"Social Graph"と"なめらかな社会"
以下のエントリーを読んだ。
設計研第7回:目次 - ised議事録 - ised@glocom
※まだ"講演:鈴木健 「なめらかな社会の距離設計」"までだけど
この講演内容は、かなり面白い!
そもそもどのようにしてこのエントリーにたどり着いたかというと、
1.livedoor ReaderでSocial Graphについてのフィードを読む
2.Social Graphって、以前考えていた"友達管理サービス"に近いなーと思う(後述)
3.Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへを読んで、噂のOpenSocialの友達情報APIでも採用されていた事に気付く
4.[翻訳] ソーシャルグラフについてを読み、ますます興味を持つ
5.はてブで検索して、先日登録したFooo.name!!も、ソーシャルグラフの影響を受けたサービスだと知る(ソーシャルグラフ共有サイトと言うかなんと言うか、Fooo.name!!というWebサービスを作った)
6.なめらかなメッセージング- ised議事録 - 2.設計研第7回:鈴木健を知る
いやー、ナイスリンク。ビバインターネット!
なお、以前考えていた"友達管理サービス"の概要とは、以下のようなものである。
---
[友達管理サービス]
■概要
- ユーザーが、自分の友達を管理し、更新状況を把握できるサービス
- SNS、blogなどの個人が管理するページを、1つ上のレイヤで横断的に管理
- ユーザーを表すIDには、URLを用いる
- mixiのマイページとか、前略プロフとか、各ユーザーのblogとか
- 友達構造には、XFN(http://gmpg.org/xfn/)を用いる
- このサービスで構築した友達構造を、検索、SBMのアルゴリズムに組み込む事を最終目標とする
■機能
- 個人情報登録機能
- URL(個人を一意に表す)
- メイン、サブなど、複数登録可
- 表示名
- 図式化する際に使用
- サムネイル
- 図式化する際に使用
- デフォルトは、メインURLのキャプチャ
- 友達追加機能
- 友達情報登録
- URL
- 表示名
- 関係
- 同僚、家族、友人など
- 自分にとってどの分野のカリスマか
- 友達更新情報確認
- 友達を一意に表すURLの更新情報表示
- 友達関係図式
- mixiGraph(http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/)みたいなイメージ
- Flash
- http://www.creativesynthesis.net/blog/projects/graph-gear/
■懸念
- ユーザーメリット
- 友達を登録するモチベーション
- 認証
- 個人のURLを確認する手段
---
[SBM2.0]
■概要
- カテゴリをまたいだSBMの一覧に、あまり価値は無いのではないか
- SBMの対象コンテンツは、カテゴリに分ける
- 可能であれば、自動振り分け
- レコメンド程度で十分?
- 全ユーザーのBMが、同じ重みを持つ事が不自然ではないか
- SBMの1ブックマークに、重みをつけることにより、有益なコンテンツを抽出
- 重みは、ユーザーのカテゴリ毎に算出
- 重みの要素は、以下を検討
- 専門性
- 自己申告
- ユーザー評価
- リンクポピュラリティの概念
- 人から信頼されている(カリスマ)ユーザーのBMに重みをつける
- ページランクに対抗して、カリスマランク
- ソーシャル指標
- 身近なユーザーのBMに重みをつける
- 身近を判断する要素として、友達管理サービスのデータを使用
■機能
- 一般的なSBMサービスと同様
- ソートにBMユーザーの重みを利用し、価値有る情報を抽出
- ソートに、閲覧ユーザーのソーシャル指標を用いるため、見るユーザー毎に
結果は異なる
- リアルでは身近なユーザーの影響を受ける事を、ネット上で実現
---
SBM2.0と書いているのは、上記講演内容に出てくるSTN(Social Trust Network):SNS型RSSリーダーにかなり近いのではないだろうか。
世の中の考えとずれてなくてよかったよかった。
気付くの遅いけど…。
まだ関連エントリーを読みきれていないけど、このSTN(Social Trust Network)で、1点だけ腑に落ちない点が…。
この鈴木さんという方は、「なめらか」の反対概念として、「フラット」と「ステップ」を挙げており、ステップとは内と外を離散的(デジタル)な関係に切り分けるものと定義している。
一方STNでは、「この人の情報選択センスは信頼がおける」という友人を登録するとある。
信頼する、しないというのは、めちゃ「ステップ」では無いのか?
また、1人の人格が全ての面で信頼出来るとは限らない。プログラムセンスのある友人が、ファッションセンスがあるとは限らないからだ。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、カテゴリ毎に重みをつけたらどうかと考えた。
さらに、友人=信頼できる情報をくれる人物とは限らない。無知でも貴重な友人は多い。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、関係というパラメータにカリスマを含めてみた。
うーん、シンプルじゃないなー、俺の考え。
とりあえず形にしてみなければ!
以下のようなバッシングが聞こえる気がする…。
[あとで消す] 梅田望夫さんの感動的なお言葉
--- 追記 ---
引き続き考察中です。
"なめらかな社会"に関する考察
設計研第7回:目次 - ised議事録 - ised@glocom
※まだ"講演:鈴木健 「なめらかな社会の距離設計」"までだけど
この講演内容は、かなり面白い!
