあれば、幸せだろう。
ビジョンがあれば、ビジョンさえあれば…。

ビジョンは危険だ。
怪しい新興宗教と紙一重だ。

しかしながら、"Don't be evil."であれば、それでも良いのではないだろうか。
何が正義で何が邪悪か、それは誰が決めるのか?
そういう物事の理は百人の平均的な人に尋ねてみれば、だいたい一致するだろうとシュミットは語ります。

と梅田さんも書いていたことだし。

流行によってコロコロ変わるような、バズワード的なビジョンなんていらない。

心の底から信じられるようなビジョンが欲しい。
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by aratafuji | 2008-03-15 08:50 | レポート