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self memo

C2B2Cサービスは、全てマッチングサービス

最近新しいサービス(ネット上でのC2B2Cサービス)を常々考えている。

当たり前の事かもしれないが、価値有るC2B2Cサービスは、全てマッチングサービスだ。

検索連動広告:広告クライアント to Googleとか to 検索者
動画配信:動画提供者 to youtubeとか to 暇人とか
(blog)検索:blog発信ユーザー to テクノラティとか to 検索者
EC(オークションなど):売りたいユーザー to ヤフオクとか to 買いたいユーザー
出会い系:出会いたいユーザー to フレンズとか to 出会いたいユーザー

上記の各サービス提供者(中央のB)は、単純に左のCと右のCをマッチングさせているだけに過ぎない。


何か新しいネットサービスを考えようとすると、表面上の楽しさ、華やかさに目を奪われたり、最初からビジネスモデルを考えすぎてしまったりする。

第2の脳内メーカーを作る事なんて、(ビジネス的に)何の意味も無いだろう。


先日同僚のプロデューサーから、新しいサービスが浮かんだ!と言われた。
彼曰く、
"企業にサンプル品を提供してもらい、会員登録したユーザーにサンプル品を発送するサービスってどう?絶対いけると思うんだけどなー。"

おお、確かにサンプル品を配ってユーザーの反応を確かめたい企業と、タダ(彼のイメージだと、発送料金はユーザー持ち)でサンプル品を使いたいユーザーとのナイスマッチングサービス!

って、もろサンプル百貨店じゃんか!

彼のひらめきがあと数年早かったら、大成功していたかもしれないけど…。


最初からシステムやプロモーション、コストなどをどうこう考えるのでは無く、未だマッチング出来ていないペアを探せば、きっとそこには有益なサービスがあるに違いない。

今後は毎日の生活の中で、自分がマッチングしたいのにマッチング出来ていないオブジェクトを探していこうと思う。名づけて"不便探しの旅"。

同時に自分も探さなくてはー。
by aratafuji | 2007-09-28 11:48 | レポート