そもそもどのようにしてこのエントリーにたどり着いたかというと、
1.livedoor ReaderでSocial Graphについてのフィードを読む
2.Social Graphって、以前考えていた"友達管理サービス"に近いなーと思う(後述)
3.Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへを読んで、噂のOpenSocialの友達情報APIでも採用されていた事に気付く
4.[翻訳] ソーシャルグラフについてを読み、ますます興味を持つ
5.はてブで検索して、先日登録したFooo.name!!も、ソーシャルグラフの影響を受けたサービスだと知る(ソーシャルグラフ共有サイトと言うかなんと言うか、Fooo.name!!というWebサービスを作った)
6.なめらかなメッセージング- ised議事録 - 2.設計研第7回:鈴木健を知る
いやー、ナイスリンク。ビバインターネット!
なお、以前考えていた"友達管理サービス"の概要とは、以下のようなものである。
---
[友達管理サービス]
■概要
- ユーザーが、自分の友達を管理し、更新状況を把握できるサービス
- SNS、blogなどの個人が管理するページを、1つ上のレイヤで横断的に管理
- ユーザーを表すIDには、URLを用いる
- mixiのマイページとか、前略プロフとか、各ユーザーのblogとか
- 友達構造には、XFN(http://gmpg.org/xfn/)を用いる
- このサービスで構築した友達構造を、検索、SBMのアルゴリズムに組み込む事を最終目標とする
■機能
- 個人情報登録機能
- URL(個人を一意に表す)
- メイン、サブなど、複数登録可
- 表示名
- 図式化する際に使用
- サムネイル
- 図式化する際に使用
- デフォルトは、メインURLのキャプチャ
- 友達追加機能
- 友達情報登録
- URL
- 表示名
- 関係
- 同僚、家族、友人など
- 自分にとってどの分野のカリスマか
- 友達更新情報確認
- 友達を一意に表すURLの更新情報表示
- 友達関係図式
- mixiGraph(http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/)みたいなイメージ
- Flash
- http://www.creativesynthesis.net/blog/projects/graph-gear/
■懸念
- ユーザーメリット
- 友達を登録するモチベーション
- 認証
- 個人のURLを確認する手段
---
[SBM2.0]
■概要
- カテゴリをまたいだSBMの一覧に、あまり価値は無いのではないか
- SBMの対象コンテンツは、カテゴリに分ける
- 可能であれば、自動振り分け
- レコメンド程度で十分?
- 全ユーザーのBMが、同じ重みを持つ事が不自然ではないか
- SBMの1ブックマークに、重みをつけることにより、有益なコンテンツを抽出
- 重みは、ユーザーのカテゴリ毎に算出
- 重みの要素は、以下を検討
- 専門性
- 自己申告
- ユーザー評価
- リンクポピュラリティの概念
- 人から信頼されている(カリスマ)ユーザーのBMに重みをつける
- ページランクに対抗して、カリスマランク
- ソーシャル指標
- 身近なユーザーのBMに重みをつける
- 身近を判断する要素として、友達管理サービスのデータを使用
■機能
- 一般的なSBMサービスと同様
- ソートにBMユーザーの重みを利用し、価値有る情報を抽出
- ソートに、閲覧ユーザーのソーシャル指標を用いるため、見るユーザー毎に
結果は異なる
- リアルでは身近なユーザーの影響を受ける事を、ネット上で実現
---
SBM2.0と書いているのは、上記講演内容に出てくるSTN(Social Trust Network):SNS型RSSリーダーにかなり近いのではないだろうか。
世の中の考えとずれてなくてよかったよかった。
気付くの遅いけど…。
まだ関連エントリーを読みきれていないけど、このSTN(Social Trust Network)で、1点だけ腑に落ちない点が…。
この鈴木さんという方は、「なめらか」の反対概念として、「フラット」と「ステップ」を挙げており、ステップとは内と外を離散的(デジタル)な関係に切り分けるものと定義している。
一方STNでは、「この人の情報選択センスは信頼がおける」という友人を登録するとある。
信頼する、しないというのは、めちゃ「ステップ」では無いのか?
また、1人の人格が全ての面で信頼出来るとは限らない。プログラムセンスのある友人が、ファッションセンスがあるとは限らないからだ。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、カテゴリ毎に重みをつけたらどうかと考えた。
さらに、友人=信頼できる情報をくれる人物とは限らない。無知でも貴重な友人は多い。
この点に関して、上述の自分のアイディアでは、関係というパラメータにカリスマを含めてみた。
うーん、シンプルじゃないなー、俺の考え。
とりあえず形にしてみなければ!
以下のようなバッシングが聞こえる気がする…。
[あとで消す] 梅田望夫さんの感動的なお言葉
--- 追記 ---
引き続き考察中です。
"なめらかな社会"に関する考察
by aratafuji
| 2007-11-20 16:24
| レポート