self memo

楽天の分岐点

アンオフィシャルな楽天市場APIである"RakuAPI"というウェブサービスがあるらしい。

RakuAPI Version 0.9 - 楽天市場非公式ウェブサービス
楽天市場非公式ウェブサービス「RakuAPI」
RakuAPI

これに対して、楽天はどのような行動を取るだろうか。

1.何もしない
2.オフィシャルなAPIを公開する
3.HTMLの構成を変えたり、完全会員制にする等して、API経由でのアクセスを許可しない

外野の立場で考えれば、2の行動をとるべきだろう。

1の可能性が高い気もするが、その場合今後サイトの構成やデザインを変えた場合、意図しない非難を浴びる可能性もあり、動き辛くなってしまう。

3は論外だ。

楽天の優位性は、もはや集客能力だけではなかろうか。

良く言われている事だが、楽天にお金払って出店さえすれば安泰だなどという事は決して無い。
同じ目的のライバル達がひしめいている分、オープンな環境でECサイトを立ち上げるよりも逆に大変かもしれない。

商品を探している人の行動としても、まず楽天に行ってから商品を検索する人よりも、GoogleやYahoo!でブランド名や商品名を検索している人の方が圧倒的に多いだろう。

検索結果やリスティング広告に魅力的な楽天の商品がヒットした場合にユーザーはアクセスするだろうが、その商品が気に入らなかった場合は、ブラウザの戻るボタンを押して検索結果に戻るまでである。

もちろん、単独でECサイトを立ち上げるよりも、楽天に出店している方が検索結果の上位に表示されやすいという事はある。

てことは、楽天はSEO会社みたいなものか。

今一今後の楽天の方向性が分からなかったが、勝手APIが公開された事に対する出方を見る事によって、楽天の考え、方針が分かるかもしれない。

上で書いた1の"何もしない"は、決して現状維持ではなく、マイナスだ。
しつこいようだが、3は有り得ない。

この小さな出来事をきっかけに、楽天が思いっきりオープンなサービスに変身したとしたら、成功する可能性は十分にある。

Amazonとかも、楽天には今のままでいてくれと思ってるかも。
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by aratafuji | 2006-09-28 02:36 | レポート